マジキャット

三玉亞実

第6話 先手必勝は大事だよね(脚本)

マジキャット

三玉亞実

今すぐ読む

マジキャット
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇体育倉庫
ネコマタ「・・・ここよ」
  ???「ぎにゃああああ!!!!!」
猫陽ひまり「こ、これは・・・!!」
ペロー博士「うにゃあああああ!!! 許してぇええええ!!!!」
猫陽ひまり「猫ちゃんが、チャーシューみたいにグルグル巻きにされて吊るされてる!」
猫海あおい「何がどうなってるの、これ」
ペロー博士「歩いていたら急にここに入れられたんだ!」
ネコマタ「ふん!当然よ! 散々私達を襲った罰よ!」
ペロー博士「謝るからおろしてくれ〜!」
ネコマタ「ネコチャーシューになった方が世のためになるわよ!」
ペロー博士「そんにゃ〜〜!!」
猫森めぐみ「まぁまぁ、落ち着いて! 何か訳があるかもしれませんよ!」
ネコマタ「そんなわけにゃい!! 絶対にまた襲うつもりにゃんだわ!」
ペロー博士「もう引退したんだ! 何もしにゃいから!降ろしてくれ〜!!」
猫月ひかり「話を聞いてみたらどうだ。 何かあったら私が斬る」
ネコマタ「う〜ん・・・一応ほどいてやるわ」
  スルスル・・・
ペロー博士「ハーハー・・・死ぬかと思った・・・」
ネコマタ「で、何でここに来たの?」
ペロー博士「実は・・・」
ネコマタ「え?!あんた、『ニャンデス』の会員だったの?!」
ペロー博士「あぁ・・・」
猫陽ひまり「『ニャンデス』ってなんです?」
ネコマタ「私達が住んでいるニャンダフルワールドに秘密裏に活動している秘密結社よ」
猫海あおい「秘密結社?! なにそれ、すごくかっこいい!」
ネコマタ「全然かっこよくにゃいわよ! めちゃくちゃ危険な奴らで、王国内でも要注意組織として監視してきたんだから!」
猫陽ひまり「でも、それと猫ちゃんの校内散歩と関係あるの?」
ペロー博士「あぁ・・・奴らの目的は」
  バリーーーーン!!!!
猫陽ひまり「きゃあああああああ!!!!」
ネコマタ「にゃ、にゃに?!」
ペロー博士「き、きたぞ・・・」
シュニャイザー「・・・」
猫海あおい「こいつが・・・秘密結社の・・・」
シュニャイザー「どうやらお揃いのようだな。ちょうどいい」
ペロー博士「にゃっ!そ、それは・・・」
シュニャイザー「カードよ、私に力を」
マジキャット・ゲッコウ(ひかり)「ニャン技”猫猫(ニャンニャン)”!」
シュニャイザー「ぎにゃあああああああ!!!!!」

〇空
  ビューーーーーーン!!!!!
シュニャイザー「にゃんでえええええええええ?!?!」

〇体育倉庫
ネコマタ「・・・」
ペロー博士「・・・」
マジキャット・ゲッコウ(ひかり)「よし、一件落着だ」
猫陽ひまり「すごーーい!いきなり必殺技撃つなんて反射神経凄まじいね!」
マジキャット・ゲッコウ(ひかり)「あいつが敵意を見せてきたから襲う前に先手を打ったんだ」
ネコマタ「だからといって、いきなり雷系の技を使わなくても・・・」
マジキャット・ゲッコウ(ひかり)「これは雨の時にしか使えないからできる時にやらないと、いざっていう時に使えなかったら大変だからな」
ネコマタ「にゃ、にゃるほど・・・」
猫森めぐみ「さぁ!教室に戻りましょ! もうすぐ昼休み終わりますよ!」
猫陽ひまり「だね!」
猫月ひかり「そういえば、特訓していたからまだ飯食ってなかった。 誰か購買行く人いるか?」
猫陽ひまり「行くーーー!!!」
猫森めぐみ「私も!」
ペロー博士「・・・あいつらに常識は通じないな」
猫海あおい「うん」
ネコマタ「・・・それも才能かもね」

〇結婚式場のテラス
  ヒューーーーー
シュニャイザー「う、うぅ・・・」
シュニャイザー「ち、ちくしょう・・・」
シュニャイザー「な、なんで・・・こんな目に・・・」
シュニャイザー「まだ何もしてねぇじゃねぇか! ちきしょおおおおおおおおお!!!!」
シュニャイザー「こうなったら、大暴れして町をめちゃくちゃにしてやる!!!」
シュニャイザー「カードよ!力をくれ!!」
猫怪・ニャキニャキニャッチョメン「うごおおおおおおおおおおおお!!!!」
  つづく

次のエピソード:第7話 めぐちゃんの両親は個性的

コメント

  • シュニャイザーさんの出番が、、、各キャラの破天荒さに拍車がかかっている感じですねw ペロー博士のネコチャーシュー、想像したら可愛すぎますね!

成分キーワード

ページTOPへ