The Justice Twins

どんぐり

駅前での戦い(脚本)

The Justice Twins

どんぐり

今すぐ読む

The Justice Twins
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇教室
江川和樹「じゃあ和美、そろそろ英語部へ行こうか」
江川和美「そうね」
江本美嘉「そういえば同じ英語部だったわね。江川君たちって」
宇野武「珍しいもんだね」
江川和樹「そうかなぁ」

〇おしゃれな教室
  視聴覚室で英語部に励む一同。
江川和美「この間兄と一緒に買ってきた洋書です、先輩」
江川和樹「英語で書かれた仕掛け絵本もありますよ」
河野沙織「洋書の絵本って、不思議と時間がたつほど夢中になっちゃうわね」
井口文「そうですね。簡単に英語も学べて、一石二鳥ですね」
林博也「そうですね」
江川和樹「林先輩、仕掛け絵本も結構馬鹿にできないですよ」
林博也「ああ。俺もこの前の仕掛け絵本特集をテレビで見て、魅了されたのさ」
江川和美「仕掛け絵本は、作るのは大変だけど、読むと楽しいですね」
林博也「そうだな」

〇学校の校門
  夕方になった。
江川和樹「今日は何事もなかったな」
江川和美「本当ね」
林博也「お前ら、双子だったんだ」
江川和美「そうなんです。私は双子の妹ですよ、先輩」
江川和樹「僕は双子の兄ですよ、先輩」
林博也「双子で同じ学校なんて珍しいもんだな」
「そうでしょうね。では、先輩、また明日!」
林博也「また明日な!」

〇改札口前
江川和美「兄さん、まもなく次のモノレールが来るから、乗りましょう!」
江川和樹「そうだね!」

〇駅の出入口
敵幹部「ここならいいだろう。獲物を探そうじゃないか」
少女「お父さんとお母さんは私のことでけんかしてるのかな?もう死にたいよ.....」
敵幹部「標的発見。その悲しみに付け込んでやる」
  少女は暴れだした。

〇改札口前
  彼らが駅に到着した時、スマホが光りだした。
江川和樹「何だろう?」
  彼らはスマホをチェックした。
江川和美「何かしら?」
江川和樹「おい、和美!事件発生だ!」
江川和美「この駅の近くで起きてるわ!」
江川和樹「出入り口付近だから、ここじゃ変身は無理だ!正体がばれたら危険だ!反対側の出口に出て、そこへ隠れよう!」
江川和美「そこなら何とかできそうね!」

〇ビルの裏
江川和美「ここなら大丈夫ね」
江川和樹「それじゃ、変身するか!」
江川和美「そうね!スマホを取り出しましょう!」
江川和樹「よしきた!」
  彼らはスマホを取り出し、変身した!

〇幻想空間
「行くよ!レッツ、ジャスティスチェンジ!」
江川和樹「それっ!」
江川和樹「イェイ!!」
江川和美「うふふっ♡」
江川和美「チュッ♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ、見参!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール、見参!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!」

〇駅の出入口
  北口にワープしたジャスティスツインズ。
敵幹部「いいぞ、その調子で暴れるがいい!」
警官「これじゃ少女を保護できそうもない!」
???「ご安心を!」
敵幹部「誰だ!?」
警官「あの二人だ!」
ジャスティスボーイ「僕らジャスティスツインズが相手だ!」
ジャスティスガール「ダークカンパニーの野望は、私たちが砕いて見せるわ!」
敵幹部「そうだ。俺はダークカンパニーの一員だ!やっちまえ!」
  闇のオーラを放つ少女。
ジャスティスボーイ「よけるぞ!」
ジャスティスガール「わかったわ!」
  何とか身をかわしたジャスティスボーイは、スマホを取り出して少女に向けてスキャンした。
ジャスティスガール「何かわかった?」
ジャスティスボーイ「あの子の親が夫婦喧嘩してて、孤独だったんだよ。そこへダークカンパニーが襲い掛かったんだ!」
ジャスティスガール「私に任せて!」
  ジャスティスガールは、スマホを手に、こう叫んだ。
ジャスティスガール「よく聞いて!あなたは一人じゃないの!ふさぎこまず、悩まず、誰かに相談して!」
ジャスティスボーイ「そう。君は一人じゃないんだ!周りの誰かがいるよ!」
  そして、二人はこう叫んだ。
「ジャスティスヒーリングアターック!」
少女「ありがとう......」
  少女は浄化された。
敵幹部「おのれ、ジャスティスツインズ!次はそうはいかんぞ!」
警官「子供の保護も完了しました!」
ジャスティスボーイ「これで一安心だ!」
ジャスティスガール「帰りましょう!」

〇シックなリビング
江川勝「ただいま」
「おかえりなさーい!」
江川るり子「さっきTV見てたら駅前で少女が暴れてた事件のニュースやってたわ」
江川勝「僕のスマホにも出てたよ。またあの二人が事件を解決したそうだ」
「ジャスティスツインズでしょ?」
江川勝「そう、その二人だ。事件解決後、すぐに姿を消したそうだ。一体どこなんだろうね、ジャスティスツインズ」
江川るり子「私も会いたいわよね、あなた」
(どうか、秘密がばれませんように.......!!!!)

〇綺麗な一戸建て
江川和樹「そろそろ寝ようか」
江川和美「そうね」
女神「久しぶりですね、和樹さん、和美さん」
「こんばんは、女神様」
女神「今日もお疲れさまでした」
江川和樹「勉強も、ジャスティスツインズも万事順調です」
江川和美「今月末には、新入生合宿もあるんですよ。新しい友達との仲も深めたいです」
女神「あなた方は、他人を愛し思いやる心を常に忘れずに生活してきましたね。人のために行動することは、大事といえます」
「そうですね」
女神「いいですか、常に他人と平等に接するようにしてくださいね。そして、ジャスティスツインズのことは、秘密ですよ」
「わかりました」
女神「またお会いしましょう」
「おやすみなさい、女神様」
  ジャスティスツインズよ、ゆっくり休んで、明日もまた勉強と正義のために力を注ぐのだ!負けるな、ジャスティスツインズ!

次のエピソード:新入生合宿(その1)

成分キーワード

ページTOPへ