ファンタスティック女子高校生

ウゴ鈴木

エピソード1(脚本)

ファンタスティック女子高校生

ウゴ鈴木

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ファンタスティック女子高校生
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〇田舎の学校

〇教室
綾(あや)「へー・・・、ホー・・・」
優子(ゆうこ)「おはよー、綾」
綾(あや)「オハー、ゆっこ」
優子(ゆうこ)「オッ、朝から読書だなんて感心だね 何を読んでるの?」
綾(あや)「魔導書だよ」
優子(ゆうこ)「魔導書!? なんでそんなの持ってるの?」
綾(あや)「道路に落ちてたのを拾ったんだ」
優子(ゆうこ)「落とした人、困ってるでしょそれ・・・ というか、なんで魔導書だと思うわけ?」
綾(あや)「ほら、中身見てみて それっぽくない?」

〇古代文字
優子(ゆうこ)「う〜ん・・・ 見慣れない文字に魔法陣の絵と、確かにポイっちゃポイけど・・・」
優子(ゆうこ)「でもこれじゃ、内容を理解できないね」

〇教室
綾(あや)「大丈夫! スマホのグーググー翻訳、使えたよ」
優子(ゆうこ)「未知の言語も訳せたの!? グーググー翻訳スゴいな!」
優子(ゆうこ)「ちなみになんて書かれてるの?」
綾(あや)「えっとね今、読んでるページには・・・」
綾(あや)「「どんな願いでもかなえてくれる、魔神を呼び出せる魔術」って書いてあるよ」
綾(あや)「聖水でこの魔法陣を描けば、発動するみたい」
優子(ゆうこ)「へー、ランプの魔神的な感じか」
綾(あや)「これは試すしかないよね! ってわけで・・・」
綾(あや)「聖水ちょーだい!」
優子(ゆうこ)「そんなん持ってないよ!」
綾(あや)「検尿カップあるよ」
優子(ゆうこ)「なんでそんなの持ってるの・・・ そもそも、そっちの意味な訳ないし・・・」
綾(あや)「早くしないと授業、始まるよ! ホラホラ」
優子(ゆうこ)「カップを近づけないで!」
珠美(たまみ)「おはよ・・・ なに朝から騒いでんの・・・?」
綾(あや)「ヤッホー、タマちゃん! 今日もカワイイね」
綾(あや)「毎朝恒例、おはようのチュ〜・・・」
珠美(たまみ)「恒例じゃねーし、近よんな!!」
綾(あや)「ギャアアアッ!!」
珠美(たまみ)「ハァ・・・」
珠美(たまみ)「で、ふたりでなんの話してたの・・・?」
優子(ゆうこ)「綾がね、魔導書らしきものを道で拾ったから、本物かどうか確かめたいんだって」
珠美(たまみ)「魔導書・・・? もしかしてそれ・・・」
綾(あや)「そうなんだよー! そのために聖水が必要でさ」
綾(あや)「タマちゃんのにしよっか ハイ、これによろしく」
珠美(たまみ)「わたしの・・・? てか、何このカップ・・・」
珠美(たまみ)「キモいもん渡すな!!」
綾(あや)「二度目━━ッ!」
珠美(たまみ)「アイツ嫌い・・・」
優子(ゆうこ)「だからって暴力はダメだよ・・・」
綾(あや)「聖水・・・、聖水・・・」
優子(ゆうこ)「もう、あきらめなよ そんなの現実に存在しないんだからさ・・・」
珠美(たまみ)「あるよ・・・、聖水・・・」
「エッ、あるの!?」
珠美(たまみ)「確か、教科書と一緒に入れてたはず・・・」
優子(ゆうこ)「学生カバンじゃなく、アタッシュケース使う人、初めて見た・・・」
珠美(たまみ)「あれ、中身が違う・・・ 持ってくるケース、間違えた・・・」
優子(ゆうこ)「エッ、銃!? 銃っぽいものが見えたんだけど!」
綾(あや)「本物? カッケー」
珠美(たまみ)「触んな・・・」
珠美(たまみ)「もしもし、パパ・・・? ・・・そう・・・そのケース・・・ 学校に持ってきて・・・」
優子(ゆうこ)「お父さんに頼んだんだ」
綾(あや)「タマちゃんのパパかー どんなだろ?」
  ババババ・・・
優子(ゆうこ)「なんの音?」

