〇綺麗な一戸建て

〇女の子の一人部屋
れいま「雨が激しくなってきたな・・・」
　　​
れいま「キャッ!?」
れいま「カミナリ近くに落ちたな・・・」
れいま「家に一人きりで怖い・・・」
　　​

〇黒
れいま「停電だ・・・」
れいま「まだ８時だから寝るには早いし・・・ どうしよ・・・」
れいま「・・・アイス買ってあったよな」
れいま「溶けたらもったいないし、アイス食べて気分を落ち着けよう・・・」
れいま「スマホにライト付いてて良かった・・・」

〇家の階段

〇アパートの台所
れいま「・・・おいしい」
れいま「早く停電、回復しないかな・・・」
れいま「何!? 玄関から叩く音が・・・」
「宅配便でーす すみません、遅くなりました」
「停電でチャイムが鳴らなくて・・・ ごめんくださーい」
れいま「ハ、ハイ！ いま行きます！」

〇飾りの多い玄関
配達員「いやー、停電とは驚きましたね」
配達員「こちらお届けの荷物です」
れいま「あ、ハイ・・・」
れいま「キャッ！」
配達員「エッ!? どうかしましたか？」
れいま（今、何かが足元を通ったような・・・）
れいま（気のせいかな・・・）
れいま「あ、すみません なんでもないです・・・」
配達員「そ、そうですか・・・ ではコチラにサインを・・・」
配達員「では失礼します」
れいま「アッ、アイス食べかけだ！ 溶けてるかも・・・」

〇アパートの台所
れいま「あー、アイスの中身、無くなってる 溶けちゃったんだ・・・」
れいま「停電はまだ直らないし もう寝よっかな・・・」

〇黒

〇綺麗な一戸建て

〇女の子の一人部屋
れいま「土砂降りだ・・・」
れいま「眠れるかな・・・」

〇黒
　　・・・・・・
　　眠れない・・・
　　どうしよう・・・
　　トイレ行きたくなっちゃった・・・
れいま「スマホ、スマホ・・・」