魔法少女は拡散希望!!

チェンカ☆1159

エピソード1(脚本)

魔法少女は拡散希望!!

チェンカ☆1159

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〇商店街
怪人「グオーッ!!」
通行人A「なんか出たぞ!」
通行人B「逃げろ逃げろ!」
怪人「我が名は怪人第20号だ!」
怪人「20番目に誕生したこの俺が、 町をめちゃくちゃにしてやるぜぇ!!」
ノゾミ「そうはさせないわ!」
怪人「この声は──」
怪人「誰だ!」
ノゾミ「ふっふっふ、私はねぇ──」
ノゾミ「怪人を倒す存在よ!」
怪人「何ぃ!?」
怪人「ってことは、出撃したきり 帰ってこなかった19人の兄さん達を やったのは貴様か!」
ノゾミ「そうよ」
ノゾミ「全員私の魔法で 光の世界に導いてやったわ」
怪人「なっ、なんて酷い奴なんだ! だがこの俺が仇をとってやる!!」
ノゾミ「そうはさせない!」
ノゾミ「あんたもお兄さん達と同じ場所へ 案内しちゃうんだから!」
怪人「よし、早速戦うぞ!」
ノゾミ「ごめんちょっと待って」
怪人「は?」
ノゾミ「まずはスマホを出してっと」
ノゾミ「えーっとアプリは・・・・・・」
怪人「は、いや、戦闘前に スマホいじる奴いるか?」
ノゾミ「しっ、今準備中なんだから」
怪人「いや準備ってなんの──」
ノゾミ「みんなー! 今日も生配信開始だよ! 拡散して応援よろしくね!」
怪人「いやいやいや!」
怪人「生配信しながら戦闘とか おまえ浮かれ過ぎだろ!!」
ノゾミ「あら、そう見える?」
怪人「その慌てよう・・・・・・ ひょっとして何かの時間稼ぎか?」
ノゾミ「そそ、そーんなわけないじゃない!」
怪人「その動揺っぷりはマジみたいだな。 なら今の内に暴れてやるよ!!」
ノゾミ「そっ、そうはさせないわ! 爆散希望!!」
怪人「そこは拡散希望だろ!?」
怪人「ってなんだこれ。 こんなの余裕でかわせるぜ」
ノゾミ「くっ、避けられたわね・・・・・・ まだ魔力が足りないのかしら」
怪人「こんなヘロヘロ飛んでくるような 光の玉一個じゃ甘いんだよ」
怪人「次はこっちから攻撃行くぞ!」
ノゾミ「や、ヤダ! あんたさっきの発言 炎上待ったなしよ!?」
ノゾミ「大人しく退散希望!!」
怪人「いやなんで敵の心配してんだよ!?」
ノゾミ「そんなことより 今の視聴者数とコメントは!?」
怪人「結局生配信優先かよ! もう攻撃するからな!?」
ノゾミ「ほらぁ! あんたが今攻撃しようとしたせいで コメ欄荒れちゃったじゃないの!」
怪人「知るかよ!?」
ノゾミ「でも、ありがとう」
ノゾミ「同時に送られてきた みんなの応援コメントや ギフトのお陰で」
ノゾミ「魔力がみなぎってきたわ!」
怪人「なんだと!?」
ノゾミ「さぁ行くわよ!」
ノゾミ「霧散希望!!」
怪人「技名それでいいのか──って このスピードはまずい!!」
怪人「ぐあぁぁぁぁぁぁっ!!」
ノゾミ「ふう・・・・・・」
ノゾミ「みんな、今回も応援ありがとう! また次回も観てくれると嬉しいな」
ノゾミ「それじゃあ、まったね〜!」

〇女の子の一人部屋
ノゾミ「はぁ、今日も疲れたなぁ」
ノゾミ「バズりで戦う魔法少女ってのも、 楽じゃないよぉ・・・・・・」

コメント

  • とってもエネルギッシュですね。19人の兄さん(プラス弟」に幸あれ。

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