エキサイティングJスピリッツ~Jの意志を受け継ぐもの~

イグニス

第11話「響け情熱魂!!ギュゥインギュゥイン、ロックンロール!!」(脚本)

エキサイティングJスピリッツ~Jの意志を受け継ぐもの~

イグニス

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〇大型ホール
  とあるコンサート会場の前
???「くくく」
???「俺様の腕がなるぜ~」
???「なははははは~!!!!」
  何か元気そうなやつが
  キタ━(゚∀゚)━!
  さすがに、ただ者じゃなさそうだけど
  一体誰なんだ??
  おやっ??
  あっちにいる人も、今日のコンサートに登場するキャラみたいだね~
ギター兄さん・サニー「はぁ、上手くいく自信がないよ・・・」
ギャルマネージャー・ヒネ「何言ってんのよ!!」
ギャルマネージャー・ヒネ「やっと夢が叶った、マーシャルアーツアリーナのライブでしょ!?」
ギャルマネージャー・ヒネ「そんな弱気でどうすんのよ!!」
ギター兄さん・サニー「うぅ、だって~」
ギャルマネージャー・ヒネ「ほらっ、もうすぐでバンドメンバーも来るから、中に入ろっ!!」
ギター兄さん・サニー「わ、分かったよ・・・」
  どうやらこのサニーという男が今回重要みたいだね~
  知らんけどねww
  それじゃあ、本編スタートだよ~

〇怪しげな祭祀場
  魔王ゼノゲイブの部屋にて
プレシャスNO☆JI☆MA「申し訳ありません、ゼノゲイブ様」
プレシャスNO☆JI☆MA「この前も任務を失敗してしまいました」
魔王ゼノゲイブ「もうよい、顔を上げよ」
魔王ゼノゲイブ「して、これからどうする??」
プレシャスNO☆JI☆MA「まだ、思いつかずで・・・」
魔王ゼノゲイブ「だが、またあのファイターどもに成敗されると、我々も動きづらくなるな・・・」
???「それなら、いい案がありますぞよ」
プレシャスNO☆JI☆MA「なっ、あなたは!?」
魔王ゼノゲイブ「ほぅ、それはどんな内容だ??」
???「それはですね、私の開発したファイターを投入するのですぞよ」
???「そうすれば、奴らも手を出しにくくなるでしょうぞよ」
魔王ゼノゲイブ「なら、お主の作戦に期待するとしよう」
魔王ゼノゲイブ「行くのだ!!」
???「はっ、ゼノゲイブ様!!」
プレシャスNO☆JI☆MA「まさか、あのファイターが動くとは」
プレシャスNO☆JI☆MA「どうりで最近音沙汰がないかと思えば・・・」
魔王ゼノゲイブ「これは、楽しみだのぅ」
魔王ゼノゲイブ「くはははは~!!」

〇大型ホール
ジャネット「おぉ、マーシャルアーツアリーナだ~!!!!」
トム「すごい、実物はこんな感じなんだ~」
ケイト「喜んでくれて何よりだわ~」
ケイト「ただ、まさか仕事で来るなんてびっくりよね~」
ジョー「俺っちは、問題ないじゃん」
ジョー「ただ、全力でやるのみじゃん!!」
ジェイク「それは、それで気合いれすぎだろ」
ケイト「あはは、じゃあそろそろ行くわよ~」

〇コンサートの控室
  楽屋にて
ジューン・クローダ「という訳で、以上が今日の仕事内容の説明だ」
ジューン・クローダ「何か質問はあるか??」
ケイト「それじゃあ、ちょっと確認だけど」
ジューン・クローダ「は、はぁい、もう何なりと聞いてくださぁい!!」
ケイト「基本的な仕事は護衛でいいんですよね??」
ジューン・クローダ「そうですね、今日は広い会場ですので、結構な人手を必要としてるんですよ~」
ジューン・クローダ「みなさんがいれば、百人力ですけどね~」
ケイト「いえいえ、そちらの警備には負けますって~」
ジューン・クローダ「そ、それは、照れちゃいますね~」
ジューン・クローダ「あははは~!!」
ジャネット「な、なぁ??」
ジャネット「あの黒田って警部、いつもあんな感じなのか??」
トム「そうなんですよね~」
トム「でも、姉さんって鈍感だから、好意持たれているの分かってないんですよね・・・」
ジャネット「くぅ~、超ムカつくぜ~!!」
ジャネット「仕事じゃなきゃ、あいつしばきてぇよ~」
トム「ま、まあまあ・・・」
ジョー「んじゃ、そろそろ行くじゃん!!」
ジェイク「ああ、そうだな」
ジョー「じゃあ、みんな・・・」
ギャルマネージャー・ヒネ「すみません、みなさんすぐに会場まで来てくれませんか!!」
ギャルマネージャー・ヒネ「会場が大変なんです!!!!」
「えっ!?!?」

