The Justice Twins

どんぐり

新入生合宿(その2)(脚本)

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〇おしゃれな食堂
  新入生合宿2日目。全員は、ジャージを着て、朝食を摂ることになった。
山下紀夫「全員いますね?それでは、食事にしましょう!」
  いただきます!!!
江川和樹「今日は朝食後に、裏山でオリエンテーションらしいね」
江川和美「なんでも、謎解きゲームとかして、親睦を深めたいそうよ」
高橋瞬「山奥だから、制服というわけにもいかないな」
江川和樹「自然の中でのオリエンテーションだから、指示に従おうね」
江川和美「そうね」

〇華やかな寮
  朝食後、メンバーは筆記用具を持ってセミナーハウスの前に集まった。
黒沢りょう「和樹君、和美ちゃん、よろしくね」
江川和樹「同じグループなら親睦も深められるね」
江川和美「そうね」
  チームは、それぞれ出発した。

〇森の中
  メンバーは、森の中を進んでいった。
江川和樹「最初のチェックポイントに来たぞ」
江川和美「矢印に従っていけばいいのね」
黒沢りょう「森は広いから、僕らが持ってる地図を参考にしないとね」
江川和美「この森を抜けて、川沿いのエリアに行くのが目的よね」
江川和樹「みんなでカレー作って、アウトドア体験もするんだもんね」
馬場恭平「夜はキャンプファイヤーも外でやるしね」
天谷ほのか「最終日の明日は、富士五湖観光ね」
江川和美「そこで記念写真撮るとか言ってたわね」
  面々は、森の中を歩いて行った。

〇山中の川
  やがて、彼らはキャンプ場に到着した。
的場裕也「到着したね」
江川和美「このパンフレットには、「キャンプ場でカレーにサラダ、デザートにアイスクリームを作る」と書いてあるわ」
江川和樹「キャンプの定番だね、カレーライスづくり」
新田あかね「キャンプ場でのアイスクリーム作りは、サッカーの要領で作るらしいわよ」
江川和美「隣のクラスの新田さんも来てたのね!」
  メンバーは、さっそくカレーライス、サラダ作りに励むことにした。
江川和樹「この紙に書かれてる通りに作ればいいんだね」
江川和美「ご飯は、私が炊くわね」
  メンバーは、指示されたとおりに料理を作っていった。
藤堂利一「サラダ作りはまかせてよ」
  こうして、昼食は完成した。
江川和美「自分たちで作ったカレーは格別ね」
江川和樹「この後はサッカーの要領で作るアイスクリームだね!」
藤堂利一「それも楽しみだね!」
  昼食後、メンバーはサッカーの要領で作るバニラアイス作りにチャレンジした。
藤堂利一「いっぱい蹴ったから、きっとおいしいぞ!」
  中を開けてみると、藤堂の言う通りだった。
  自分たちで作ったアイスクリームに舌鼓を打つ一同。
「美味し~い!」
  アイスクリームを堪能し、謎解きゲームに取り組んだりしながら、最高の午後を過ごした一同だった。

〇華やかな寮
  夕方になり、彼らはセミナーハウスに戻ってきた。
山下紀夫「さて皆さん、キャンプ場での体験はいかがでしたか?夜は、キャンプファイヤーをやりますよ!」
江川和美「楽しみね、兄さん!」
江川和樹「そうだな、和美」
的場裕也「その前に夕食だね。今日は何かな?」
  一行は、夕食にするべく、中に入った。

〇おしゃれな食堂
  やがて、夕食の時間になった。
山下紀夫「夕食後は、楽しいキャンプファイヤーとなります」
江川和樹「キャンプファイヤー、楽しみだね」
江川和美「そうね」
  夕食に舌鼓を打つ一同。

〇山の中
  夕食後、一同はセミナーハウス裏の広場に集まった。
太田加奈子「それでは、キャンプファイヤーを始めます!」
  火は、勢い良く燃え上がった。
高橋瞬「すごい勢いで燃え広がってるな」
江川和樹「そうだね」
江川和美「昼間の料理作りも楽しかったわね」
江本美嘉「そうね」
  歌とトークで盛り上がる一同だった。

〇ホテルの部屋
  入浴後。
宇野武「明日は富士五湖巡りをして、その時に写真撮るとか言ってたな」
江川和樹「富士五湖巡りにお土産購入、レストランでの食事も楽しみだね」
的場裕也「今日の外での活動も楽しかったね」
江川和樹「そろそろ寝ようか」

〇女子トイレ
江川和美「いよいよ新入生合宿もおしまいね」
江本美嘉「明日の富士五湖巡り、楽しみね」
照井愛「そうね」
  歯を磨きながら、3人は話をしていた。

〇ホテルの部屋
  その夜、和樹はサイレンの音で目を覚ました。
江川和樹「何だろう?パトカーのサイレンだ。事件かな?」
  スマホをチェックする和樹。
江川和樹「事件だ!」
  和樹は急いで部屋を出た。

