契約破棄〜何する?(脚本)
〇刑務所の面会室
さより「ごめん、その話には乗れない」
ゆめか「こんな好条件、逃しても良いのか? お父さんを助けたいんだろ?」
さより「今日私はマネージャーになって大切なメンバーが出来た」
さより「それに、お父様達を裏切るなんて出来ないから」
ゆめか「そうか 失望したよ、さより」
さより「それは私のセリフだよ! あの時といい、今回も酷いよ!!」
ゆめか「私がそういう性格なの、さよりが一番良く知ってるだろ? なのにここに来たんだからな」
さより「少しでも反省してるか気になって来ただけだし」
ゆめか「まっ、この契約書は私の方で破棄・・・」
ゆめか「!?」
さより「これは私が預かるよ じゃ、またね」
ゆめか「なっ、まさか取られるとは・・・」
ゆめか「困ったな・・・」
ゆめか「仕方ない、さよりがダメならアイツなら可能性はあるかもしれない」
ゆめか「また作り直さないとな・・・」
〇個人の仕事部屋
おと「はい」
さより「お父さん、今入っても大丈夫?」
おと「大丈夫だよ」
さより「お父さん、遅くにごめんね ちょっと話したいことがあって・・・」
おと「構わないよ」
さより「まずはこれを見てくれる?」
おと「こ、これは・・・」
さより「今日、ゆめかに呼び出されて面会に行ったんだよね そこで渡されたの」
おと「やはり、彼女はグランドと関わりがあったのか・・・」
さより「うん・・・」
おと「さより、私はこの件について社長に話してくるよ」
おと「こはるブルーのマネージャーも頑張ってほしいが、くれぐれもグランドには気をつけて」
さより「うん、わかった 明日みんなにも伝えておくね」
おと「あぁ」
さより「じゃ、先に帰ってるね」
おと「気をつけて帰ってね お父さんもなるべく早く帰るようにするから」
さより「うん」
おと「よし、俺も社長の所へ急ごう」
〇豪華な社長室
ぐれん「社長、あとはこの件で終わりです」
かなめ「いつもありがとう、ぐれん」
ぐれん「いえいえ」
かなめ「はい」
???「おとです 社長、今お時間大丈夫ですか?」
かなめ「えぇ、大丈夫よ」
おと「失礼します」
かなめ「珍しいわね 何か問題があったのかしら?」
おと「はい 娘のさよりからのこちらを受け取りまして・・・」
かなめ「こ、これは・・・」
ぐれん「グランドが動き出したようですね・・・」
かなめ「さよりさんが誰から受け取ったか知ってるかしら?」
おと「昔関わりのあった、ゆめかです」
ぐれん「ゆめか様でしたか・・・」
かなめ「ゆめかはグランドと深い関わりのある、謎の多い女性ね・・・」
かなめ「私も昔から要注意人物として、かなり気をつけていたわ」
おと「彼女は現在投獄されていますが、グランドとなんらかの形で接触している可能性も・・・」
かなめ「ぐれん さよりは確か、今日こはるブルーのマネージャーになったのよね?」
ぐれん「はい」
かなめ「彼女達には申し訳ないけれど、落ち着くまでは表立っての活動は止めた方が良さそうね」
おと「はい 私も娘を守るためにもそう出来たらと思っております」
かなめ「わかったわ さよりさんへはおとから伝えて」
おと「はい、わかりました」
かなめ「こはるブルーのみんなには明日私からしっかり伝えさせてもらえるかしら?」
ぐれん「なら、彼女達の出社した後、私が社長室へ来るように伝えますよ」
かなめ「えぇ、ぐれんお願い」
ぐれん「はい」
〇おしゃれな受付
ぐれん「おはようございます、こはるブルーの皆さん」
あおい「おはようございます、ぐれんさん どうされたんですか?」
ぐれん「これからの活動について、社長から皆さんへお話がございます」
こうた「ということは、何かあったってことですよね?」
ぐれん「さすがこうたさんです 詳しいことは社長室でしましょう」
「はい」
〇豪華な社長室
かなめ「はい」
ぐれん「社長、こはるブルーの皆さんをお連れしました」
かなめ「どうぞ」
かなめ「皆さん、来てくれてありがとう」
かなめ「実は、昨日の夜にさよりさんのお父様からあることを聞きまして・・・」
あおい「あること、ですか?」
かなめ「さよりさん、いいかしら?」
さより「はい」
さより「昨日挨拶した後、用事あるからって分かれたでしょ? その理由に繋がるんだけど・・・」
あおい「うん」
さより「今私の昔の親友だったゆめかが刑務所に居るんだけど、ゆめかから連絡あって行ったの」
さより「そしたら、この契約書を渡されたの」
あおい「!?」
はる「この文字、叔父さんのだ・・・」
こうた「ってことは、わたるさん!?」
はる「あぁ・・・」
さより(わたるさん・・・ どこかで聞いたことがあるような・・・?)
かなめ「はるさん、その方はグランド、もしくは刑務所と関わりのある仕事をしてますか?」
はる「わたる叔父さんとは、疎遠していたため詳しくは知らないです・・・」
はる「過去の年賀状や手紙のおかげでわたる叔父さんだとはわかりましたけど・・・」
かなめ「そう・・・」
さより「も、もしかして・・・」
かなめ「さよりさん、何か知ってるの?」
さより「名前、なんとなく知ってるような気がしてたんです それで考えてたら思い出したんです」
かなめ「何かしら?」
さより「その方ゆめかを支援してる人で、危険な実験をしようとしてた・・・」
さより「私達家族も、そのせいで借金とかされてキツくなって・・・」
さより「それに、昔ゆめかはお母さんを実験体としてアイツに引き渡した・・・」
さより「だから、私はゆめかを、わたるを許さない・・・」
「・・・」
かなめ「今すぐにでも、彼女達を止められたら良いのだけれどね・・・」
ぐれん「ならば、私の知り合いに頼みましょう」
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