三毒森

深都 英二

暴走(脚本)

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〇森の中
吉良 晴明 (陰陽師)「封印石を預かる?何を言ってるんですか?」
内海 太蔵 (怪異伝承研究センター教授)「三毒の封印石だぞ?」
内海 太蔵 (怪異伝承研究センター教授)「君達にこれがどれほどの価値があるものかわかるか?」
内海 太蔵 (怪異伝承研究センター教授)「これは長年、怪異研究をしてきた私への贈り物だ!」
内海 太蔵 (怪異伝承研究センター教授)「頼む、少しの間だけでいいんだ」
内海 太蔵 (怪異伝承研究センター教授)「私の研究センターで調べたら、すぐ怪異特別対策機関に返すと約束するよ」
吉良 晴明 (陰陽師)「ダメです!すぐに封印しないと危険です」
吉良 晴明 (陰陽師)「こちらに渡してください」
飛田 甚平 (オカルト雑誌編集長)「内海教授の気持ちはわかりますが・・・」
飛田 甚平 (オカルト雑誌編集長)「吉良さんの言う通り、早く封印しないと危険ですよ」
雨笠 栗栖 (妖怪ミステリー小説家)「そうですよ。こんな貴重な体験ができたんだから、それだけでいいじゃないですか」
内海 太蔵 (怪異伝承研究センター教授)「少しの間、借りるだけだ!」
内海 太蔵 (怪異伝承研究センター教授)「ちゃんと返すと言ってるだろう」
内海 太蔵 (怪異伝承研究センター教授)「それの何が問題がある」
内海 太蔵 (怪異伝承研究センター教授)「頼むよ。私の最後の研究だと思って見逃してくれ!」
伍代 炫 (呪術師)「あんた、死ぬよ」
内海 太蔵 (怪異伝承研究センター教授)「え?」
伍代 炫 (呪術師)「非能力者が封印石に触れると悪霊に取り憑かれる」
伍代 炫 (呪術師)「最悪の場合、魂ごと乗っ取られてしまう」
伍代 炫 (呪術師)「そうすると、もう人間には戻れないよ」
内海 太蔵 (怪異伝承研究センター教授)「ふっ・・・私がそんな脅しに引っかかると思うか?」
吉良 晴明 (陰陽師)「彼の言う通りだ!その封印石は、とても危険なんです!」
飛田 甚平 (オカルト雑誌編集長)「教授、いい加減にしてください!」
飛田 甚平 (オカルト雑誌編集長)「早く封印しないと、俺たちみんなが危ないんですよ!」
ミラクル幸運 (霊媒師)「仕方ない。もう力づくで・・・」
内海 太蔵 (怪異伝承研究センター教授)「これは私のだ!誰にも渡すものか!」
  そう叫んだ瞬間、内海が持っている封印石から真っ黒い炎のような塊が飛び出し、一瞬で内海を包み込んだ。
内海 太蔵 (怪異伝承研究センター教授)「ぐああああああああああ!」
ミラクル幸運 (霊媒師)「くそ!遅かったか・・・!」

次のエピソード:三矢

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