10 アデライーデ参戦(脚本)
〇城壁
イスランド兵3「まさか、幼体型だけを撃ち別けたんですか!?」
イスランド兵3「あれだけの高度から、あれだけの範囲を一度に撃って!?」
魔法使い1「凄まじい精密性ですな」
〇海岸の岩場
人の背丈よりも頭一つ大きなドーカ達を切り刻む斬撃は、それぞれが彼らを両断して余りある大きさで降り注いだ──
天罰の如く幾度も下された斬撃の咆哮によって──
絶望的だった地表の軍勢は次第にまばらとなる
よく見ると、それは幼体のドーカばかりが滅び、ゾンビ達は全て残されていた
〇空
ミスリル「シャアアアアアアァッ!!!!」
〇海岸の岩場
〇空
アデライーデ「頃合いだね・・・」
アデライーデ「それじゃあ行ってくるよ、向こうはよろしく」
ミスリル「グルルル(日が暮れる前にはもどる)」
アデライーデ「よっこらせ」
アデライーデは帽子を片手で抑えながらミスリルから飛び降りる
アデライーデ「『錬剣』、『操刃』」
アデライーデが2つの魔法を発動させると、彼女のシルエットが大きく変わる
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