In My Dream 〜 続きは夢で 〜

暁愁

エピソード8(脚本)

In My Dream 〜 続きは夢で 〜

暁愁

今すぐ読む

In My Dream 〜 続きは夢で 〜
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇雑貨売り場
浅枝まひる「もう、ないとったらどこ行っちゃったのよ」
  ピーンポーンパーンポーン♪
  迷子のお知らせです。
  文欧区からお越しの浅枝まひる様。
  お連れ様がお待ちでございます。
  至急、サービスカウンターまでお越しください。
浅枝まひる「え! 私!?︎」

〇デパートのサービスカウンター
浅枝まひる「あの、すみません。私、アナウンスされた」
受付嬢「浅枝まひる様ですね。 お連れ様がそちらでお待ちです」
  受付嬢の差した方を見るが誰もいない。
浅枝まひる「え? どこ?」
  辺りを見回すまひる。
浅枝まひる「あ! ないと!」

〇エレベーターの前
「ないと! 待って!」
  ドアが閉まってしまう。
  エレベーターの表示が上がって行く。
浅枝まひる「もう!」
  横の階段に向かって走るまひる。

〇階段の踊り場

〇階段の踊り場

〇階段の踊り場

〇階段の踊り場
浅枝まひる「はぁ、はぁ。 いったいどこまで続くのよこの階段」
  脇のトイレから京坂が出てくる。
浅枝まひる「康介!」
京坂康介「おう、まひる。迷子か? さっきアナウンス流れてたぞ」
浅枝まひる「そうなの。ないととはぐれちゃって」
浅枝まひる「上にいるみたいなんだけど、階段がずっと終わらなくて」
京坂康介「電話すればいいじゃん」
浅枝まひる「それだ!」
  猫のストラップが揺れている。
浅枝まひる「・・・これって」
浅枝まひる「ねえ、康介! ここは・・・夢?」
京坂康介「ん? 何言ってんだお前?」
浅枝まひる「どうしよう。バッグがない。鏡・・・」
浅枝まひる「あ、トイレ!」
京坂康介「おい。そこ、男子トイレだぞ!」

〇施設のトイレ
浅枝まひる「あれ? ここは現実?」
浅枝まひる「よーし」
浅枝まひる「康介! こっち来て!」
京坂康介「どうしたんだ?」

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

次のエピソード:エピソード9

成分キーワード

ページTOPへ