夕方の攻防(脚本)
〇シックなリビング
その夜のこと。
江川勝「今日は商店街で事件があったらしいが、あの二人がスピード解決したらしいよ」
江川るり子「あの二人のファンになっちゃいそうね」
江川和樹「何の話?」
江川るり子「あの戦闘力の高い執事とメイドの話」
江川勝「あの二人はまさに強力だからね」
江川和美「私も一度でいいから会ってみたいわ」
江川勝「だな。歯はもう磨いたかい?」
江川和美「もちろんよ。勉強してから寝るの」
江川るり子「しっかり勉強しないとね」
江川和樹「そうだね」
〇綺麗な一戸建て
ベランダにて。
江川和美「兄さん、課題テスト、何とかこなせたし、事件も解決できてよかったね」
江川和樹「そうだね」
和樹さん、和美さん
女神「またお会いしましたね」
「女神さま。久しぶりですね」
女神「今日のあなた方の活躍を見ていました」
「ダークカンパニーとの対決はかなり大変でしたが、うまく事件を解決できました」
女神「ダークカンパニーは、人の弱みや闇に付け込んで人を操ってしまうのです」
「人を洗脳させるなんて目に余りますね」
女神「そうです。ダークカンパニーの野望は、世界を支配することなのです。ダークカンパニーは、いつ出てくるかわかりません」
天使「あなたたちの持ってるスマホにも、ダークカンパニーや事件の状況がわかる機能をつけさせていただきました」
江川和美「なるほど」
江川和樹「だからすぐにわかるんですね」
天使「そうです。ダークカンパニーの野望を阻止しつつ、勉強にも励んでくださいね」
女神「勉強もジャスティスツインズも、さらに高みを目指していきなさい。そうすれば、きっと躍進できますよ」
「はい、頑張ります!」
女神「また、会いましょうね」
「おやすみなさい」
2人は就寝した。
〇シックなリビング
数日後。
江川るり子「課題テストの結果、いい成績でよかったわね!」
江川勝「さすがだ。部活は決めたのか?」
江川和樹「一応、僕は文化系かな?」
江川和美「私も兄さんと同じ文化系よ」
江川勝「文化系か。英語部とかもあっただろう?」
江川和樹「英語、ブラッシュアップしたいから、英語部にしようかな?」
江川和美「私もそうするわ!」
江川勝「なお、父さんは今日午後から出勤だ。君たちは早く行ってきなさい」
「オッケー!行ってきまーす!」
江川るり子「気を付けてねー!」
〇教室
江川和樹「おはよう、みんな!」
江川和美「おはよう!」
照井愛「おはよう!部活どうするか、決めた?私はラクロス部よ!」
「英語部に入る予定だよ」
林潤一「こっちは男子チアリーディング部だ」
やがて、チャイムが鳴った。
江本美嘉「先生が来るわ!」
宇野武「座るぞ!」
山下紀夫「皆さん、おはようございます」
おはようございます!
山下紀夫「課題テストの結果はどうでしたか?現状に甘んじずスキルアップを心がけましょう」
「わかりました」
山下紀夫「それと、6時間目には健康診断がございます。男子は1年1組、女子は、1年2組で着替えて下さいね」
〇学校の廊下
宇野武「やっと昼休みか」
江本美嘉「そういえば、この前妙な光が倉庫から出てたけど、あれは何だったのかな?」
宇野武「さあな。俺は今から学食で弁当買ってくる」
(どうか、秘密がばれませんように....!)
