か弱いヲタ君が、ファッションオタクに狩られる話。

蚊ネコ

☆前編☆目覚めるとオタク狩り!?︎(脚本)

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〇オタクの部屋
八木芽衣太「・・・・・・・・・・・・・・・」
八木芽衣太「・・・・・・・・・ん・・・・・・」

〇オタクの部屋
八木芽衣太(・・・・・・タバコ・・・くさい・・・・・・?)
八木芽衣太「んん!?」

〇オタクの部屋
本郷知斗「・・・・・・お」
本郷知斗「ちーっす」
八木芽衣太「は!? え、ダレ!?」
本郷知斗「本郷でござる」
八木芽衣太「あぁ・・・確かにその声・・・本郷か・・・」
八木芽衣太「は!!!? 本郷!?!?」
本郷知斗「師匠。 よーやくお目覚めですね? おっはよーございまーす。 ・・・って、今、深夜か」
八木芽衣太「え? エ? いやいやちょっと待って情報量・・・」
本郷知斗「うぇーい」
八木芽衣太「ていうか、なんか、腕動かないんだけど!?」
本郷知斗「フッ・・・ 何から知りたいっスカ?」
八木芽衣太「えっと・・・まず・・・ ココ、俺ん家だよな?」
八木芽衣太「いや・・・は? いつの間に?? 俺、今日、何してたんだっけ・・・???」
本郷知斗「ん? 師匠、今日のこと、全然覚えてないんすか? えーっと、そっすね・・・・・・」

〇コミケの展示スペース
  今日はまず、朝イチで同人の即売会に2人で並んで、それであの神絵師からじきじきに、新作をゲトってきましたよね?
  『まじかる魔法美少女☆リンリンるるん』の初代限定イベ。師匠、あの薄い本ハスハスしながらあんなに興奮してたじゃないっすか
八木芽衣太「どー考えてもるるんちゃんの衣装は初代に限るよなー」
  だとか、
八木芽衣太「ライバルであり最大の恋人はやはりぴぴんちゃん1択だよなぁぁあー」
  だとか、ずっとクソデカブツブツ声で言いながらさ(笑)

〇オタクの部屋
八木芽衣太「ぐ・・・・・・そんなことも、あったような・・・・・・」
本郷知斗「思い出してきました? それじゃ、そのあといつものオタクの聖地ショップでエロゲあさったことは?」
本郷知斗「3階にあった、るるんちゃんの初代フィギュアを下から舐め回すように観察していた記憶は?」
八木芽衣太「・・・欲しかったな・・・」
本郷知斗「良かった。 思い出してきたようですね?」
八木芽衣太「いや、だから、なんで、そこからこんな状態にッ!? 俺今、何かで両手拘束されてるんだけどッ!?」
八木芽衣太「なんでなんでなんでッ!?」
本郷知斗「あー、えーっと、今・・・」
本郷知斗「「ピョンピョンるるん☆まじかる縄跳び」ッ♡」
本郷知斗「・・・使って、ギッチギチに両手拘束されてる件について。 ・・・っすか?」
八木芽衣太「お、お、お、俺の・・・神聖な魔法道具が・・・こ、こんな目に・・・」
本郷知斗「似合ってますよ〜 超・絶景♡」
八木芽衣太「あっあと!!!! これもいい加減ツッこむんだけど・・・ お前も、なんなの!?!? さっきから別人過ぎて引くんだが・・・」
八木芽衣太「お前、こんなんだったじゃん!! 俺以上にど変人でガッチガチの非リアコミュ症オタクやってたじゃん!!!!」
八木芽衣太「タバコも吸わないって言ってたじゃん!? だ、だからッ、しゃ、舎弟とかいう申し出、許可してやっ・・・たのにっ・・・!?」
本郷知斗「・・・あー・・・っすね・・・ 実は普段は、わりとこんな感じなんすよ。 ダチの間では、適度なチャラ男ってからかわれてます」
本郷知斗「タバコはまぁ・・・ほんのちょっと。 先っちょだけ嗜む程度っすから。 許してよ、ね?(笑)」
八木芽衣太(まじでチャラ過ぎだろ・・・ 陽キャ拒否反応で蕁麻疹出てきそう・・・)
本郷知斗「この際だから、ついでにぶっちゃけると、いつものダサ忍者スタイルは、まぁ・・・ 師匠との「デート用」っすね(笑)」
八木芽衣太「・・・はぁ・・・? デート・・・?」
本郷知斗「うぃーっす♡」
八木芽衣太「お前、さっきからわけわかんないし、明らかにおかしいんだよ・・・ とりあえず、早くこの両手・・・ほどいて・・・」
本郷知斗「・・・」
本郷知斗「ししし師匠、こんなおいらはてててんで気に食わねぇですかッッ? そそそそれはかたじけないかたじけない誠にかたじけないッッッ」
本郷知斗「お役目〜御免ッッ・・・・・・・・・」
本郷知斗「・・・・・・いや、普通にこっちの喋り方のほーがおかしいだろ(笑)」
本郷知斗「オタクにだって、こんなわけわかんない口調使う奴いねーよ。師匠、オタクのクセにオタクのこと舐めすぎじゃないっすか?(笑)」
八木芽衣太「・・・・・・・・・」
本郷知斗「・・・ま、こういうやべー奴演じたほうが、他人への警戒心が強い師匠のこと、引っ掛けやすいかなーとかは、実際思ってたんすけど」
八木芽衣太「・・・そ・・・」
八木芽衣太「・・・そ、そういう・・・ことか・・・ つまり、これは、極悪非道な陽キャによる・・・悪質なオタク狩り・・・」
本郷知斗「うーん・・・オタク狩りって言うよりも、たまたま好みの男が、オタクだったってだけかな?」
八木芽衣太「・・・・・・ハ?」
本郷知斗「ほら、師匠、今の状況をもう一度よく整理してください。 貴方はまんまと俺に油断して、まんまとココに、俺を連れてきた」
本郷知斗「それで、そこからの記憶がなくなるほどにまで、どういうわけか眠りに落ちていたかと思うと、まんまと両手を拘束されていた」
本郷知斗「そして・・・」
本郷知斗「よいしょ。フフッ・・・・・・」
八木芽衣太「ぅわっ・・・!!!! ちょっ・・・!?」
本郷知斗「師匠は今まさに、オタクの皮を剥いだ俺というヤバイ男にまたがられて、真上から不適に見下ろされている、と」
  〜後編へつづく〜

次のエピソード:★後編★🐴ノリからの絶体絶命!?︎

コメント

  • オタ的な生態がリアルなためか、このシチュエーションはリアリティあってイイですねー。大好きなグッズで拘束されている芽衣太師匠の心中は如何に、ドキドキしてしまいます!

  • そこまでして師匠めいたの近くに居たいのかと、逆に羨望のまなざしです! 普段と真逆なキャラにびっくりですが、なんだかチャラ男スタイルに好感もってるっぽいですねえ。

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