道具を使う者・2(脚本)
〇城
マサキ「ここが鵺(ぬえ)の城か・・・・・・・・・」
マサキ「やっと来ることができた」
マサキ「世界に蔓延した災いを正すため」
マサキ「僕はこの道具を使う」
マサキ「忌髑髏(いみどくろ)と対を成す弔髑髏(とむらいどくろ)」
マサキ「鵺を退治しなければ・・・」
〇教会の中
マサキ「中身は教会になっている・・・・・・・・・か」
マサキ「鵺の造る異次元空間だな」
マサキ「先へ急ごう」
マサキ「俺はこの扉の先へ行く」
マサキ「この先には何があるのか・・・」
〇マンションの共用廊下
マサキ「ここは俺が住んでいるマンションだ」
マサキ「鵺に心を悟られているのか・・・?」
マサキ「俺の部屋から何か妖気を感じる」
マサキ「先へ急ごう」
〇草原
マサキ「ここは忌が原だ」
マサキ「忌が原は忌塚がある場所」
マサキ「ということは・・・・・・・・・」
「キェェェェェェェー」
マサキ「現れたか、鵺」
マサキ「火・燃えろ」
マサキ「火・燃えろ」
マサキ「火・燃えろ」
「キ、キェェェ。・・・・・・・・・」
マサキ「とどめだ」
マサキ「鵺よ忌塚に眠れ」
マサキ「光が包み込み、鵺は忌塚で眠る」
マサキ「もう二度と目覚めることはない」
〇草原
マサキ「忌塚は忌塚(とむらいづか)に変わったようだ」
マサキ「全ての鵺の災いは終わった」
(終)