夢のような1日 アナザー

HS

エピソード1(脚本)

夢のような1日 アナザー

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〇高級マンションの一室
ゆうじ「やったー! 今日はいい天気だぞ」
ゆうじ「辛かった受験が終わって 俺はついに自由の身だー!」
ゆうじ「これはもう絶対に絶対に絶対に 遊びに行くしかない!」
ゆうじ「とは言ったものの・・・・・・ どこにしようかな?」

〇広い公園
ゆうじ「良い天気だし、やっぱ公園だよな!」
ゆうじ「あれ、誰もいない・・・・・・」
ゆうじ「ん? 子供がいるな」
ゆうじ「なんか困ってるみたいだけど・・・・・・」
ユウジ「『えーん!』」
ゆうじ「わ、わわ、泣いてる!」
ゆうじ「ど、どうしたんだよ、ぼく! 何かあったのかい?」
ユウジ「え、どうもしないよ! 明日、子役のオーディションだから、泣く練習してたの!」
ゆうじ「あ・・・・・・なるほど 早とちりしちゃった・・・・・・」
ユウジ「おにいちゃん、ちょっと練習に付き合ってよ! 僕、泣くから!」
  それから日が暮れるまで、俺は泣く演技の練習に付き合わされたのだった。

〇広い公園
ユウジ「それじゃあお兄ちゃん、またねー!」
ゆうじ「おー、またなー!」
ゆうじ「あーあ、いっちゃった」
ゆうじ「変な1日だったけど、こんな日もあってもいいかもな」
ゆうじ「明日はどんなことが起きるんだろうな!」
  おしまい

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