〇コンサート会場
  コンサート会場1階にて
「キュエー!」

〇コンサートホールの全景
  コンサート会場2階にて
ケイト「えっ!?」
ジューン・クローダ「これは、ひどい!!」
ジャネット「早く助けないと!!」
???「待て待て、待つんじゃぁぁぁい!!」
トム「だ、誰!?」

〇コンサート会場
???「お前らは、俺のライブを中止にするつもりか~?」
ジョー「お前は、誰なんじゃん??」
???「いいだろう、俺様の名前を教えてやるぜ~」
???「俺様の名前は」
バーニングYO☆SHI☆DA「バーニングYO☆SHI☆DAじゃぁぁぁい!!!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「よろしくぅぅぅうううううう!!!!」
ギャルマネージャー・ヒネ「ちょっと、コンサートをめちゃめちゃにしないでよ!!!!」
ギャルマネージャー・ヒネ「こうなったら、中止にするんだから!!!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「そいつは、できないぜ」
バーニングYO☆SHI☆DA「この人質を見ても、同じこと言えるかな??」
ギター兄さん・サニー「ぐっ・・・」
ギャルマネージャー・ヒネ「サニー!!!!」
ギャルマネージャー・ヒネ「あんた、何てことを!!!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「俺たちの条件を飲んでくれたら、会場のみんなに手を出すつもりはないぜ」
バーニングYO☆SHI☆DA「ただし」
バーニングYO☆SHI☆DA「少しでもおかしなことはするなよ!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「でないと・・・」
バーニングYO☆SHI☆DA「この会場ごと、爆散じゃぁぁぁい!!!!」
ギャルマネージャー・ヒネ「う、うぅ・・・」
ジューン・クローダ「ヒネさん」
ジューン・クローダ「裏で何とか動きますので、まずはあいつの条件に乗りましょう」
ギャルマネージャー・ヒネ「えっ、そんなこと・・・」
ジューン・クローダ「細かいことは、これから考えましょう」
ジューン・クローダ「だって、ここには」
ジューン・クローダ「頼もしいファイターが味方にいますから」
ギャルマネージャー・ヒネ「頼もしい・・・ファイター・・・」
ギャルマネージャー・ヒネ「分かりました、どうか後のことお願いします・・・」
ジューン・クローダ「はい、必ずみんなを救いましょう」
ジューン・クローダ「みんな、いけるな??」
「ああ!!!!」
ジョー「みんな、行くじゃん!!」
ジェイク「もちろんだ」
ジャネット「決めてやるぜ!!」
ジューン・クローダ「さあ、俺たちは、相手のファイターを刺激しないように、安全を確保しながら、脱出経路を確保しよう!!」
「はいっ!!」

〇ホールの舞台袖
  コンサート会場の舞台裏にて
???「これは、おもしろいことになってきたぞよ」
???「見せてもらうぞよ」
???「バーニングYO☆SHI☆DAの”ライブ”を」
???「くふふふふふ~!!!!」

〇コンサート会場
バーニングYO☆SHI☆DA「ようやく、俺様の条件を飲んでくれるか」
ジョー「何をするのか知らないが」
ジャネット「あたしらに、不可能はない!!」
ジェイク「ここで全てを終わらせる」
ジョー「さぁ、お前の条件を聞かせるじゃん!!!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「くくく、いいだろう」
バーニングYO☆SHI☆DA「今日お前たちに飲んでもらう条件は・・・」
バーニングYO☆SHI☆DA「俺様と、歌の対決じゃぁぁぁい!!!!」
ジャネット「へっ!?」
ジェイク「んっ!?」
ジョー「う・・・」
ジョー「歌だって~!!!!」
ジャネット「歌って聞いてないよ・・・」
ジョー「俺っちもびっくりじゃん・・・」
ジョー「どうするじゃん・・・」
ジェイク「とても、即興でできるとも考え難いが・・・」
バーニングYO☆SHI☆DA「おいおい、やるんじゃないのかよ!?」
バーニングYO☆SHI☆DA「さもなくば・・・」
バーニングYO☆SHI☆DA「この会場は、ドカーンじゃぁぁぁい!!!!」
「!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「だが、フェアじゃないのは嫌だな~」
バーニングYO☆SHI☆DA「しょうがない、お前たちにはこの人質と一緒にやってもらおう!!!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「そうすれば、勝負できるだろ??」
バーニングYO☆SHI☆DA「さあ、連れて行くんじゃぁぁぁい!!!!」
「キュエー!!」
ギター兄さん・サニー「は、離してっ!!!!」
ギター兄さん・サニー「僕のバンドメンバーはどうしたの??」
バーニングYO☆SHI☆DA「あぁ、悪いね~」
バーニングYO☆SHI☆DA「そいつらは、今夢の中にいるぜ~」
バーニングYO☆SHI☆DA「んなはははは~!!!!」
ギター兄さん・サニー「そんな・・・」
ギター兄さん・サニー「な、何てひどいことを・・・」
バーニングYO☆SHI☆DA「ほらっ、さっさと向こうに行くんじゃぁぁぁい!!!!」
ギター兄さん・サニー「うわっ!!!!」
ジョー「おいっ、大丈夫じゃんか??」
ギター兄さん・サニー「す、すみません・・・」
バーニングYO☆SHI☆DA「制限時間は、今から1時間だ!!!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「1時間後に、ライブを開始する」
バーニングYO☆SHI☆DA「そんで、お客さんを審査員として」
バーニングYO☆SHI☆DA「どちらが、いい歌だったか」
バーニングYO☆SHI☆DA「白黒つけるんじゃぁぁぁい!!!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「では、また後でな」
ジョー「・・・」

