エロスとプシュケの愛の物語

エターナルラブ·プロジェクト

エピソード7 永久の空に誓う愛(脚本)

エロスとプシュケの愛の物語

エターナルラブ·プロジェクト

今すぐ読む

エロスとプシュケの愛の物語
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇渓谷
  エロスは冥界の入り口まで来ました。
エロス「プシュケ!」
エロス「あーそんな・・・」
プシュケ「・・・」
  そこには開けられた箱があり、その近くには彼女が眠っていました。
エロス「愛しい人よ、どうか戻ってきてほしい・・・」
  エロスが彼女にキスをすると、冥界の眠りが彼女の体から出てきており、そして、箱に戻されました。
プシュケ「・・・ん」
プシュケ「あっ!」
  するとプシュケが目を覚ましました。
プシュケ「エロス様・・・」
エロス「プシュケ!」
プシュケ「エロス様・・・これは夢ですかね?」
エロス「夢になんかさせないよ」
エロス「ん!」
プシュケ「!」
  エロスはプシュケを口づけでキスしました。
エロス「絶対に離さない、もう誰にも渡したくない。 愛しているよ、プシュケ」
プシュケ「私もエロス様のことを愛しています」
エロス「ああ・・・」
  こうして2人は深く抱きしめました。

〇空
  エロスとプシュケは、女神アフロディーテの神殿に着きました。
アフロディーテ「化粧品を手に入れるなんて」
アフロディーテ「やるじゃないか!」
プシュケ「ありがとうございます」
エロス「ちなみに母上、その化粧品の件のことなんですけど」
アフロディーテ「何?」
  エロスは、化粧品について全てを話した。
アフロディーテ「何ですって!」
アフロディーテ「ペルセポネ、私に対して嫌味を持ってんのかしら?」
  アフロディーテはペルセポネに対して腹を立てていました。

〇謁見の間
  冥界
ペルセポネ「何よ、アドニスの件のことで、何で私が彼女に化粧品を渡す義務があるの?」
ハデス「女の戦いは怖い・・・」
  一方の冥界では、ペルセポネもアフロディーテに対して恨みを持っていました。

〇空
アフロディーテ「まったく」
  アフロディーテはため息をつきました。
アフロディーテ「2人の結婚を認めましょう」
プシュケ「アフロディーテ様!」
エロス「母上!」
アフロディーテ「だけど、プシュケお前は人間であるため、神とは結婚はできない」
プシュケ「そんな・・・」
エロス「・・・」
アフロディーテ「でも安心しなさい、あなたを最高神ゼウスのもとへ連れて行き。 私が説得し、あなたを神にします」
プシュケ「本当ですか?」
アフロディーテ「ええ」
エロス「ありがとうございます母上」
  こうしてエロス一行は神々が住む、オリュンポス山に向かいました。

〇雲の上
  オリュンポス
  エロス一行は、オリュンポスに着きました。
アフロディーテ「最高神ゼウス様」
ゼウス「おお、アフロディーテか」
ヘラ「その娘は確か・・・」
アフロディーテ「はい、プシュケです!」
アフロディーテ「ゼウス様」
  アフロディーテは事の発端と試練について話しており、プシュケを神にするよう説得しました。
ゼウス「そんなことがあったんだね」
ヘラ「あなた、まずは神々の会議を開きましょう」
ゼウス「ああ・・・」
  ゼウス達、神々は会議を開きました。

〇神殿の広間
  神々の会議が始まりました。
ゼウス「・・・」
ヘラ「・・・」
アフロディーテ「・・・」
ヘルメス「・・・」
アレス「・・・」
エロス「・・・」
ゼピュロス「・・・」
アポロン「・・・」
  会議の結果
ゼウス「では、プシュケを神の仲間にすることに決定した」
  多くの神々が皆、全員賛成の一致であった。

〇雲の上
  最高神ゼウスはプシュケにアンブロシアとネクタルを授けた。
ゼウス「これを食べて飲んで晴れて神になるが良い」
プシュケ「はい」
  プシュケはアンブロシアとネクタルを食べて飲みました。すると・・・
プシュケ「!!」
  なんとエロスと同じ白い翼が生えておりました。
エロス「プシュケ綺麗だよ」
プシュケ「エロス様・・・」
  神になったプシュケを見たエロスは、彼女を抱きしめました。
ゼウス「では、結婚式を挙げよう」
ゼウス「皆の者祝杯をあげるぞ!」
「おお──!!」
  こうして神々の結婚式の宴が始まりました。

〇華やかな広場
  ゼウスはかつてゼウスとヘラが結婚した場所でエロスとプシュケの結婚式を行います
ゼウス「ここで2人を夫婦として認める」
エロス「プシュケ・・・」
プシュケ「エロス様・・・」
エロス「エロスでいいよ」
プシュケ「はい」
  こうして2人は永遠に神々の世界で永遠の夫婦になりました。

〇宮殿の部屋
  数年後、プシュケとエロスの間には、可愛い女の子が生まれました。
エロス「プシュケ、僕たちの間に子供が生まれたって本当?」
プシュケ「本当よ!」
  2人の間には、ウォルプタースと呼ぶ喜びという名の娘が生まれました。
  5年後
ウォルプタース「ママとパパ。今日はどこかに遊びに行こう」
エロス「そうだな、今日は滝でも見に行こうか、そこで水浴びでもしよう」
ウォルプタース「やった!」
プシュケ「こらこら、慌てないの、それじゃ行きましょう」
ウォルプタース「はーい!」
  こうしてエロスとプシュケ、そして娘のウォルプタースの3人の神々は幸せに暮らしましたとさ、おしまい。

次のエピソード:お知らせ

コメント

  • 連載お疲れ様でした❣️
    私がこのエピソードの
    最初の読者だそうですね
    👏👏👏👏👏👏
    あと1話残ってるのは
    何だろう‥

成分キーワード

ページTOPへ