〇ヘリコプターの中
珠美のパパ「ハハハ! 世話のやける娘だぜ、まったく」
優子(ゆうこ)「ヘリで来た!!」
珠美のパパ「ちゃんとキャッチしろよ、行くぜ!」

〇教室
綾(あや)「ヒエエッ」
優子(ゆうこ)「ミサイルぶっ放したー!!」

〇白い校舎

〇ヘリコプターの中
珠美のパパ「ナイスキャッチ! じゃあな!」
  ババババ・・・

〇教室
珠美(たまみ)「ハイ、聖水・・・」
優子(ゆうこ)「ハイじゃないよ、ハイじゃ!! 教室を突き抜けて、校庭で爆発したよ!」
綾(あや)「死ぬかと思った・・・」
綾(あや)「でもこれで実験できるね 借りるよ」
珠美(たまみ)「大事に使えよ・・・」
綾(あや)「魔法陣、描くぞー」
優子(ゆうこ)「ねぇ、聖水って普通の水と違いはあるの?」
珠美(たまみ)「蒸留した水を子ビンに入れて、28日間、月光にさらすの・・・」
珠美(たまみ)「すると、聖水に変化するんだよ・・・」
優子(ゆうこ)「へぇー・・・ なんでそんな事、知ってるの?」
珠美(たまみ)「それは・・・」
綾(あや)「完成ーッ!」
綾(あや)「どうなる、どうなる?」
優子(ゆうこ)「何も起きないと思うけど・・・」
綾(あや)「ヤベーッ 光りだした!」
優子(ゆうこ)「エッ、本物だったの!?」

〇闇の要塞

〇貴族の部屋
カルカン「ムッ! 誰かがワシを呼ぼうとしてるな・・・」
カルカン「長らく呼ばれず、久しぶりだのう」
カルカン「いざ行かん!」

〇黒
カルカン「イタタ、頭をぶつけたぞ・・・ なぜだ?」

〇教室
「魔法陣ちっさ! 通れねーよコレじゃ!」
優子(ゆうこ)「なんで小さく描いたの?」
綾(あや)「だって聖水、大事に使えって言われたから」
「サスティナブルな社会を実現するために、モノを大切に使うのはとてもいい事ですね」
「・・・ってなるかーッ!!」
「ギュウウ・・・ ハアハア・・・やっと出られた」
綾(あや)「ほ・・・細なげー・・・」
カルカン「キサマのせいだよ、バカヤロー!!」
優子(ゆうこ)「戻った」
カルカン「さて・・・」
カルカン「ワシは悪魔”カルカン”!」
優子(ゆうこ)「悪魔!? 魔神じゃなかったっけ?」
綾(あや)「グーググー翻訳、ダメだね・・・」
カルカン「どんな願いでもひとつだけ叶えてやろう ただし・・・」
綾(あや)「オリャアア!!」
カルカン「ギャアアア!!」
カルカン「な・・・なんだ、突然!!」
綾(あや)「死なねぇ・・・ 悪魔ってのはマジっぽいな」
カルカン「銃で確認すんな! 死ななくてもイテーんだぞ!」
珠美(たまみ)「勝手に使うな・・・ わたしの銃・・・」
カルカン「もう、早く願いを言え!」
綾(あや)「1兆円ちょーだい!」
珠美(たまみ)「このアホを消して・・・」
カルカン「ダァ━━ッ! 二つも言うな、一つだ一つ!」
綾(あや)「じゃあ・・・ 「第1回長編ゲーム小説」コンテストの、大賞ください」
珠美(たまみ)「ください・・・」
カルカン「オマエら、作者に操られているぞ・・・」
カルカン「その願いでいいんだな それじゃ寿命の半分をもらうぞ」
綾(あや)「エッ? 何それ聞いてないんだけど・・・」
カルカン「全て伝える前に銃で撃たれたから、言えなかったんだよ!」
綾(あや)「ん〜、さすがに残りの命が半分はイヤだな・・・」
綾(あや)「帰っていいよ」
カルカン「呼ばれ損じゃねーか!」
カルカン「もらうもんもらうまで帰んねーからな! 願いを言え!」

〇教室
綾(あや)「まったく、融通がきかない悪魔だねー」
綾(あや)「どうぞどうぞ、おふたりさん 願い事の権利ゆずるよ」
優子(ゆうこ)「どうぞじゃないよ デメリットが大きいから、わたしはヤダよ」
珠美(たまみ)「わたしも・・・ 呼んだオマエがけりをつけろ・・・」
綾(あや)「やっぱ誰もやりたくないよねー どうしよ・・・」
綾(あや)「う〜ん・・・」
綾(あや)「いい事、思いついた!」

