エピソード1(脚本)
〇タンスの置かれた部屋
聡子「こら~待て、ませガキ・・・」
聡子「コラ、私を誰だと思ってるんだい元関東レディース総連合のやさぐれお蝶だ、舐めた真似すると承知しねぇぞコラ」
健太郎「済みません・・・間違えたかも」
聡子「何だい、間違えて私を襲ったってのかい・・・許せない。私に興奮してって弁解なら許すけどよ、どうなんだい?」
健太郎「はい、実は前世で聡子さんは僕の妻だったんです」
聡子「はぁ~何言ってるの?頭おかしくなった?そんな言い訳通用すると思ってるのかい?」
健太郎「あの世から逃げて来たんです僕達」
聡子「いい加減にしな、いいかい今度こんな前したらただじゃすまないからね、覚悟し」
健太郎「健三郎って名前に聞き覚えは?」
聡子「ないよ・・・息子の友達だから今回だけは許してやるが今度やったらボコボコにしてやるからな」
健太郎「御免なさい」
聡子「そうだ、罰として買い物の荷物運びしてもらおうか」
健太郎「ハイ、分かりました」
聡子「じゃぁ、行こうか」
〇渋谷のスクランブル交差点
悪魔のロシェル「全く、管理部の奴ら折角集めた魂を逃がしやがって、挙句にワテが探し出せってルシファー部長クソ!!」
聡子「ご苦労様、少し買いすぎちゃったかな」
健太郎「何処かでお茶しませんか」
聡子「そうしましょうか」
悪魔のロシェル「あれ、どこかで聞いたような声が」
〇ファストフード店
聡子「私チーズバーガーセットね健太郎」
健太郎「ハイ、チーズバーガーセット」
聡子「サンキュー、あぁ楽しかった。どう疲れた健太郎」
健太郎「全然、でも水着まだ買ってないですよね」
聡子「しまった、じゃぁこれから見に行きましょう」
健太郎「頂きま~す」
〇アパレルショップ
聡子「どうかしら?」
健太郎「凄く似合ってますよ聡子」
聡子「呼び捨てにするんじゃないよ健太郎」
聡子「これなんかいいわね」
健太郎「いいねぇ」
聡子「じゃぁこれに決まり」
聡子「さぁ次よ」
健太郎「まだあるんですか買い物」
聡子「これも気に入ったから買っちゃお」
〇渋谷のスクランブル交差点
聡子「困ったわねぇ急に降り出して来て・・・」
健太郎「どこかで雨宿りしましょう」
健太郎「あそこはどう?」
聡子「何考えてるのクソガキ」
〇ラブホテル
健太郎「濡れるからここへ」
聡子「イヤ、何考えてるのぶっ飛ばすわよクソガキ」
健太郎「何もしないからさ」
聡子「そんなセリフどこで覚えたんだい」
健太郎「濡れちゃうし」
聡子「絶対なにもしない・・・約束だよ」
健太郎「わかった」
〇けばけばしい部屋
健太郎「やれやれ、タオルどこだろう?」
聡子「何の因果で中学生のガキとラブホ・・・トホホ」
- このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です! - 会員登録する(無料)