エピソード7(脚本)
〇高い屋上
小雨には普通の告白ができない。
かといって難しいことを言うと、めんどくさくなりそうだ。
だから、恥ずかしいが直接的に言うことにした。
三波青空「男女、恋人としての付き合って欲しいなんだけど・・・」
ロマンチックの欠片もない、告白。
小雨那奈「えぇ~と、それって、私が、三波くんの彼女になるってことだよね?」
三波青空「あぁ、そうだよ」
俺は照れくさそうに言った。
小雨は、いきなり俺に寄ってきたかと思うと、
小雨那奈「私の事好きなんだ」
そう呟くと、抱き着いてきた。
三波青空「ちょ!?はぁ?小雨さん?」
俺は顔を真っ赤にしながら慌てていると、
小雨那奈「私も好きだよ」
三波青空「はぇ?」
小雨那奈「私も、三波君の事…………………好き」