エピソード1(脚本)
〇男の子の一人部屋
俺は骨男、高校二年生だ。
だが、みんなと変わっているところがある。
それは……………………………………
骨人間なのさ!!
この見た目を見ればわかるであろう。
そんな俺にも彼女がいる。
学年1美少女の桜井こなみだ。
なぜこんな美少女と付き合えたかと言うと、正直俺もわからない。
俺もいきなり告られたもんだから正直ビビってる。
今度聞く機会があるのなら聞いてみたいものだ。
そんな俺の1日を紹介しよう。
〇男の子の一人部屋
俺の朝は骨を組み立てることから始まる。
大体最初は足の、腓骨
【腓骨は、四肢動物の後肢を構成する骨である。脛骨とともに膝から足首までを構成し、脛骨に対して外側背面を通っている】
を膝関節に固定する。
ここが一番の難所だ。
それから歯を磨く。
歯は骨の一部だから入念に磨く。歯ブラシは普通の電動歯ブラシを使う。
ご飯は胃や食道がないので食べないけど、何故か腰椎
【腰椎は、胸郭と骨盤の間にある5つの椎骨。脊柱の最大の部位であり、体の重量を支え、動きを可能にする役割がある】
を、刺激するとお腹が減らなくなる。
不思議の国のアリスみたいな体の構造をしている。
これからも骨の説明はしておこう。めんどくさいが、重要なことだ。
着替えは学校の指定の物を着れないので、私服を着て登校している。
こうして俺の朝は終了する。