〇おしゃれな廊下
江川和美「さっきサイレンが鳴って目を覚ましたわ。事件ね!」
江川和樹「外を見てみよう!」
  外を見る二人。

〇炎
  外を見ると、遠くで炎と煙が噴き出ているのが見えた。
江川和美「火事だわ!」
江川和樹「不審火の可能性もあるな。とにかく現場に直行だ!」

〇大きい施設の階段
江川和樹「よし、誰もいない。変身だ!」
江川和美「準備オッケーよ!」
  和樹と和美は、スマホと変身アイテムを取り出した。

〇幻想空間
「いくよ!レッツ、ジャスティスチェンジ!」
  スマホと変身アイテムを併用し、変身する二人。
江川和樹「イェイ!」
江川和美「ウフフッ♡」
江川和美「チュッ♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ、見参!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール、見参!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!」

〇大きい施設の階段
ジャスティスガール「ワープホール、作るわね!」
  ジャスティスガールは、ワープホールを作った。
「出発!」
  彼らは出発した。

〇田舎町の通り
  現場は騒然としていた。
警察官「危険だから、これ以上近づかないでください!」
  懸命に火を消す消防隊員。ジャスティスツインズもその状況を目の当たりにした。
ジャスティスボーイ「すごい勢いで燃えてるよ。しかも建築中の家が狙われてたとは、びっくり!」
ジャスティスガール「家は人生で一番高い買い物だって、テレビで言ってたわ。建築中の家を狙った放火はひどいわ!」
警察官「で、火災発生時、誰もいなかったと」
少年「そうなんです。建設中の家を狙うなんてひどすぎます!」
少女「でもあの人さっきあたしの近くを歩いていたよ、おまわりさん」
警察官「本当かい?」
少女「うん。すごく怖そうな人だった」
少年「それ、本当かい?」
少女「その人、サングラスしてたよ、お兄ちゃん。背は高かった」
ジャスティスガール「あのサングラスの男が怪しいわね」
ジャスティスボーイ「本当だ。さっきから行ったり来たりしてるよ」
放火魔(そろそろずらかるか)
ジャスティスボーイ「追うぞ!」
ジャスティスガール「追跡アプリ、起動!あの男にさりげなくアンテナつけたから大丈夫よ」
  二人は、サングラスの男性を追いかけることにした。

〇街中の階段
放火魔「あの階段を上った先の家を狙おう。ガソリンもガソリンスタンドで買ったし」
「そうは問屋が卸さない!」
放火魔「俺に何の用だ!」
ジャスティスボーイ「お前が放火魔だという事実を突き止めたのさ! 周囲の人からの情報さ!」
ジャスティスガール「こっそり尾行してて正解だったわ!あなたが犯人だったのね!」
放火魔「うるせえ!俺には関係ねぇんだ!俺は離婚させられ、借金を抱え、リストラされたんだ!」
ジャスティスガール「だからって、建築中の家に火をつけるなんておかしいわ!」
放火魔「放火で俺は気持ちを満たしてた!住んでる家狙ってたらすぐ見つかる。建築中の家なら問題ないと思った!」
ジャスティスボーイ「建築中の家には、そこに住むであろう人々の夢と希望が詰まっているんだぞ!そこを狙うことは、夢を壊すことなんだよ!」
ジャスティスガール「そういうこと!建築中の家を狙うのはその家の住人の夢と希望を踏みにじることよ!」
放火魔「うるせえ!ガソリンまき散らしてやる!そして火をつけてお前らも道連れだ!」
ジャスティスボーイ「今だ!」
  ジャスティスソードを繰り出すジャスティスボーイ!
放火魔「うわっ!」
ジャスティスガール「それっ!」
  彼らは一気に畳みかけ、放火魔をやっつけた。
「やったぁ!」
  数分後。
放火魔「うぐぐぐ....」
警察官「ほら、さっさと歩いて!」
警察官「いや~、ご協力ありがとうございました!」
ジャスティスボーイ「いえいえ。僕らは当然のことをしたまでですよ」
ジャスティスガール「そうです」
  二人はその場を去った。

〇おしゃれな廊下
  何とか戻ってこれた二人。
寿藍「さっきのニュース、見た?放火事件の犯人逮捕のやつ」
江川和樹「あの二人がやっつけたんだよね」
江川和美「あの二人にもし会えたらサインもらってくるわ」
宇野武「もらったら、見せてくれよ」
  新入生合宿も、最終日。油断は禁物!次回へ続く!

次のエピソード:新入生合宿(その3)

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