アイドルのゆめ

姫野 ももな

夢に向かって突き進む(脚本)

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〇空
  望月咲たちは、lovely cuteというアイドルグループに所属してから数年が経った。
  その後彼女たちは、グループ活動の他の活動もすることになった。
  そして、lovely cuteのメンバーの一人の「望月咲」が中心とした物語か始まる。

〇女の子の部屋
望月 咲「・・・・・・」
望月 咲「え、もう朝!?」
望月 咲「作業してたら寝落ちしてた・・・ 早く準備しないと!!」

〇女の子の部屋
望月 咲「そろそろ、事務所に向かおうかな・・・」

〇休憩スペース
望月 咲「おはようございます!!」
白井 水菜「おはよう、咲」
望月 咲「水菜、おはよう」
白井 水菜「まだ、仕事までまだ時間あるよ」
望月 咲「ほんと?・・・なら、大学の課題やっておこうかな」
白井 水菜「咲、大学に行きながら芸能活動頑張っているところ尊敬する・・・」
望月 咲「そうかな? 私は大学に行きたくて行ってるだけだからな・・・」
白井 水菜「そういう努力家なところが咲のいいところだよね」
望月 咲「ありがとう」

〇撮影スタジオのセット
望月 咲「おはようございます!!」
撮影監督「おはよう、咲ちゃん」
???「咲・・・早めに来たんだな」
望月 咲「健くん、おはよう!!」
鈴井 健「・・・おはよう」
望月 咲「今日の撮影、頑張ろうね!!」
鈴井 健「お互い頑張ろう」
望月 咲「そういえば、大学ってどこに行ったの?」
鈴井 健「俺は大学に行ってない 芸能活動に専念したいと思ってるから」
望月 咲「すごい!!」
望月 咲「やっぱり、健くんは真面目で努力家だね!!」
鈴井 健「今更、言われても嬉しくないんだけど・・・」
望月 咲「でもまあ、私の尊敬してる人ってことだけあるよ!!」
鈴井 健(俺は高校の頃と変わらないな・・・ 咲にずっと、片思いしてるなんて)

〇休憩スペース
望月 咲「撮影・・・疲れた」
鈴井 健「監督がムチャ言うからな・・・」
望月 咲「そう!!私たちが出来ないことをさせようとするんだもん!!」
鈴井 健(本当は、咲と演技の中だけどキスしたかった)
???「話盛り上がってる途中で悪いんだけど、咲・・・そろそろ別の仕事の時間だよ」
望月 咲「え、別の仕事入ってたっけ?」
白井 水菜「忘れたの!? 昔からそういうところは、変わらないわね」
望月 咲「ごめんなさい!! 今、行く準備する・・・」
白井 水菜「健くん、咲と早く付き合えるように頑張ってね!!」
鈴井 健「はぁ!?」
鈴井 健(いつから知ってんだよ・・・水菜のやつ)

〇池袋駅前
「今日は、路上ライブに来てくれてありがとう!!」
白井 水菜「咲は、来週末にドーム公演があるんだよね?」
望月 咲「そうなの!! 今からとても楽しみ!!」
咲のファン「咲ちゃん、来週末のドーム公演行くよ!!」
望月 咲「ドーム公演に来てくれる子いる!! ありがとう!」
白井 水菜(咲・・・ファンに対して対応がいいな──)

〇池袋駅前
  咲と水菜が路上ライブしている所にある少女が見ていた。
姫野 きらり「路上ライブ・・・?」
姫野 きらり「綺麗・・・」
姫野 きらり(見て行きたいけど、ピアノ教室に遅れるから見れない)
姫野 きらり「そうだ!ピアノ教室終わったら、咲ちゃんのライブ映像を動画サイトで見よう!!」
望月 咲「・・・・・・」
望月 咲(あの子・・・私の幼い頃と似てる)

〇ファミリーレストランの店内
望月 咲「路上ライブ、お疲れ様〜!!」
白井 水菜「お疲れ様、咲」
望月 咲「水菜も盛り上げて!!」
白井 水菜「私はいいよ・・・周りにバレたらお店に迷惑かかるし」
望月 咲「あ、そっか・・・バレるかもしれないんだ」
望月 咲「そしたら、静かにお疲れ様会しよ・・・」
白井 水菜「そうだね!!」

〇可愛い部屋
姫野 きらり「・・・・・・」
姫野 きらり「やっぱり、咲ちゃん可愛い!!」
姫野 きらり「これから、咲ちゃんのファンとして推し活頑張ろう!!」

〇マンション前の大通り
望月 咲「はぁ・・・はぁ・・・」
望月 咲「ランニング、疲れるな・・・」
望月 咲「でも、夢を叶えるために頑張ろう!!!!」
望月 咲「どりゃーー!!!!!!」
星空 葵奈(・・・今の、咲ちゃんかな?)
星空 葵奈(頑張れ、咲ちゃん!!)

