遠山陽奈子（とおやまひなこ）。20歳の大学生。非常に強い霊感の持ち主で、あやかしなどが見える体質に困っている。この体質のために、周囲からは気味悪がられて、恋人も作れずに、恋愛未経験。

満弦（みつる）。陽奈子の前に現れた、齢300歳を超える狐の神様。普段は霊力の省エネのために、幼い少年の姿で過ごすことが多い。ある日、陽奈子の前に突然現れて、彼女に求婚を迫ってくる。

大石梨花（おおいしりか）。陽奈子の親友。陽奈子の霊感体質のことを知っているため、陽奈子が気兼ねなく話をできる唯一の存在。しばしば陽奈子を気にかけ、相談に乗ってくれる。今は大人しいが、実は元ヤン。

烏丸陸人（からすまりくと）。陽奈子と同じ学部の大学生。明るく優しい青年で、周囲からも好感を持たれている。陽奈子のことが気になっている様子だが、当の陽奈子は鈍感で全く気付いてもらえていない。