The Justice Twins

どんぐり

12月半ばの事件(脚本)

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〇シックなリビング
  もうすぐクリスマス。
「おはよう」
江川勝「おはよう」
江川るり子「そういえばもう年末ね」
江川和美「年賀状とか書かないとね」
江川勝「大掃除や年末年始に備えて買い物もしないとね」
江川和樹「そうだね」
江川るり子「早めに取り組めば安心ね」

〇教室
  そしてここはいつもの教室。
「おはよう!」
「おはよう!」
江川和美「いよいよクリスマスも近いわね」
宇野武「そうだな」
江本美嘉「私は煙突がある家に住んでるから、いつもきれいにしてるわ」
江川和樹「それならサンタさんも安心だね」
江川和美「服が汚れちゃったら大変だもんね」
的場裕也「実は僕、12月24日が誕生日なんだよ」
江川和樹「びっくりだね」
的場裕也「2日連続でプレゼントもらえるからなんか得した感じだよ」
江川和樹「僕と和美は子供の日が誕生日だよ」
高橋瞬「君たちは双子だもんね」
江川和樹「まあね」
江川和美「一緒にいるといろいろと楽しいものよ」
高橋瞬「ホームルーム始まるぞ!」
山下紀夫「はい、皆さんおはようございます」

〇学食
  昼食の時間となった。
河野沙織「ここは暖房が効いてるから助かるわね」
江川和樹「梅雨時でも使ってました」
江川和美「学校公開でここに来たのも覚えてます」
河野沙織「そういえば私もここで教科書受け取ったのよね」
窪田和樹「なるほど」
窪田和樹「あ、そういえばもうクリスマスだけど、24日の終業式の後、予定あるか?」
「ありませんけど、何かするんですか?」
窪田和樹「実はその日両親がいないから一緒に弟たちの面倒見てほしいのさ」
江川和美「窪田先輩は弟さんと妹さんがいましたね」
窪田和樹「正解」
河野沙織「私は、受験だから猛勉強するわね」
窪田和樹「先輩。がんばってくださいね」
河野沙織「ありがとう。じゃあね」
「頑張ってください」
窪田和樹「じゃあ話を戻して、なぜ24日に来てほしいか言うよ」
「お願いします」
窪田和樹「数日前さ」

〇明るいリビング
  数日前。
窪田和樹「え!?ママは24日の昼はいないの?」
窪田和樹の母親「そうなの。友達に会いに行くのよ」
  窪田和樹の母親、窪田貴子(くぼたたかこ)は声優である。
窪田和樹の父親「こっちは仕事だ」
窪田和樹「先生も声優も大変だね」
  和樹の父親、窪田毅(くぼたたけし)は日本語学校の先生。
窪田大輔「これじゃあクリスマスイブがつまらないよ」
窪田千春「そうよね・・・・」
  和樹の弟は小学5年生。和樹の妹は小学2年生だ。
窪田大輔「兄ちゃん、何とかできない?」
窪田千春「お兄、助けてよ・・・」
窪田和樹「弱ったなぁ・・」

〇学食
窪田和樹「という訳」
江川和美「先輩も大変ですね」
江川和樹「親と相談してみますね」
江川和美「私も聞いてみますね」
窪田和樹「決まったら教えてくれ」

〇シックなリビング
  その夜。
江川和樹「という訳。先輩の母親が朝からいないから午後助けてほしいって」
江川勝「つまり、先輩の手助けだね?」
江川和美「そうなの」
江川るり子「英語部でお世話になってる以上、助けなきゃいけないわね」
江川勝「だな。助けてあげなさい」
江川るり子「その日、お弁当作るから安心してね」
「ありがとう!」

〇部屋の前
江川和樹「先輩!僕です、江川和樹です!」

〇本棚のある部屋
窪田和樹「和樹君じゃないか!」

〇部屋の前
江川和樹「24日行けますよ!和美も行けますって!」

〇本棚のある部屋
窪田和樹「そうか!じゃあ待ってる!」

〇部屋の前
江川和美「よかったわね」
江川和樹「うん!お弁当も持たせてくれるって言ってたし!」
  2人は安堵した。

〇学食
  次の日の午後。
小野真理「二人はクリスマスはどんな風に過ごすの?」
江川和樹「自宅で家族と楽しんだりするよ」
江川和美「クリスマスイブに、英語部の窪田先輩に絵に行くの」
小野真理「それは楽しみね。私は家族と過ごすの」
江川和樹「そのためにも勉強は大事だね」
小野真理「確かに!」
江川和美「そうね。でないと冬休みは有意義に過ごせないわね」
  3人は昼休みを楽しんだ。

〇ハイテクな学校
  夕方。
江川和美「急いで家に帰りましょう」
江川和樹「ああ」

〇走る列車
  モノレールの車内にて。
江川和樹「駅前のクリスマスツリー、きれいだったね」
江川和美「そうね」
  その時だった。
痴漢(実にいいじゃねぇか、この感じ)
女性(辛い・・・・・!)
  女性はすかさず、スマホを掲げた。
スマホ「痴漢です」
江川和樹「あれは!」
江川和美「間違いないわ!痴漢よ!」
モノレールの乗客「インターホン鳴らさなきゃ!」
江川和樹「変身だ!」
江川和美「オッケー!」