〇保健室
神谷茂雄「次の人、どうぞ」
江川和樹「はい」
健康診断は、滞りなく進んだ。そのころ別の場所でも、健康診断が行われた。
上田絵里香「次の方、どうぞ」
江川和美「はい」
滞りなく進んだ、健康診断だった。
〇学校の校門
江本美嘉「チアリーディング部に入ることにしたの、私!」
宇野武「俺は写真部さ」
江川和美「私と兄さんは英語部よ」
江川和樹「英語力をブラッシュアップするのさ」
藤堂利一「ま、僕も君たちと同じだね」
江川和樹「隣のクラスの藤堂君じゃないか!」
江川和美「偶然ね!」
藤堂利一「じゃ、また明日な」
「また明日!」
〇駅の出入口
江川和美「今日は何もなかったわね」
江川和樹「そうだね」
突然、スマホが光りだした。
江川和樹「スマホが光ってる!」
江川和美「どれどれ?」
江川和樹「事件発生だ!」
江川和美「場所は、この近くの雑居ビルね!」
江川和樹「どこかへ隠れよう!」
江川和美「オッケー!」
〇ビルの裏
江川和樹「ここで変身するぞ!」
江川和美「オッケー!」
スマホを用意する二人。
〇幻想空間
「いくよ!レッツ、ジャスティスチェンジ!」
江川和樹「それっ!」
江川和樹「イェイ!」
江川和美「それっ!」
江川和美「うふふっ♡」
江川和美「チュッ♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ、見参!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール、見参!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!」
〇寂れた雑居ビル
雑居ビル前では、緊迫した状況が続いていた。
警官「らちが明かないな!」
警官「犯人は立てこもってる最中ですね」
???「ご安心を!」
「あの声は!?」
「ジャスティスツインズ、見参!」
警官「あれが噂のジャスティスツインズか!」
警官は、状況を説明した。
「任せて下さい!すぐに犯人を倒して見せます!」
警官「我々も応戦します!」
〇廃ビルのフロア
立てこもり犯「お前らはもう用無しだ。覚悟しやがれ!」
立てこもり犯「騒ぐんじゃねーぞ」
一般人(いつまで続くの....?)
「何だ!?」
ジャスティスボーイ「観念するんだな」
ジャスティスガール「敗者の称号をあなたたちに授与する時が来たようね」
ジャスティスボーイ「僕らジャスティスツインズに勝てると思うな!」
立てこもり犯「うるせえ!」
「コスチュームチェンジ!」
彼らはそう叫ぶとスマホを取り出し、かざした!
「クラブモード!」
立てこもり犯「うっひゃ~!ナイスなホステスじゃないの~!」
立てこもり犯はジャスティスガールに近づいていった。
ジャスティスガール(チャンスね!)
ジャスティスガールは立てこもり犯にキックをお見舞いした!
立てこもり犯「うわー!」
「痛いっ!」
ジャスティスボーイ「それっ!」
ジャスティスボーイは、一気に畳みかけ、立てこもり犯をやっつけた!
「うわーっ!」
立てこもり犯は目を回してしまった。
「やったぁ!」
二人は、急いで犯人を縛り上げ、人質を解放させた。
一般人「私、助かったの?」
「もう大丈夫ですよ!」
警官「犯人、確保完了!」
ジャスティスツインズはその場を去った。
警官「事件解決!」
〇寂れた雑居ビル
警官「無事事件解決ですね!」
警官「あの二人のおかげですね!」
警官「ジャスティスツインズですね?僕、目下彼らのファンになりそうな気もします」
警官「私もですよ」
〇シックなリビング
(何とか、ぎりぎり帰ってこれてよかった)
江川るり子「そういえば、夕方立てこもり事件が駅近くのビルであったらしいわね」
江川勝「ああ、何でも、ビルのオーナーに因縁のあった人たちが起こしたらしいね」
江川和樹「ひどすぎるね」
江川勝「でもあのペアのおかげですぐに解決したらしい」
「ジャスティスツインズでしょ?そのペアに会ってみたいね」
江川るり子「運が良ければ会えるわよ」
ジャスティスツインズのおかげで事件は無事に解決。しかし、いつまた事件が起きるかわからない!頑張れ、ジャスティスツインズ!
クラブモードになると格闘に特化するんですね。
頑張れジャスティスツインズ!