平凡な俺と覚醒した彼女

かくれんぼ

【第3話】魔術研究部…?その名前、惹かれる!(脚本)

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〇学校の廊下
  昼休み、廊下で掲示板を見ているしゅんとゆうや
ゆうや「部活一覧って・・・ なんかどれもピンとこないなー。 しゅん、部活入る予定あんの?」
しゅん「平和のためにどこにも入らず 文化部の空き教室で静かに過ごす予定」
  えまがバンッ!と後ろから割り込んでくる
えま「――その魂の行き場、我が研究室に託す気はないか?」
しゅん「お前、どっから湧いた」
ゆうや「おーーー出たな!! んで、“研究室”って、どこ?」
えま「見よ、この張り紙を!」
  掲示板に部活募集中:魔術研究部(仮)
  と明らかに手書きの紙が貼ってある
しゅん(・・・貼ったのお前だろ)

〇教室
  教室内、読書しているるる
えま「るるっ!! 君も運命の声を聞いたわね!?」
るる「え、え? ごめん私、読書部に入ろうかなって・・・」
えま「いやいやいや、見て!? この“魔術研究部”・・・名前の響き・・・ 最高じゃない? もうこれだけで入部確定案件でしょ!?」
しゅん「プレゼンが雑すぎるだろ」
  えま、るるの手をガシッと取る
えま「さぁ行こう、るる! 未知なる叡智の扉を共に開くのよ!」
るる「ちょ、ちょっと!待って待って〜!! まだ何も言ってない〜〜〜!!」
あさな「なんか、また変なこと言ってるなぁ〜」
ゆうや「でもなんか楽しそうじゃね? 入るか“魔術研究部”!」
しゅん「俺は静かに暮らしたいだけなんだけどな・・・・・・」
  こうして、変な名前に惹かれた人々が、自然と集まっていく。
  “魔術研究部(仮)”は、ゆるやかに動き出した──

次のエピソード:【第4話】部活ごっこ、正式スタート?

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