〇幻想空間
「行くよ!レッツ、ジャスティスチェンジ!」
江川和樹「イェイ!」
江川和美「ウフフッ♡」
江川和美「チュッ♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ、見参!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール、見参!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!」

〇走る列車
痴漢「あ~?俺がいつ痴漢したんだよ?なんだ、まだハロウィンのコスプレか?」
  男はかなり酔っぱらっている。その勢いで痴漢したらしい。
ジャスティスガール「コスプレじゃないわ!私たちはジャスティスツインズよ!」
ジャスティスボーイ「酔っぱらっていようが犯罪は犯罪だ!」
痴漢「俺はただ酒飲んでっから気持ちいいんだ!」
ジャスティスガール「だからって酔っぱらったら何やってもいいの?!」
ジャスティスボーイ「君は痴漢をしたんだ!」
痴漢「うるせえ!」
  酔っ払い男が殴り掛かろうとした、その時だった!
モノレールの乗客「やめろ!」
痴漢「お前!」
モノレールの乗客「お前な、酔っぱらっていようが痴漢や暴力は犯罪だ!」
ジャスティスボーイ「あなたは?」
モノレールの乗客「僕かい?僕は名ボクサーの渡部伸也さ!」
ジャスティスガール「知ってます!いつも応援してました!」
渡部伸也「いやぁ、まさかファンに会うとはね」
ジャスティスボーイ「偶然です!」
渡部伸也(妻にも言わなきゃ)
渡部伸也「僕は痴漢を抑える!君たちは被害者の女性を!」
「はい!」
ジャスティスボーイ「もう大丈夫ですよ」
ジャスティスガール「安心してください」
  どうにか痴漢を抑え込むことができた。
渡部伸也「観念しろ!」
痴漢「黙れ!!」
  まだ悪態をつく酔っ払い。

〇改札口前
  事件後。
駅員「暴力も痴漢もあってはなりません!」
警察官「逮捕します!」
痴漢「うっせぇんだよ!」
  逮捕されても、男は悪態をつき続けていた。
警察官「もう犯人は捕まりました。安心してください」
女性「ハイ・・・・・」
警察官「ご協力ありがとうございました」
渡部伸也「いやぁ、僕年末に試合があるんですよ!芸は身を助けるですね!」
警察官「まさかプロボクサーのあなたが犯人を捕まえるとは!」
「渡部伸也さん、試合見ますね!」
渡部伸也「ありがとう!僕のサイン色紙、プレゼントだ。事件解決のお礼だ」
「ありがとうございます!」
  その後、3人は警察署へ向かった。

〇大会議室
  そしてここは警察署。
警察官「ご協力ありがとうございました!」
「ありがとうございました!」
  3人は表彰された。
渡部伸也「じゃあ、僕は帰るよ」
「頑張ってください!」
警察官「ジャスティスツインズにも感謝いたします!!」
「ありがとうございました!」

〇警察署の入口
ジャスティスボーイ「帰ろうか」
ジャスティスガール「そうね」
「モード解除!」
江川和樹「とにかく帰ったらごまかさないと」
江川和美「そうね」

〇L字キッチン
  帰宅後。
「ただいま」
江川るり子「あらお帰りなさい。遅かったじゃない。どうしたの?」
江川和樹「ちょっと補習があってね」
江川和美「先生が病気で休みだったから・・・・」
江川るり子「とにかく、ご飯できてるわ。食べちゃいなさい」
「ありがとう」

〇シックなリビング
江川勝「そうだ。ジャスティスツインズがボクサーと一緒に痴漢をやっつけたニュースになったよ」
江川るり子「あなたたちも知ってるでしょ?渡部伸也よ」
江川和美「それ知ってる!」
江川和樹「テレビで応援してたな!」
江川勝「まさかの共闘だったね」

〇古いアパートの一室
  そのころ。
渡部伸也「ただいま」
渡部寿葉「おかえりなさい。練習お疲れさま」
渡部伸也「ありがとう。身重の君を考え、ご飯作るさ」
渡部寿葉「ありがとう。伸也君の活躍、応援するわね」
渡部伸也「サンキュー、寿葉ちゃん。僕はずっと君を応援するさ。幼馴染だもん」
渡部寿葉「そういえば、事件解決したんでしょ?」
渡部伸也「ああ。芸は身を助けるだ。犯人逮捕に貢献した」
渡部寿葉「ジャスティスツインズと共闘でしょ?私彼らをニュースで見たわ」
渡部伸也「まさか、あのペアに会うとはね」
  二人は笑いあった。

〇教室
  翌日。
照井愛「びっくりしたわよ。まさかあの渡部伸也がジャスティスツインズと共闘とはね」
江川和樹「本当だよね」
江川和美「私も驚いたわ」
的場裕也「でもあのボクサー、僕もファンなんだ。今度会いたいな」
江川和樹「今度の試合、見る予定だよ」
江川和美「私も見るわ」
  意外な人物と共闘したジャスティスツインズ。きっと驚いたであろう。次回へ続く。

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