ブライトネスとの共同作戦(その2)(脚本)
〇宿舎の部屋
翌日。
江川和樹「朝か。早いね」
江川和美「いつもと違うから、なんか新鮮ね」
「入るぞ」
「はい」
魔法使い「時間だ。着替えて身支度をして朝食を済ませたら、作戦開始だ」
「分かりました」
彼らは急いで準備した。
〇牛丼屋の店内
メンバーは、牛丼屋で朝定食を食べることに。
魔法使い「しっかり栄養付けろよ」
「わかりました」
ソーサラー「他の面々とも合流予定よ」
江川和美「買い占め問題はあってはなりませんしね」
江川和樹「食べ物を粗末にするなんてひどいですしね」
ソーサラー「だからこそ、私たちで懲らしめるのよ」
〇ファストフード店
ソーサラー「ターゲットはあの店よ」
魔法使い「案の定いっぱいいるな」
ソーサラー「とにかく一斉摘発するわよ!!」
「そうですね!」
ソーサラー「裏に隠れて変身した方がいいわね」
〇ビルの裏
ハンバーガーショップの裏にやってきた面々。
ソーサラー「それじゃあ、変身しておいた方がいいわね」
江川和美「そうですね」
江川和樹「和美、行くぞ!」
江川和美「オッケー!」
〇幻想空間
「行くよ!レッツ、ジャスティスチェンジ!」
江川和樹「イェイ!」
江川和美「ウフフッ♡」
江川和美「チュッ♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ、見参!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール、見参!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!」
〇ビルの裏
ソーサラー「じゃあ、出撃よ!」
「了解!」
〇ファストフード店の席
そしてここは店内。
「いらっしゃいませ!」
やがてキッズセットは売れていった。
「キッズセット、お願いします」
ハンバーガーショップの店員「はいどうぞ!」
ハンバーガーショップの店員(転売、起きませんように・・・)
〇ファストフード店
転売ヤー「でかした」
「じゃあさっそく始めるか、転売」
転売ヤー「ノベルティはレアだから高値で取引が期待できるわ」
転売ヤー「手に入れた甲斐があった」
彼らは買ったバーガー類を捨ててノベルティだけをカバンに入れていく。その時だった!
ジャスティスガール「子供たちの気持ちを考えてみてほしいわ」
ジャスティスボーイ「食べ物を粗末にしちゃいけないって、君たちは教わったはずだろ?」
転売ヤー「知ったことか!利益重視なんだよ、俺らは!」
ジャスティスガール「子供たちの楽しみを踏みにじるなんてひどいわよ!」
転売ヤー「何しようと勝手じゃないの!」
ジャスティスボーイ「直ちにノベルティを子供たちに渡してほしいしバーガー系は持って帰るように!」
転売ヤー「あんたら正義の味方のつもり?」
スーパーウィザード「いい加減にせんか!おぬしらは極悪非道極まりない!」
転売ヤー「ずらかろう」
ソーサラー「そうは問屋が卸さないわ!」
ソーサラーは鎖を召喚し、転売ヤーを一網打尽にした。
転売ヤー「しまった!」
魔法使い「ノベルティは、返してもらう」
転売ヤー「わかったから離して!」
魔法使い「では、買い占め並びに高額転売をやめ、食べ物を粗末にしないと約束するか?」
転売ヤー「わかった!やめるから離してくれ!」
転売ヤー「間違っていたわ!」
転売ヤー「買い占めや高額転売目当てで買うのはやめるよ!」
魔法使い「よかろう」
こうして転売ヤーを懲らしめた面々。彼らはその後買い占めや高額転売、そして食べ物を粗末にしないと転売ヤーに約束させた。
ジャスティスボーイ「わかってくれたようだね」
ジャスティスガール「そうね。子供たちの笑顔、壊したくないもんね」
ソーサラー「じゃあ、ノベルティは子供たちに渡していきましょう」
「はい!」
その後、面々はノベルティを子供たちに配っていった。食べ物も配っていったという。
ジャスティスガール「はい、ノベルティよ」
子供「ありがとう!」
ジャスティスガール(喜んでくれてよかったわ)
ジャスティスボーイ「ノベルティだよ」
子供「ありがとう!」
ジャスティスボーイ(これで全部配ることができそうだ)
その後、面々は不法に捨てられた食べ物をホームレスなどに寄付した。
スーパーウィザード「お疲れさん。これで全部配り終えたな」
ジャスティスガール「悪質な転売ヤーを懲らしめることができてよかったです」
魔法使い「また機会があれば一緒に作戦を遂行しよう」
「はい!」
ジャスティスボーイ「じゃあ、元に戻るか」
ジャスティスガール「そうね」
「変身、解除!」
「今回はありがとうございました!」
ソーサラー「いえいえ。また機会があったらその時はよろしくね」
こうして作戦は終わった。
〇シックなリビング
その後。
「ただいま!」
江川るり子「おかえりなさい」
江川和樹「勉強合宿、頑張ったよ」
江川和美「しっかり学習できたわ」
江川勝「期末試験に向けて手ごたえはありそうかい?」
江川和樹「ありそうだよ」
江川勝「そういえばジャスティスツインズが悪質な転売ヤーをやっつけたそうだよ」
江川和樹「帰りに会ったよ。「食べ物を粗末にしたり買い占めはあってはならない」と言ってたよ」
江川るり子「そうね。世界には食べられなくて困ってる人もいるから、ちゃんと残さず食べるのは大切よ」
江川和美「そうね」
〇研究施設のオフィス
科学者「今回もお疲れ様」
スーパーウィザード「ああ。今回の作戦でこれで奴らも高額転売したり、食べ物を粗末にしたりしないはずじゃ」
女性科学者「そうですね」
科学者「お前の分析も功を奏したしな」
女性科学者「あなた・・・・」
狙撃手「今後も彼らと協力しつつ事件を解決したりダークカンパニーを壊滅に追い込みましょう!」
かくして、事件は無事に解決。ジャスティスツインズはまた、ブライトネスと共闘するであろう。
次回へ続く!


