私もラブストーリーガールズサイド!攻略対象は、同じ名前で三人で!

ブルークレヨン

嵐の前(脚本)

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〇休憩スペース
あきさん「あの後、僕は他の部署に飛ばされたから、君とは一度も会えなかったけど、元気そうだね。良かった」
私「ありがとうございます。 秋さんは以前より真面目そうに見えますw」
  「荒唐無稽で信じてもらえないかもしれないけど」と前置きしてから、あの時の事をできるだけ詳しく話した
  秋さんは、少し困った顔をしながらも、黙って話を聞いてくれていた。
  そこへ・・・
ながさん「葉子!大丈夫か?」
あきさん「ほんとだ!沼に沈んで見つからないと思っていた長さんだ!良かった、生きてた〜!」
  秋さんは、四年前に死んだと思っていた長さんが、私の話の通り生きていた事に驚き、ほっとしたのかしゃがみこんだ。
ながさん「あっ、秋さん・・・じゃなくて刑事さん?」
あきさん「お久しぶりです。なんだったら、秋って呼んでくれてもいいけど」
  秋さんはそう言うと立ち上がり、長さんが本物か確かめるように彼の肩をポンポン叩いた。
ながさん「なんかご心配おかけしたみたいで・・・すみませんでした」
あきさん「今、葉子さんから四年前の事件の真相について話を聞いたんだ。 魔法とか・・・」
あきさん「あの事件の後、葉子さんは記憶を無くして犯人の顔すら思い出せなかった。僕と長さんの事も」
あきさん「葉子さんが嘘をついてると思いたくないし、実際こうして長さんにも会えた。でも、他の刑事達を説得する自信がない」
あきさん「申し訳ないんだけど、魔法の話を誤魔化して再捜査させてもらえないかな?」
ながさん「そうだな⋯実際魔法を経験した自分でも、上手く説明して他の人に信じてもらうのは難しいと思っている」
私「そうよね。言ってることはわかるわ。ただ、犯人が変なハートの付いた毒針を使う事位は話した方がいいんじゃないかな?」
ながさん「・・・そうだな」
  この後多少無理やりだけど、長さんも私も記憶喪失だったとか、周りは事件の事に触れなかったなどなど、話を作った。
あきさん「奴も沼で死んだものと思っていたが、逃げていたんだな」
ながさん「奴は一体どこに隠れていたんだ?それになぜ今頃出て来たんだ?」
私「もしかしてだけど、海外に逃げていたのかも? 殺人を遂行するため戻って来たとか・・・」
ながさん「そうかも!四年後になったのは、お城での俺達の会話を聞いていたからか?」
私「とにかく、今度こそ犯人を捕まえましょう!」
あきさん「葉子ちゃんは、相変わらずだなぁ」
ながさん「そうなんだよ〜♪葉子は昔から楽天的で前向きで〜そういう所が可愛いっていうかぁ」
私「私も長さんの包容力があってぇ行動力もあってぇ〜・・・」
あきさん「はぁ・・・久しぶりに会って、こんなラブラブっぷりを見せつけられるとは思わなかった・・・」
私「それにね〜、こう見えて字が綺麗だったり〜」
ながさん「こう見えてってなんだよぉ」
私「でねでね〜笑うとほら、タレ目になる所とかぁ〜かわいくてぇ〜」
ながさん「そんなにタレ目かなぁ〜」
あきさん「あ〜!も〜〜〜!」
あきさん「人の前で、ベタベタし過ぎっ!」

〇電車の座席
  その日の帰りから、数人の刑事が隠れて私をガードしてくれる事になった
ながさん「俺も、葉子のそばにずっと居られたらいいんだけど」
私「ありがとう。そりゃ長さんがそばにいてくれたらうれしいけど、心配ないよ」
私「犯人は、何年もずっと捕まらなかった殺人鬼なんだから、長さんも気をつけてね」
ながさん「そうだな。ありがとう」
私(むしろ私が囮になって、犯人が捕まればいいのに)

