平凡な俺と覚醒した彼女

かくれんぼ

【第4話】部活ごっこ、正式スタート?(脚本)

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〇教室
  放課後、魔術研究部の集まり。
  教室の一角で机が並んでいる。
えま「さぁ、初回会議を始めようぞ “叡智の追求”を!」
しゅん「叡智の追求・・・? いつからそんな重い話になったんだよ」
えま「まずは“儀式”として、会員の印を作るのだ! 全員手をかざし、入会の誓いを!」
  えま、ここで右手を前に突き出す
ゆうや「おお、OK!地上の民として誓いますぜ!」
るる「誓い・・・って・・・何をするの・・・・・・?」
あさな「こういうノリ嫌いじゃないよ〜」
  ゆうや、るる、あさな
  3人とも全く理解しないまま手を前に出す
えま「さぁ・・・我が“魔力反応テスト”! この水晶を手で透視してみせよ!」
  えまが目の前になんでもないペットボトルを出す
  みんなペットボトルに手をかざす
しゅん(それ、単なるペットボトルだぞ)
えま「うむ!!初期反応は良好。 地上の民にしては、なかなかの耐性あり!」
ゆうや「俺はペットボトルの神秘に触れてしまった!」
あさな「よく分からないけど認められたのかな〜!」
しゅん「はぁ・・・ ・・・これで部活申請書、通るのか・・・?」
えま「申請? まぁ・・・適当に“将来を担う魔術研究”って書いておけばいいんじゃない?」
  るる、小さくノートに
  「某日 魔術研究部発足 儀式済」と書く
るる(これ、何書いてるんだろ・・・)
  こうして始まった“魔術研究部”。
  内容は意味不明
  俺の平凡は一体どこに行ったのか・・・

次のエピソード:【第5話】夏だ!海だ!魔術研究部合宿!!

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