エピソード
キャラクター
- リンネ
年齢不詳。出身不詳。
「家族」の終わりを見届ける者。
コメント
タップライター
ノベル投稿サイトなどで、ファンタジーノベルを中心に書いている人です。よろしくです。 ゲームノベル原作コンペ受賞作(他サイト掲載)も、よければ見てやってくださいね。 「如月かれんは二百二十二回死ぬ。」 https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm11382
滅びにむかうこの国で。 僕は今でも、ここにいる。 見守っている。見届けている。 家族の終わりを。小さな光の最後の時間を。 すべてが風と虚無に吹き消えてゆくこの場所で。 僕は自分の役目を果たすだけ。 その僕の名は、リンネ。
完結最新 :エピソード1
2023.02.08 最終更新
年齢不詳。出身不詳。
「家族」の終わりを見届ける者。
ノベル投稿サイトなどで、ファンタジーノベルを中心に書いている人です。よろしくです。 ゲームノベル原作コンペ受賞作(他サイト掲載)も、よければ見てやってくださいね。 「如月かれんは二百二十二回死ぬ。」 https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm11382
TapNovelMaker(投稿サービス)に移動します
「その人が一番聞きたい言葉を儀式の一部として言う」とのリンネの役割に美学を感じます。その人の人生を終わらせるのではなく、あくまでも「物語が紡がれた場所を閉じる」という描き方が新鮮で心に響きました。
哀れさの中に温かいものを感じました。家族関係の崩壊は諸行無常という言葉には当てはまらないかもしれませんが、リンネがその場所を嫌いになれない理由は、そこに確かな歴史を感じるからなのだと思いました。