冷たくて暖かい飲み物

鍵谷端哉

妹のようなあいつの、恋の物語年の離れた幼馴染。あいつは、俺にとって家族で妹のような存在だ。年頃になったあいつは恋多き乙女。いつもフラれては、俺のところに愚痴を言いに来る。そんな話を聞くのも俺の役目。あいつは俺にとって大切な存在だ。そんなあいつがフラれて傷つくのを見ると、いつも心が締め付けられる。でも、その反面、どこかホッとしているようなそんな感覚。きっと俺はあいつとの、今の関係を崩したくないと思っているんだ。

その他

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