長編コンテスト対策講座

編集長

第1回長編コンテスト開催にあたって(脚本)

長編コンテスト対策講座

編集長

今すぐ読む

長編コンテスト対策講座
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇教室
編集長「みなさん、こんにちは。 TapNovelの編集長です」
編集長「この度、TapNovelとしては初となる長編コンテストを開催いたします」
編集長「その名は『第1話でエントリーする長編ゲーム小説大賞』」
編集長「”応募受付は第1話のみで行い、受付期間終了後に連載をスタート”」
編集長「”連載期間中に第1話だけで審査”」
編集長「という、一般的なコンテストとは少し違ったものとなっております」
編集長「そこで、どういった経緯でこのコンテスト開催に至ったのかをお伝えできればと思います」
編集長「また、審査基準やアドバイスなども行っていきますので、ぜひすべてお読みいただいた上で執筆・応募いただけますと幸いです」

〇まっすぐの廊下
編集長「TapNovelではこれまで、数々のコンテストを開催して参りました」
編集長「毎回様々なテーマに沿って、タップライターの皆様に作品を投稿いただいております」
編集長「最終審査に残った作品は私も読ませていただき、一審査員として票を投じさせていただいております」
編集長「投稿いただく作品はどれも秀作で、毎回楽しく読ませていただいております」

〇学校の廊下
編集長「コンテストページにも記載の通り、コンテストはその仕組み上、勝者と敗者が生まれてしまいます」
編集長「しかも、応募総数は数百を超えるので、わずかな受賞者と、その他大勢の落選者という構図になります」
編集長「受賞した作品は、もちろん審査員が面白いと念を押した作品です」
編集長「しかし、落選した作品にもとても面白い作品は多くありました」
編集長「決して、”落選した作品=面白くない”ではないのです」
編集長「私たち審査員による判断と、受賞枠のせいで、皆様が命を削って執筆した作品に烙印を押してしまうのは申し訳ない」
編集長「受賞者を発表する際は、メンバー一同そんな気持ちになります」

〇渡り廊下
編集長「さて、物語を書く人にとって、もっとも喜ばしいことはなんでしょうか?」
編集長「TapNovelではこれまで、300名を超える執筆者の方にアンケートやユーザインタビューを行って参りました」
編集長「その結果たどり着いた答え。それは──」
編集長「執筆した作品に反響をもらえること」
編集長「執筆した作品を誰かに読んでもらい、反響をもらえる」
編集長「そして、ファンになってもらう」
編集長「コンテストを受賞した者ではなく、ファンを獲得した者こそが真の勝者なのではないでしょうか」
編集長「ということで、”コンテスト=ファン獲得の場”と再定義することにいたしました」

〇体育館の舞台
編集長「”コンテスト=ファン獲得の場”」
編集長「具体的に言うと、コンテストをプロモーションの場として利用していただきたいと思っています」
編集長「コンテスト期間中は、当社が全力で皆様の執筆した第1話を読んでもらえるよう、読者を連れて参ります」
編集長「TapNovelのトップページに長編枠を作成し、2話目以降の読者獲得ももちろんバックアップいたします」
編集長「さらに、第1話を当社が面白いと判断した予選通過作品は、作品ごとに個別でプロモーションを行います」
編集長「最低でも100人は読者を連れてくることをお約束いたします」
編集長「更に、受賞した3名の作品には、当社にて表紙を制作させていただきます」
編集長「もちろんコンテストですので、受賞者と落選者は出てしまいます」
編集長「でもそれはあくまで、第1話だけを比べた時に、当社の審査員が他に面白い作品があると判断しただけのこと」
編集長「コンテストに応募した作品は、無料でプロモーションしてもらえる、と割り切って考えていただければと思います」
編集長「尚、本コンテストは第1話でエントリーするのであって、第1話だけを募集するものではございません」
編集長「連載いただいてない作品は選考の対象外となりますのでお気を付けください」
編集長「また、コンテスト終了日である9月15日時点でTapNovelの長編の定義である10話まで執筆いただいた方には」
編集長「ささやかではございますが”完走賞”をご用意いたしました」
編集長「自分へのご褒美にご利用いただければ幸いです」
編集長「今回の座組は初めての試みですので、これが果たして正解なのかどうかはわかりません」
編集長「好評であれば次回も開催しますし、そうでなければこれきりとなります」
編集長「でも、今TapNovelがタップライターの皆さんにできる最善のやり方なのではないかと思っています」
編集長「次回以降は、コンテストの審査基準のお話や、コンテストの対策講座を開催していく予定です」
編集長「絶対無駄にはならないと思いますので、ぜひお気に入り登録&ファン登録お願いいたします」

次のエピソード:長編コンテストの審査項目を発表いたします

コメント

  • 総合一位、おめでとうございます!
    優しいお言葉でのアドバイス、ありがとうございます。
    前に小説大賞に投稿する友人の作品に、感想を求められた際、めちゃくちゃスパルタに批評した自分を恥じます…
    (その後小説を書いたと聞かなくなりましたし…)
    誰だってイヤなものはイヤでしょうしね…

  • はじめまして
    第1回ゲーム小説大賞の質問です。
    「2022年7月31日時点で2話目以降が発表されていない作品は選考の対象外」
    とありますが、この発表とはどういう事でしょうか?
    2話以降公開できないので、公開とは違うと思うのですが、よく分からなかったので質問させていただきました。
    また、質問は何処にしたらよいでしょうか?
    始めて間もないので失礼がありましたら申し訳ありません。よろしくお願い致します。

  • すいません、質問なんですけど
    「連載することを前提とした10話以上の長編の第1話での応募受付となります。」
    「第1話は1000文字以上3000文字以内とします。」
    ①10話以上って事は50話とか100話とかまで書いてもいいんですか?(いや、そこまで書く気はないけど10話じゃ終わらないかもしれない)
    ②2話以降も1000文字以上3000文字以内で書くんですか?

コメントをもっと見る(9件)

ページTOPへ