〇綺麗な一戸建て
私「送ってくれてありがとう」
ながさん「ひとりで大丈夫か?俺、泊まって行こうか?」
  父を3年前に亡くし、母が入院中の我が家。
  なので、今はひとり暮らし状態だ。
私「うーん・・・」
ながさん「いや、その、そんな、下心とかは、ないとかあるとか・・・やっぱり少しは、いや、ない・・・と思う?」
私「も〜長さんったら〜。でも、今日はひとりで大丈夫だよ」
ながさん「そっか〜。いや、でも一応家の中に何か仕掛けられていないか調べてもいいか?」
私「・・・」
ながさん「いや!変な事しないって」
  犯罪者が近くにいるかもしれない状態で、そういう事をしたくなかった私は、家の中をチェックした長さんを追い立てるように帰した
ながさん「いつでも連絡するんだぞ〜」

〇綺麗な一戸建て
私「おはよう♪」
ながさん「おはよう♪」
  当分長さんが朝晩送り迎えしてくれる事になった
ながさん(いっその事、一緒に暮らそうってプロポーズしたいけど、こんな状態で申し込むのは、なんか嫌だな)
ながさん(早くあいつを逮捕して欲しい。 犯人を捕まえられるよう、俺が囮になれないかな)
私「長さん、今、俺が何とかしよう〜とか考えたでしょ?」
ながさん「えっ!?どうしてわかったんだ?」
私(私も同じ事を考えてるからね)
私「もう、あんな悲しい思いはしたくないの。危ないことはしないでね」
  その時、携帯が鳴った
あきさん「おはようございます。今日お仕事が終わる頃お迎えに行くので、署まで来てもらえないかな?色々お伝えしたい事があるので」
私「今日の帰りは警察署に行くから、会社へのお迎えはいらないよ」
ながさん「秋さんのお迎えが?わかった。じゃあ話しが終わったら電話をして。迎えに行くよ」
私「わかった〜♪」

〇キャンピングカーの中
  シンガポールから帰ってきて半月。中古のキャンピングカーで暮らしているが、割と快適だ。
はやとさん「死んだように見せかけて、逃亡して、隠れて、大変な四年間だった。 でも、我慢した分きっと喜びも大きいはず」
はやとさん「葉子さんを標本の虫の様に針で刺して愛でる。そして焼却。・・・ふふ。 しかし、あの男には針は必要ないな」
はやとさん「いつもの焼却場はもう知られたはずだ。身バレもしているだろう」
  誰にも邪魔されないよう、そして終わった後逃げおおせるように、よく考えなくては。

〇警察署の資料室
あきさん「「犯人の亡父がペット専用焼却場を持っていた」という葉子さんの話し通りに調べたら、犯人の正体がわかったよ」
あきさん「名前は早川 磯男(はやかわ いそお)。早川の家族は10年程前に皆他界。遺産を相当相続している」
私「財産・・・お金があるんなら犯罪じゃなくて良いことに使えばいいのに」
あきさん「全くだ。ヤツの場合は、お金があるから逃亡生活が楽だったかもしれない」
私「あんなに酷い殺人を犯しておいて、悠々自適だったなんて、腹が立ちます」
  あきさんが、他にも話しをしようと口を開けた時、あきさんの携帯が鳴った
あきさん「あれ?長さんからだ。ちょっと待ってね」
  長さんと電話しているあきさんの顔色が、一瞬で変わる
あきさん「えっ、会社で火事が!?」
私「えっ!?」

次のエピソード:助けてくれる人

コメント

  • 犯人、ゾッとします。
    普段、私は大河ドラマ以外は見ないので、2時間ドラマを見てる気分で読んでいます。

  • ラブラブですねぇ~♪ こうなると逆に帰ってきた猟奇殺人犯を応援したくなる判官びいきてな天邪鬼的楽しみ方を見つけちゃいました(笑)続きが楽しみ~♪

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