上埜拓真（26）
大手製造会社で派遣社員として勤務する。大学時代からの恋人であり失踪した音無沙耶を助け出すため廃屋敷へ赴くことに。現状「就職をし損ねた」自負があるせいか人に対し経歴やキャリアで態度を変える癖がある。そのため今の自分に妄執ともいえるコンプレックスを抱えている。

音無沙耶（25）
拓真の恋人。会社員。大学卒業後、都内某所にある飲料品メーカー総務部に勤務。性格は明るく悩みは後に残さない。几帳面な一面があり、箸など几帳面に揃えて使う。

廃屋敷内を徘徊する怪しき影……
正体は誰にも分からない。