〇教室
綾(あや)「モップで魔法陣を消してしまえば、あの悪魔も一緒に消えるよね」
綾(あや)「フンフ〜ン♪」
カルカン「ん? オイ、不用意に魔法陣に触れると・・・」
綾(あや)「へ?」

〇雷
綾(あや)「ギャアアアッ!!」
カルカン「魔方陣のエネルギーを食らうぞ・・・、って言うの遅かったか」
優子(ゆうこ)「ワッ、まぶし!」
珠美(たまみ)「クセー・・・ 肉の焼け焦げたニオイがする・・・」
綾(あや)「ダレカ、ダジゲデッ!!」
優子(ゆうこ)「モップから手を離して!」
綾(あや)「カラダノ、ジユウガ、キカナイッ!!」
優子(ゆうこ)「タマちゃん! お得意のキックで、蹴り飛ばしてあげて!」
珠美(たまみ)「エー・・・ わたしまで感電しそう・・・」
優子(ゆうこ)「お願い!」
珠美(たまみ)「しょうがないなぁ・・・」

〇教室
綾(あや)「ワアアア〜」
珠美(たまみ)「イタイ・・・」
カルカン「ん?」
綾(あや)「ワアアア〜」

〇雷
「ヒイイイッ!!」
珠美(たまみ)「あれ・・・?」
優子(ゆうこ)「何もない方向に飛ばさないと、ダメだよー!」
カルカン「離れろ!離れろ!」
綾(あや)「ムリムリムリ!」
カルカン「なんでワシが、こんな目に・・・」
カルカン「もうヤダ! 帰る!」

〇教室
優子(ゆうこ)「お・・・収まった・・・」
珠美(たまみ)「なんだかんだで、悪魔を帰すことに成功したね・・・」
優子(ゆうこ)「そ、それより綾の状態は!?」
優子(ゆうこ)「し・・・死んでる・・・」
珠美(たまみ)「あ・・・ わたしの願い、タダで叶った・・・」
優子(ゆうこ)「悲しいムード、すぐに止めないで・・・ それより、この状況どうしたら・・・」
珠美(たまみ)「・・・・・・」
珠美(たまみ)「焼却炉どこだっけ・・・?」
優子(ゆうこ)「勝手に火葬しちゃダメだよ!」
優子(ゆうこ)「そうだ! あの悪魔をもう一度呼び寄せて、復活させてもらおう!」
珠美(たまみ)「エー・・・ それだと寿命が・・・」
優子(ゆうこ)「そこは、なんとか回避する手を考えるから! 聖水貸して!」
珠美(たまみ)「・・・・・・」
珠美(たまみ)「あ・・・ 残念ながらその方法じゃ無理だね・・・」
優子(ゆうこ)「え? なんで・・・」
珠美(たまみ)「願いを叶えてもらう魔術は、1年に1回しか使えないの・・・」
優子(ゆうこ)「エ━━ッ!? じゃあ、どうやって生き返らせたら・・・」
優子(ゆうこ)「待って、なんで1年に1回だなんて、知ってるの?」
珠美(たまみ)「あの魔術書、わたしが○ルカリで買ったやつ・・・ 失くして困ってたんだけど、見つかってよかった・・・」
優子(ゆうこ)「だから聖水の作り方も知ってたのね! ってか誰なの○ルカリに出品したのは!?」
珠美(たまみ)「そういうわけで、コイツのことは諦めよ・・・」
優子(ゆうこ)「友達なんだから助けなきゃダメだよー!」
珠美(たまみ)「わたしはコイツの事、友達と思ったことないけど・・・」
珠美(たまみ)「んと・・・ 悪魔を呼び出せないなら、わたし達の方から会いに行くとか・・・?」
珠美(たまみ)「テレポート魔法も、本にあったはず・・・」
優子(ゆうこ)「怖いけど、その方法しか無さそうだね・・・」
優子(ゆうこ)「行こう、悪魔の所へ!」

次のエピソード:エピソード2 退避

コメント

  • 面白すぎます😂😂最高です!!!

  • めちゃ面白かったです。スチルの枚数とクオリティに脱帽です。こちらの作品のおかげで例のBGMを聞くと笑ってしまいそうです。

  • ファンタスティック!ギャグもテンポも最高でした!スチルのバリエーションにも圧倒されました!流石です!

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