光星戦隊クロスクインテット

48tdp

烏丸姉妹、ステージオン!(脚本)

光星戦隊クロスクインテット

48tdp

今すぐ読む

光星戦隊クロスクインテット
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇装飾された生徒会室
  若葉コスモの1日限りの復活ライブから数日後、烏丸姉妹が自分たちの拠点に来る日・・・
加嶋尊「準備良し。さ、行きましょう鷲宮さん」
鷲宮空「あの、先輩すいません。行く前に話しておきたいことがあるのですが・・・」
加嶋尊「ん?何かあるの?」
鷲宮空「実は私たちの戦隊をみたいという姉妹がいまして、今日拠点にしてる施設に来ると言っていました」
加嶋尊「そうなの?それはありがたいわね!興味津々というわけね」
鷲宮空「ただ、姉は大丈夫ですけど妹さんが超のつくほどの人見知りなんですよ。びっくりさせないようにしてくださいね、先輩」
加嶋尊「分かった、気を付けるわ」

〇研究施設の玄関前
鷲宮空「着いたっと。さて、あの姉妹は・・・あ、いたいた」
烏丸ミア「ここか・・・って、来たか空」
烏丸ハミィ「どうも、いきなりすいませんね」
鷲宮空「お待たせ、行きましょうか」

〇音楽スタジオ
  空は烏丸姉妹が来る前日に施設の全く使われていなかった部屋を改造してそこに楽器等を運び込み練習用の部屋にしたのだ
烏丸ミア「おー、いい部屋じゃん。でかしたぜ空!」
鷲宮空「気に入ってくれたようでうれしいわ」
烏丸ハミィ「これなら安心して演奏できますね」
  早速演奏を始める空とハミィ。そしてPAを行うミアであった。

〇近未来施設の廊下
桐生アンジェ「へー、空ちゃんが見つけて来たんだ。私たちの戦隊ヒロインを見たいっていう姉妹」
加嶋尊「ええ、その子たちに会いに行くって鷲宮さんすたこら行っちゃったからね。相当なんじゃないかしら」
加嶋尊「!?このギターの音って・・・」
桐生アンジェ「地下の方から聞こえてきたようね、行こう!」

〇音楽スタジオ
「決まり!」
烏丸ミア「ふー、2人共ノリノリだったな!」
烏丸ハミィ「ビビッとカンペキな演奏だったわ!」
鷲宮空「こういうセッションも良いわね」
  その時、外から・・・
鷲宮空「今のカメラのシャッター音・・・もしや!?」
烏丸ハミィ「ひぃっ、ま、まさか撮られてましたか?演奏中・・・」
烏丸ミア「このシャッター音覚えがあるな、あたし」

〇近未来施設の廊下
  誰が撮ったのか、もう説明する必要のない方々もいると思いますが・・・撮ったのはもちろんこの人物
  アンジェだ。
桐生アンジェ「まあ、こうなるよね・・・」
加嶋尊(もうバレバレでしょ、どう考えても・・・)

〇音楽スタジオ
加嶋尊「し、失礼しま~す・・・」
桐生アンジェ「どうも~・・・」
鷲宮空「も~、何してくれてんですか~!ハミィちゃんがビビッて私の後ろに隠れちゃったじゃないですか~!」
加嶋尊「ごめん、鷲宮さん・・・」
烏丸ハミィ「ぶるぶるぶる・・・」
桐生アンジェ(うわっちゃあ・・・めっちゃ震えてる。やっちゃったなあ)
加嶋尊「鷲宮さんが気を付けてって言った理由はこれだったんだ・・・」
鷲宮空「そうなんです。少しでも驚かすとこうなっちゃうんですよ・・・トホホ・・・」
烏丸ミア「あ~、あのうちの妹が申し訳ございません・・・」
桐生アンジェ「こちらこそ、失礼しました・・・って、君らのその制服、流星の生徒かい?」
烏丸ミア「はい、間違いありません。私立流星学院高校1年、烏丸ミアです。以後よろしく」
烏丸ミア「で、こっちでびびってるのが妹のハミィです」
加嶋尊「まさか流星の生徒さんだったとは・・・ごめんなさい、驚かせちゃって」
烏丸ミア「こちらこそ、なんか、すいません・・・」
烏丸ハミィ(うう、私ったらなんでこんなことで恐怖を覚えてしまったのかしら・・・空の先輩、すごくいい感じの人なのに・・・)
加嶋尊「鷲宮さんから話は聞いたわ。私たちの戦隊に興味津々だそうじゃない」
烏丸ミア「そうですね、空が戦隊ヒロインになっているという話を聞きまして、あたしもハミィも興味が出たんですよ」
烏丸ハミィ「私も興味津々でミア姉さんと共に見てみたいという気持ちがあったんです」

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

次のエピソード:今ここに7人のヒロインが

成分キーワード

ページTOPへ