〇コンサートの控室
  タイムリミットまで残り30分
ジャネット「どうすんだよ、素人ばかりのこのチームじゃ勝てっこないって!!!!」
ジェイク「だが、ここで立ち向かえるのは、俺たちだけだぞ」
ジャネット「けどよ!!!!」
ギター兄さん・サニー「何か、ごめん、僕のせいで・・・」
ジャネット「いや、お前は悪くないだろ!!!!」
ジャネット「そもそも、悪いのはバーニングYO☆SHI☆DAって野郎だろ??」
ギター兄さん・サニー「で、でも・・・」
ジェイク「ジャネットの言うとおりだ」
ジェイク「ここで、立ち止まるわけには行かないんだ」
ジェイク「みんなで、協力して歌おうじゃないか」
ギター兄さん・サニー「う・・・」
ギター兄さん・サニー「ごめん、それはできない!!!!」
ジャネット「えっ!?」
ギター兄さん・サニー「実は、今日初めて大勢のライブに出るんだ・・・」
ギター兄さん・サニー「嬉しいことなんだけど、僕は1人じゃ何もできないんだ・・・」
ギター兄さん・サニー「それに、本当は人前に立つのは嫌いなんだ!!」
ギター兄さん・サニー「だって、怖いじゃないか・・・」
ギター兄さん・サニー「他人って、好き勝手に感想ぶつけて」
ギター兄さん・サニー「こっちの気も知らないんだ・・・」
ギター兄さん・サニー「けど、バンドメンバーのみんなやマネージャーのヒネは、僕が作曲した歌を好きでいてくれるんだ」
ギター兄さん・サニー「「お前が作曲した歌が誰にも知られていないのは、もったいない!!」って言うんだよ・・・」
ギター兄さん・サニー「だから、この武道館ライブを成功させようって言ってくれたけど・・・」
ギター兄さん・サニー「でも、こ、怖いんだ!!!!」
ギター兄さん・サニー「僕って、失敗ばかりしてだから、またみんなの足を引っ張らないか、怖いんだ!!!!」
ギター兄さん・サニー「もう、やめたいよ・・・」
「・・・」
ジョー「それ、本気??」
ギター兄さん・サニー「え??」
ジョー「それ、本気かって聞いてんじゃん!!!!」
ギター兄さん・サニー「!?」
ジョー「俺っちは、ミュージシャンでもない・・・」
ジョー「ましては、作曲なんてできる訳じゃない・・・」
ジョー「でも!!!!」
ジョー「お前の底力は、そんなもんなのか??」
ギター兄さん・サニー「き、君に、僕の何が分かるって言うんだ!?」
ギター兄さん・サニー「ど、どうせ、世間は僕を認めない・・・」
ジョー「いいや、認めてやる!!!!」
ジョー「誰が何と言おうと」
ジョー「俺っちが、お前を認めるじゃん!!!!」
ギター兄さん・サニー「何で、そこまでして僕を・・・」
ジョー「さっきからよ、お前から伝わってくるじゃん」
ジョー「お前の・・・」
ジョー「スピリッツってやつをよ!!!!」
ギター兄さん・サニー「スピリッツ??」
ジョー「細け~ことは分からんが」
ジョー「お前から強いスピリッツを感じるじゃん!!」
ギター兄さん・サニー「ジョー・・・」
ジェイク「まっ、俺も同感ってところかな」
ジャネット「ジョーの言いたいこと、何となく分かってきたぜ」
ギター兄さん・サニー「ジェイク、ジャネット・・・」
ギター兄さん・サニー「何か申し訳ないな」
ギター兄さん・サニー「分かったよ」
ギター兄さん・サニー「僕、やるよ!!!!」
ギター兄さん・サニー「みんなの言葉を信じて」
ギター兄さん・サニー「今度こそ、勇気を出してみようと思うよ!!」
「──!!!!」
ジョー「やろうぜ、やろうぜ!!!!」
ジェイク「だな」
ジャネット「よぉ~し、そうと決まれば・・・」
ジャネット「あれっ、何からやればいいんだ??」
ジェイク「それも、そうだな・・・」
ジョー「えぇ、ちょ、みんな~」
ジョー「ん、その紙は何だ??」
ギター兄さん・サニー「えっ、没にした案ですよ・・・」
ジョー「ちょいと、見せてくれじゃん!!」
ギター兄さん・サニー「は、はい、どうぞ・・・」
ジョー「・・・」
ジョー「──!?」
ジョー「こいつだ、こいつで行くじゃん!!!!」
ギター兄さん・サニー「えぇ、それは恥ずかしいよ!!!!」
ジョー「何言ってるじゃん!!!! 歌詞がとても、ナイスじゃんかよ!!!!」
ジョー「大丈夫じゃん、俺っちにいいアイデアがあるじゃん!!!!」
ジョー「というのも・・・」

