新米天使の友達の友達と

まいまいまま(mymymama)

エピソード1 問題発生(脚本)

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〇水中トンネル
  水族館。カップルがいる中・・・
  一人、キューピットの弓矢と格闘中の新米天使のマリちゃん
新米天使のマリちゃん「なんで?なんで当たらないの!? えい!えい」
  天使は人間には見えない
新米天使のマリちゃん「当たれ!当たれ! あ!最後の1本・・・」
新米天使のマリちゃん「当~た~れっ!」

〇地球
同僚1「大変だ!」
同僚1「キューピットの矢が1本残らず無くなってる!誰か!誰か知らない?」
新米天使のマリちゃん「そうなんですよ~ 追加大至急でお願いしま~す!」
新米天使のマリちゃん「あ、先輩。 今日もカワ(・∀・)イイ!!姿ですね」
先輩天使(指導天使)「マリちゃん・・・一応聞くけどこれ・・・」
新米天使のマリちゃん「はい! 昨日全~部使っちゃいました なかなか当たらないんですよね」
新米天使のマリちゃん「ラッキー。先輩もう1本持ってる~。 私にくださ~い!」
  先輩天使は小さくため息をつくと
先輩天使(指導天使)「いや、これはあげられない」
新米天使のマリちゃん「昨日はちょっと失敗しちゃったけど」
新米天使のマリちゃん「私仕事頑張っているでしょ? そんなケチな事言わないで」
新米天使のマリちゃん「あと、数人悩み事を解決したら~ 私、一人前になれるんですよね!」
新米天使のマリちゃん「そうしたら~、レベルが上がって、使える技も追加されるし」
新米天使のマリちゃん「指導天使にあれこれ言われなくても済むから!って・・・あっ!(;^ω^)」
新米天使のマリちゃん「先輩の事は大好きですよ。はい・・・尊敬しています」
先輩天使(指導天使)「ふう・・・」
  先輩天使は、金色のブレスレッドを渡した。
新米天使のマリちゃん「もしかして、頑張っているご褒美?」
新米天使のマリちゃん「ちょっと好みではないけど、 ありがとうございます!」
  説明も聞かずに、すっと左腕につけるマリちゃん。
先輩天使(指導天使)「あーあ。付けちゃった」
新米天使のマリちゃん「え?似合っていない?」
先輩天使(指導天使)「説明しようと思ったのに・・・」
先輩天使(指導天使)「今さらだけどそのブレスレット。 マリちゃんの意思ではもう外せないよ」
新米天使のマリちゃん「え~。先輩そんな冗談全然面白くない・・・ってあれ?」
  マリちゃんのブレスレッドは全く動かない。
先輩天使(指導天使)「それから、そのブレスレッドをつけている間はキューピット矢は使えないよ」
新米天使のマリちゃん「また~先輩! 天使が、キューピットの矢が使えなかったら、どうするんですか?」
  目の前に差し出された、先輩天使の持つキューピットの矢に触れられない
新米天使のマリちゃん「え?え?触れない。 どういう事?」
先輩天使(指導天使)「主任天使様からのお言葉、伝えるね」
先輩天使(指導天使)「またお前か!」
先輩天使(指導天使)「へたっくそすぎて、矢が全然当たらないなんて言い訳になるか!」
先輩天使(指導天使)「今後、私がいいと言うまで 「キューピットの矢」の使用は認めない」
新米天使のマリちゃん「え~! そんな!それじゃ私どうやって・・・」
先輩天使(指導天使)「他の能力をそのままにしてもらえるだけ ありがたいと思え」
先輩天使(指導天使)「ありがとう!」
先輩天使(指導天使)「と心からの感謝を人間に言ってもらえるまで、いつまでもそのままだ!以上」
先輩天使(指導天使)「だって」
先輩天使(指導天使)「僕、いまメッチャ怒られてきたところ」
先輩天使(指導天使)「いや、マジコワかった・・・」
新米天使のマリちゃん「先輩・・・見た目可愛いから、ちょっとくらい粗相しても大丈夫ですよ」
先輩天使(指導天使)「あのね、見た目あれだけど、 僕の方がだーいぶ先輩なのを忘れないでね」
先輩天使(指導天使)「主任天使様に怒られついでに、僕も言い返しちゃった」
先輩天使(指導天使)「あんな、ある意味すっごいケタ外れの後輩見たことない!」
先輩天使(指導天使)「僕、最初から無理っていいましたよね? 絶対に無理なんで指導天使は、他の人に代わってくださ~い!って」
新米天使のマリちゃん「また、先輩冗談きつーい」
先輩天使(指導天使)「どれだけしりぬぐいさせる気ですか! たった今から1週間の休暇とります」
先輩天使(指導天使)「って言って来たから」
先輩天使(指導天使)「あとは自力でファイト♡」
先輩天使(指導天使)「僕、君のせいでボロボロになったメンタル整えてくるね。 じゃ!」
新米天使のマリちゃん「ちょ、ちょっと先輩?先輩。 そんな~」

〇研究所の中枢
発明家の 森永さん「あともうちょっとで実用化出来そうなのよね~」
発明家の 森永さん「でも、これをどうやって広めようか・・・」
発明家の 森永さん「そこなのよね。 悩みどころは・・・」
絵崎先輩「よう、久しぶり!」
発明家の 森永さん「あ!先輩いいところに。 この間相談した、夢に入るマシーンこの後テスト予定です」
絵崎先輩「え?マジで?もう? 俺、試してもいい?」
発明家の 森永さん「モチロン。 データーをたくさん取らせてください!」
絵崎先輩「そもそも、これ、何のために作ったの?」
発明家の 森永さん「何か楽しそうだなって」
絵崎先輩「フワッとしてるなぁ」
発明家の 森永さん「それに、メッチャ高く売れそうだなって」
絵崎先輩「現実的」
発明家の 森永さん「なんて・・・本当は、好きな夢を見て、」
発明家の 森永さん「『好きな人に、好きなセリフを言わせるため』なんだけどさ・・・ふふふ」
絵崎先輩「能力の無駄遣い感が否めん」
絵崎先輩「さらっと作れるのがお前のスゴイところだけど」
絵崎先輩「これでなくてもよくない?」
発明家の 森永さん「ドリンクタイプも考えたんですけど」
発明家の 森永さん「味が飽きるかな・・・と思って」
絵崎先輩「そこなの? 気になったの」
発明家の 森永さん「うーん。 このマシーンが広まる方法はないかな」

〇地球
新米天使のマリちゃん「何とかする方法はないかな・・・」

コメント

  • マリちゃんのキャラクターが魅力的で、楽しく読ませていただきました!

  • マリちゃん自由でのびのびしてて天真爛漫って感じのする天使さんですね!しかし、天使にも修行期間があったとは、、。マリちゃんがんばれ〜って読みながら応援したくなりました。

  • マリちゃん明るくてかわいい子ですね!
    友達にいるとすごく楽しそうです。
    でも、新米だからといってミスばかりするのは先輩が大変ですよ!

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