〇講義室
  授業中
望月 咲(・・・眠い なんで、こんな日に雨なの・・・)

〇名門の学校
望月 咲「やっと、終わった〜!!」
???「咲ちゃん、お疲れ様」
望月 咲「え?」
星空 葵奈「久しぶり、咲ちゃん」
望月 咲「葵奈ちゃんがなんでいるの!?」
星空 葵奈「私、久しぶりに咲ちゃんに会いたいなって思って来ちゃった!!」
望月 咲「葵奈ちゃん・・・」
咲と同じ大学の女の子「待って・・・望月さんの隣にいる子って、星空葵奈ちゃん?」
  葵奈は、女の子に手を振った。
望月 咲(・・・やっぱり、すごいな葵奈ちゃん)
星空 葵奈「咲ちゃん、このあと時間ある?」
望月 咲「はい、あります!!」
星空 葵奈「それじゃあ、ファミレス行こ!」
望月 咲「はい!!ぜひ!」

〇ファミリーレストランの店内
星空 葵奈「咲ちゃん、最近どう?」
望月 咲「楽しいです!!」
望月 咲「あと、近々ライブも行うのでレッスン頑張ってます!!」
星空 葵奈「私、咲ちゃんのライブ行こうと思ってるの」
望月 咲「本当ですか!!」
望月 咲「嬉しいです!!!!」
星空 葵奈「澪と一緒にライブ行くね!!」
望月 咲「はい!!」

〇女の子の部屋
望月 咲(早く寝ないといけないけど、少しSNSだけ見てから寝よう)

〇女の子の部屋
  2時間後

〇綺麗なコンサートホール
望月 咲「ライブの日に雨か・・・テンション下がる・・・」
???「咲ちゃんに会えるの楽しみ!!」
望月 咲(嬉しいな・・・私に会うことが楽しみにしてくれてる──)
姫野 きらり「・・・咲ちゃん!?」
望月 咲「今から、楽屋に向かおうと思って・・・」
姫野 きらり「そうだったんですね!! ライブ、頑張ってください!!」
望月 咲「ありがとう・・・ライブ、頑張るね!!」

〇コンサート会場
望月 咲「今日は来てくれてありがとう!! 忘れられないくらいの勢いでライブを楽しんでいってね!」

〇コンサート会場

〇コンサート会場
姫野 きらり「咲ちゃん・・・本当に可愛い!!」
姫野 きらり(私の夢を見つけてくれた人・・・── ありがとう、咲ちゃん)
???「あの、少し話してもいいかな?」
姫野 きらり「はい、大丈夫ですよ」
星空 葵奈「咲ちゃんカラーのお洋服、かわいいね!!」
姫野 きらり「ありがとうございます!!」
星空 葵奈「・・・」
姫野 きらり「・・・」
姫野 きらり「”星空葵奈”ちゃん!?・・・がどうして、咲ちゃんのライブ会場にいるの!!」
星空 葵奈「私も咲ちゃんのステージが見たくて、来ちゃった」
姫野 きらり「なんだ、そうだったんですね・・・」
星空 葵奈「そういうこと」
姫野 きらり「・・・って、言ってる場合じゃないです!! 葵奈ちゃんのファンにバレたら、どうするんですか?」
星空 葵奈「全力で逃げるからいいの」
姫野 きらり「逃げるから良いとかないです!!」
望月 咲「そこの人たち・・・少しうるさいですよ?」
星空 葵奈「ごめんなさい・・・」
姫野 きらり「す、すいません・・・!!」
望月 咲「それじゃあ、次の曲歌います!!」
望月 咲「♪~♩~♫~♬」

〇コンサートの控室
望月 咲「ふぅ・・・疲れた」
望月 咲(でも、沢山の人を笑顔に出来て嬉しかったな・・・)
望月 咲「はい!」
???「咲ちゃん、入ってもいい?」
望月 咲「どうぞ!」
星空 葵奈「咲ちゃん、ライブお疲れ様!!」
望月 咲「ありがとうございます!!」
星空 葵奈「楽しくライブ終われた?」
望月 咲「はいっ!!大満足なライブが出来ました!!」
星空 葵奈「それなら、良かったね」
望月 咲「はい!」
星空 葵奈「咲きちゃんにお願いあるんだけど、いいかな?」
望月 咲「”私にお願い?”」
星空 葵奈「咲ちゃんのファンの子がどうしても、咲ちゃんに会いたいらしくて・・・会ってあげて欲しいんだ」
望月 咲「もちろん、いいですよ! ファンの子と交流できるのは、私も嬉しいですし」
星空 葵奈「良かった!! ホールの外にいると思うから、会いに行ってあげて」
望月 咲「はい!行ってきます!」
星空 葵奈(咲ちゃん・・・少し大人になってきてるんだね)

〇綺麗なコンサートホール
姫野 きらり(わくわく・・・わくわく・・・)
姫野 きらり(あっ・・・!!)
望月 咲「私に会いたいって思ってくれてる子は、君かな?」
姫野 きらり「はい!! 咲ちゃんに会いたかったです!」
望月 咲「ありがとう!! ・・・お名前を聞いてもいいかな?」
姫野 きらり「私は、姫野きらりっていいます!」
望月 咲「きらりちゃん・・・か、いい名前だね!」
姫野 きらり「ありがとうございます!」
望月 咲「今度、ファンの子たちとの交流会を開こうと考えているんだけど、来てくれる?」
姫野 きらり「絶対行きます!!!!」
望月 咲「ありがとう──じゃあ、またね」
姫野 きらり「はい!」

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