モトハハ石(脚本)
〇古びた神社
高村姫子「何これ・・・。露?」
モトハハ石は濡れていた。
頭に七不思議のひとつが浮かぶ。
モトハハ石の涙に触れると、ウキガミサマの生贄にされる──
高村姫子「まさか。そんな、ね・・・・・・」
高村姫子「ん?」
〇古びた神社
高村姫子「な、なに!?」
急にあたりが暗くなった。まだ昼なのに
高村姫子「な、なに」
「ヤッタ」
高村姫子「誰!?」
「ヤッタヤッタヤッタ」
高村姫子「何!? もうなんなの!!」
「タカムラ、タカムラ・・・・・・」
高村姫子「何!? 誰!?」
「イッショダネ・・・・・・」
ウキガミサマ「イッショダネ、タカムラ」
高村姫子「あなたは・・・・・・」
高村姫子「え?」
〇古びた神社
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ウキガミサマの登場シーンはゾクリとしました。そういった不思議な現象が元通りに戻るのって、逆に恐怖感を感じてしまいますよね。