①気づくと森の中(脚本)
〇霧の立ち込める森
霧が晴れると
森の中だった。
ブリッジ「ここは? 俺は・・・・・・誰だ?」
自分が何者かも分からず。
なぜここにいるのかも分からなかった。
〇霧の立ち込める森
周りを見ると
他に人がいた。
まだ眠っている。
そばにヤリがある。
彼女の武器なのだろう。
ということは、戦士か?
〇霧の立ち込める森
目を開けた。
イレナ「ここは? おまえは?」
ブリッジ「僕も目覚めたばかりで・・・・・・」
〇霧の立ち込める森
森の中から
2人。
姿を現した。
カラム「目覚めましたね。 私も先ほど目を覚ましたばかりです。 眠らされてたようです。 そして、何も覚えていない」
オブ「うう~、 魔法が思いだせない。 私は魔法使いなのか?」
カラム「私も僧侶らしいのですが、 回復呪文ができません」
〇霧の立ち込める森
お互い、自分が何者なのか分からないようだ。
この状況でモンスターが現れたら
・・・・・・まずい。
〇モヤモヤ
ガサッガサッ
ゴブリンが3体、
現れた。
こっちに襲いかかってきた。
〇霧の立ち込める森
僕は剣をかまえた。
〇霧の立ち込める森
彼女はヤリを構えた。
〇霧の立ち込める森
今のところ。
戦えるのは
僕たち2人だけのようだ。
ブリッジ「3匹か、多いな」
〇モヤモヤ
1体のゴブリンが吹っ飛ばされた。
〇霧の立ち込める森
コックス「話はとりあえず、こいつらを倒してからだ」
武器は持っていない。
武闘家だろうか?
ゴブリン3体に対して
これで余裕ができた。
〇血しぶき
〇霧の立ち込める森
ゴブリンたちを倒した。
ブリッジ「僕は・・・・・・ナイトなのか?」
〇ミリタリー
イレナ「私は戦士のようだ。 うん、思い出したぞ」
イレナ「このヤリ!!」
〇テクスチャ
コックス「記憶はまだ戻ってないが、 身体が勝手に動く!」
〇炎
オブ「炎が出せる! これで戦えます!!」
〇レトロ
カラム「次第に記憶がよみがえるようですね」
カラム「ケガをしてませんか?」
〇霧の立ち込める森
ブリッジ「とは言っても、 完全に記憶が戻っているわけではないから、 とりあえず持ち物を確認しましょう」
それぞれの荷物を確認した。
カバンの中には
わずかな食料などの
旅に必要な物が入っていたが
自分のことが分かるものが入って無かった。
これは・・・・・・
レコードストーンだ。
おそらく必要な情報が入っているのだろう。
しかし、欠けている。
ブリッジ「他に、レコードストーンは無いか?」
他には無かった。
とにかくこのレコードストーンを
見てみることにした。
〇新緑
レコードストーンをかかげて、
日の光を当てた。
・ヴェルマ王の名の下に「忘却の森」に行くことを命ずる
・はじめは不安であろうが、失った技能や記憶は次第にもどってくるであろう
・「マクダロス」を倒すことができれば、森から出られる
・厳しい試練だが、選ばれた4名の勇士なら、必ずや目的を果たしてくれるだろう
・マグダロスは・・・・・・勇・・・・・・記憶・・・・・・の
・・・・・・だ・・・・・・
ブリッジ「ここまでか。 半分のレコードストーンはいったいどこに?」
〇霧の立ち込める森
イレナ「待て、 4人と言ってたぞ!」
〇ゴシック
ブリッジ──ナイト
イレナ ──戦士
カラム ──僧侶
〇ゴシック
オブ ──魔法使い
コックス──武闘家
・・・1人、多い。
単純に同じ場所で同じ状態で目が覚めた4人はもともと仲間なのでは?!と思いました。戦いに挑みながら、記憶がよみがえってくることに期待したいですね。5人目・・・がキーマンですね。
1人多いって、こんな状況だと疑心暗鬼になってしまいそうですが、これからどうなるのか楽しみです。
少しずつ記憶を取り戻していくうちに、誰なのかわかるかも?しれませんね。
記憶を失った経緯と、パーティーの目的については断片的に示されましたね。この不足分が明らかになっていく展開に期待です。そして、1人多い(?)ことが発覚、とても気になります!