エピソード1(脚本)
〇教室
それは、人々の不満から生まれる"モノ"
???「澄ちゃんまたねー!」
澄「うん!またね〜!」
澄(はぁ...疲れた)
澄(もう...何も考えたくない...。偽物の私を作るのは嫌だ)
〇学校の下駄箱
真彩「あんたの上履き汚いから洗っといてあげたのよ!!」
???「感謝しなさい!!」
幸「...」
幸「あ、ありがとう...」
真彩「あははっ、こいついじめられてるって気づかずにお礼いってばっかみたい!」
幸「っ...」
真彩「行こ行こ!」
幸(っ...。もう嫌、いじめられたくない...)
〇明るいリビング
結菜「...」
「結菜!結菜!開けなさい!!」
結菜「お母さん...」
結菜「ごめんなさい...お母さん...」
「結菜!結菜!!!」
結菜「っ...」
結菜(もう...殴られるのはいや...私だって、普通の子として生きたいよ...)
〇渋谷のスクランブル交差点
龍夜(疲れた。人生に疲れた。もう終わりにしたい)
龍夜(なんで...俺、生きてるんだろう)
〇おしゃれなリビングダイニング
優「母さん...」
「ごめんね、優。遊真のお見舞い行かなきゃ」
優「...」
優「お腹すいたよ...」
〇田舎の病院の病室
「遊真」
遊真「母さん」
遊真「今日は来てくれたんだ」
「遊真、ごめんね最近来れなくて」
遊真「ううん。大丈夫」
「...遊真、」
遊真「知ってるよ、僕の寿命。残り少ないんでしょ」
「...」
遊真(僕も普通の子として生まれたかったな)
「遊真!遊真!!!」
〇黒
帷「...」
帷「うふふっ...」