ソニード

Cor.

エピソード1 ビブリオセラピー1(脚本)

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〇おしゃれな居間
チャービル「ふぅ・・・・・・ さて今日は講演会だ」
  そう言うと、チャービルは本棚から本1冊、机に置いてある鍵を手に持った。
  いまは夕暮れ時。
  チャービルはこれからアメリカのテキサス州にあるフォートワースにある映画館近くにはクライン講演場がある。
  その講演会に朗読をするために出場する。
チャービル「今日はゴールズワージーの林檎の樹を読もう」
  チャービルはそう言うと、マンションの外へ出た。

〇おしゃれな廊下
  外の廊下へ出るとある男に偶然出会う。
グスマン「おいおい、ビルどこ行くんだ? これから映画に行くんだろ?」
チャービル「ん? あぁ〜 グスマンか悪いな仕事に行く。そんなかからないから仕事終わってから映画に行かないか? 今日映画館から近いから」
グスマン「そうか、なら行くか」
チャービル「ああ!」
  すると2人は廊下をでて外の街へでる。

〇西洋の市街地
チャービル「グスマン、まだ時間あるからアズペリーに寄っていいか?」
グスマン「ああ、いいぞ!」
  そう言うと、マンション近くにある喫茶店「アズペリー」に寄ることにした。

〇シックなカフェ
  2人はお店に入ると、ソファーのあるテーブルに座る。
  そして、料理をみる。
チャービル「さて、今日は何にするかな?」
グスマン「今日おれはチリにしようかな?」
チャービル「チリだって? チリってさ言いやすいよな」
グスマン「そうか? チリ・・・・・・ チリ、チリ まあ、たしかにな。 ところで、チリってなんでチリっていうのかな?」
チャービル「さあな? お前みたいなチリ人がチリをチリチリにスープを焦がしたのが由来かもなー」
グスマン「そんなわけ笑」
チャービル「分からないだろ」
グスマン「とりまおれはチリにする。あんまりお腹空いてないし」
チャービル「おれはサンドイッチにするよ。ターキー付きのね」
グスマン「まあ、妥当だな」
チャービル「すみません!」
  ここでチャービルは料理を頼もうと店員さんを呼ぶ。
ダマソ「はい! なにか御用ですか?」
チャービル「ああ! ターキーのサンドイッチ!」
グスマン「おれはチリだ」
ダマソ「かしこまりました! 少しお待ちくだい」

〇シックなカフェ
  ダマソはこのお店の主人だ。
  細めの男性で、老人。
  注文した後、友達のケリーが来て、話しかけられる。
ケリー「おはよぉ! グスマン、ビル!」
チャービル「おお、ケリーか、おはよ」
グスマン「おはよ、ケリー」
  すると、ケリーはグスマンの隣に座る。
ケリー「すみません!」
  ケリーは店員を呼んだ。
  先程のダマソが来て、ケリーはコーヒーを頼む。
チャービル「そだ、ポルトガルはどうだった?」
グスマン「なんだ? ポルトガル行ってたのか? 気づかなかったな」
ケリー「ええ。ゾーイ社長とね。1週間出張に行ってきたの」
グスマン「1週間!? そんなに? 知らなかった」
ケリー「それはあなたの頭の中がカタツムリ並だからでしょ」
グスマン「・・・・・・」
チャービル「まあ、ケリーそう言うなって」
ケリー「あっそ。ねえ、映画行くでしょ?」
チャービル「うん! いくよ! ただ、これから映画館近くで仕事があるから、終わったらね」
ケリー「え、そうなの? わかった」
  そこに店員がやって、ターキーのサンドイッチ、コーヒーを持ってきた。
グスマン「あれ? おれのは?」
チャービル「君はチリを頼んだんだ、当然遅いだろ」
グスマン「そうか・・・・・・」
チャービル「今何時なんだ?」
  と、チャービルは腕時計を見ようとする。
チャービル「あ! しまった! 腕時計を忘れた!」

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コメント

  • 個性豊かな3人の会話がたのしかったです、違いを認め合えるからこそ、仲良くなれたりしますよね。違いを否定するのではなくこんな関係が持てるのが羨ましく思いました。

  • テンポの良い会話で3人のキャラクターが描かれていて、気持ちよく読ませてもらいました。この個性的な3人がどのような物語を織りなすのか、次話が楽しみになりますね。

  • チリどんなたべものかな。穏やかな話ですね。時間にゆとりがありますね

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