エピソード33 温泉で命のせんたくをしましょう(脚本)
〇アーケード商店街
満津戸駅前商店街
「大当たり!! 温泉旅行券です」
部下ちゃん「あらら 当たっちゃった」
部下ちゃんは商店街のくじ引きで
温泉旅行の券を当てたようです
〇個別オフィス
部下ちゃん「と言う訳で 温泉旅行で終末をすごします」
守信寺さん「「週末」でしょ 「終末」を迎えてどうするの」
部下ちゃん「おっといけない 「週末」だった」
上司さん「まあ、ゆっくりと 命の洗濯をしてきなさい」
守信寺さん「あの、ものすごい言いづらいけど 今って温泉地に熊が出るかも」
部下ちゃん「最新の防獣柵を設置したと パンフに書いてあったし きっと大丈夫っす」
守信寺さん「なら大丈夫ね」
こうして部下ちゃんは
温泉旅行に向かうのでした
〇走る列車
部下ちゃん「しかしまあ 東北って遠いよね」
部下ちゃん「漫画でも読んで 時間をつぶそう」
部下ちゃん「あ、なにこれ 面白い💗」
部下ちゃんは
漫画に夢中のようです
部下ちゃん「ヒンナヒンナだねえ」
車内放送「次は○✕温泉郷 次は○✕温泉郷」
部下ちゃん「ヤバい! 降りなきゃ!」
漫画に夢中になりすぎて
あやうく乗り過ごすところでした
〇温泉旅館
部下ちゃん「さっそく 露天風呂へGO!」
〇露天風呂
部下ちゃん「イエーイ! 貸し切りだぜ!」
部下ちゃん「ババンババンバンバン♪」
くまさん「ガウガウ♪ (ハァビバノンノン♪)」
部下ちゃん「え?」
くまさん「ガウガウ (毎度おなじみのクマです)」
部下ちゃん「ちょっとまった 防獣柵はどうした!」
防護柵「クマ反応を感知! 防獣柵を上げます! クマ反応を感知! 防獣柵を上げます!」
遅まきながら
柵が地面からせりあがって参りました
部下ちゃん「逃げ道を封じて 閉じ込めてるだけじゃねーか!」
くまさん「ガウガウ (温泉にご馳走たまりませんなあ)」
部下ちゃん「食われてたまるか! 部下ちゃん 脱出!」
防獣柵をこえようと
部下ちゃんの手が
柵にふれた瞬間
部下ちゃん「ギャ――!」
電気ショック発動!!
さらに
柵に仕掛けられた
威嚇用爆薬が作動した
部下ちゃん「ヒィ――!」
これが
防獣柵電流爆破デスマッチだ(笑)
部下ちゃん「どこのインディーズプロレスだよ!」
くまさん「ガウガウ (諦めて喰われなさい)」
部下ちゃん「大ピンチ! どーしよー」
くまさん「ガウガウ (さーて、どこから食べよう?)」
絶体絶命のピンチ!!
戦闘 → 無理
逃走 → 無理
部下ちゃん選択の時来たる
部下ちゃん「そうだ!」
何故か部下ちゃんは
スマホで撮影を始めるのでした
部下ちゃん「あそこだ!」
さらに部下ちゃんは防獣柵の
地面を掘りだしました
くまさん「ガウガウ(どこへ行こうというのかね)」
くまさん「ガウガウ (穴を掘って逃げる時間はありませんよ)」
部下ちゃん「おいクマ! 人喰いを止めろ! さもないと死ぬぞ!」
くまさん「ガウガウ (恐怖でおかしくなったかな? まあ、いいや食事にしよう)」
部下ちゃん「どうやら 止める気はないようだな!」
くまさん「ガウガウ (順当に頭から丸かじりで)」
部下ちゃん「ならば喰らえ!」
くまさん「ガウ? (ゴクン?)」
部下ちゃん「今、お前が食べたのは トリカブト」
部下ちゃん「こうした高地の湿ったところに 生える猛毒の草だ」
何と部下ちゃんは
スマホの画像検索で
トリカブトを探していたのでした
くまさん「ガウガ・・・ (お前なにを言って・・・)」
部下ちゃん「毒成分はアコニチン 経口摂取後すみやかに 心臓発作をおこす」
部下ちゃん「ほ、本当に効いたみたい」
機転をきかせて
戦うことを選んだ部下ちゃんに
勝利の女神は微笑んだのです
部下ちゃん「た、助かったあ 電車で読んだ ゴール〇ンカムイのおかげだよ」
防獣柵「クマ反応は消失! 防獣柵を下げます! クマ反応は消失! 防獣柵を下げます!」
遅まきながら
防獣柵がゆっくりと
おりていくのでした
部下ちゃん「全部後手じゃねーか!」
〇個別オフィス
休み明けの53調査チーム
上司さん「部下ちゃん 命の洗濯はできましたか?」
部下ちゃん「ばっちり選択できましたよ」
守信寺さん「良かったわね」
部下ちゃん「まあ、選択ミスしてたら 死んでたっす」
「・・・(何で不機嫌?)」
ともあれ命が助かって
ヒンナヒンナ(元の意味:感謝感謝)
ですね
おしまい



とってもクレバーな熊さん(カッコ内の心情)に笑ってしまいました😂
さらに、防獣柵電流爆破デスマッチꉂ🤣
先日訪れた温泉の近くでも🐻さんが現れたようなので(温泉すぐそばの道路を悠然とお散歩していたみたいです)、いざという時にはこの奥の手を使いたいです🙌……近くにけっこう自生しているので😏←