〇闇の闘技場
ナイト（変身）「な・・・！」
悪魔幹部「そこまてですよ」
悪魔怪獣「き、貴様・・・!?」
悪魔怪獣「幹部の貴方が何故・・・」
悪魔幹部「裏切者に説明する義理はありませんよ」
悪魔怪獣「があっ!?」
ナイト（変身）「だ、大丈夫か！ おい！」
ナイト（変身）「貴様っ！」
悪魔幹部「おっと・・・」
悪魔幹部「アームドシックス。 まだ、貴方に用はありませんよ」
悪魔幹部「今回はそこの者の粛清です。 それに・・・」
悪魔幹部「貴方たちにそんな暇はないのですから」
ナイト（変身）「なに・・・？」
ミキト(変身)「ナイトくん、大変です！」
ミキト(変身)「世界中の街に怪獣 ・・・いえ、悪魔が出現したと連絡が！」
ナイト（変身）「なっ!?」
悪魔幹部「ではまた会いましょう。 会えたら・・・ね」
ナイト（変身）「待てっ・・・！」
ナイト（変身）「消えた・・・」
リーン「悔しいけどあいつは後よ。 まずは街の様子を！」

〇開けた交差点
「きゃーっ！」
「うわあっ！」
悪魔幹部「くくくっ。 さあ行きなさい、皆の者！」
悪魔幹部「神のしもべたる人間を滅ぼすのです！」

〇開けた交差点
ナイト（変身）「街が・・・！」
リーン「本当に悪魔だらけだわ・・・」
ナイト（変身）「ミキト、俺たちで悪魔を倒すぞ！」
ミキト(変身)「ええ！」
ナイト（変身）「リーンは、ハナと街の人たちの避難を！」
リーン「わかったわ！」
怪力悪魔「おおおっ！」
ナイト（変身）「ビルが・・・!?」
ミキト(変身)「すごいパワーです。 まず、あいつを止めましょう！」
ミキト(変身)「はあっ！」
怪力悪魔「ぐおっ!?」
ナイト（変身）「くらえっ！」
ナイト（変身）「どうだ！」
　　ミキトの超能力とナイトの剣による攻撃。
　　だが悪魔は平然と起き上がる。
怪力悪魔「なかなか痛かったな」
ナイト（変身）「効いていない!?」
怪力悪魔「アームドシックス。 噂ほどでもない」
怪力悪魔「こっちもいかせてもらうぞ！」
　　悪魔は、自身が砕いたビルの柱を
　　軽々と持ち上げ振り回す。
ナイト（変身）「うおっ!?」
ミキト(変身)「危ない！」
怪力悪魔「無駄だあっ！」
「うわああっ！」

〇体育館の外
リーン「みんな！ こっちに避難して！」
「あ、ああ」
「わかった・・・」
リーン「ハナちゃんも！」
ハナ「う、うん・・・」
リーン「ナイトくんなら、 貴女たちが避難したら助けに行くから！」
ハナ「お願い、リンちゃん」
？？？「行かせると思うか？」
リーン「!」
リーン「こっちにも・・・！」
怪力悪魔「避難してくれて助かった。 一気に殲滅できる」
リーン「させるものですか！」
　　リーンの魔法攻撃が、悪魔を凍らせる。
　　しかし・・・
怪力悪魔「それだけかな？」
リーン「くっ・・・」
ハナ「氷が一瞬で・・・」
怪力悪魔「む？」
ハナ「・・・？」
怪力悪魔（ただの小娘のはずだが、 どこかで・・・）
怪力悪魔「まあいい」
怪力悪魔「どけ、女」
リーン「ああっ！」
ハナ「リンちゃん！」
怪力悪魔「さて・・・おっと」
ハナ「ナイトくん！ ミキトさん！」
ナイト（変身）「っ・・・。 ハナ？」
ミキト(変身)「まさか避難した人たちのいるほうに 飛ばされるなんて」
怪力悪魔「おい、余計なものを飛ばすな」
怪力悪魔「すまんすまん」
怪力悪魔「だが、アームドシックスが集まっている。 一気にトドメを刺そうではないか」
「!」
「死ねー！ アームドシックス！」
「うわああっ！」
ハナ「み、みんな！」
怪力悪魔「アームドシックスとはいえ、 しょせん過去の遺物か」
怪力悪魔「まだ息はあるぞ。殺るか？」
怪力悪魔「そうだな・・・。 人間たちの・・・ いや、神への見せしめにしてやるか」
ナイト（変身）「っ・・・」
ハナ「だ、ダメ・・・」
ハナ「ダメー！」
怪力悪魔「な、なんだ!?」
怪力悪魔「さっきの小娘!?」