〇コンサート会場
  歌の対決が開始する直前
バーニングYO☆SHI☆DA「よしっ、例の作戦頼むぜ~」

〇ホールの舞台袖
???「いいぞよ~」
???「私の催眠技をくらうとはな、観客は気づかんぞよな~」
???「間もなく、パーティーの時間ぞよ~」
???「はぁっ!!!!」

〇コンサート会場

〇黒背景

〇コンサート会場
???「Ladies and Gentlemen!!」
???「盛り上がってる準備はできてるかぁぁぁぁああああああ!!!!!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「みんな待たせて、悪かったな」
バーニングYO☆SHI☆DA「これからぁ!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「こいつらと一緒に、俺様のライブを盛り上げるぜぇぇぇぇえええ!!!!」
「キュエェェェェエエエエエエ!!!!!!!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「それじゃあ、みんな聞いてくれ」
バーニングYO☆SHI☆DA「バーニングゥゥゥゥウウウウウウ、ファイヤァァァァァァァァァァ!!!!」

〇コンサート会場
バーニングYO☆SHI☆DA「すぅ──」
バーニングYO☆SHI☆DA「うらぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
「ファイヤー ファイヤー ファイヤー♪ ファイヤー ファイヤー ファイヤー♪」
バーニングYO☆SHI☆DA「燃えるその魂♪」
「yeah♪」
「ファイヤー ファイヤー ファイヤー♪ ファイヤー ファイヤー ファイヤー♪」
バーニングYO☆SHI☆DA「たぎれ情熱♪」
「Fu♪」
バーニングYO☆SHI☆DA「ゆらゆら燃えるその炎はどこへ♪」
「かなた!」
バーニングYO☆SHI☆DA「だんだん熱くなるその温度は♪」
ゼニスの部下兵士「100度♪」
ゼニスの部下兵士「100度♪」
バーニングYO☆SHI☆DA「負けない くじけない 諦めない♪」
バーニングYO☆SHI☆DA「走れ とばせ 高まれ♪」
バーニングYO☆SHI☆DA「目指すは宇宙一 熱い 漢(おとこ)♪」
「Burning♪」
「ファイヤー ファイヤー ファイヤー♪ ファイヤー ファイヤー ファイヤー♪」
バーニングYO☆SHI☆DA「燃えるその魂♪」
「yeah♪」
「ファイヤー ファイヤー ファイヤー♪ ファイヤー ファイヤー ファイヤー♪」
バーニングYO☆SHI☆DA「たぎれ情熱♪」
「Fu♪」
バーニングYO☆SHI☆DA(そうだ、これが・・・)
バーニングYO☆SHI☆DA(俺様の必殺!!!!)
バーニングYO☆SHI☆DA(エキゾチック・オーバーロードじゃぁぁぁ!!!!)

〇コンサートホールの全景
ギャルマネージャー・ヒネ「まずいわ、これじゃあ、勝てなくなってしまうわ!!」
トム「あんなに、異常に盛り上がってるなんて、絶対ズルだろ・・・」
ケイト「それでも、彼らを信じましょう」
トム「姉さん・・・」
ケイト「私たちが、ジョーたちを信じなくて、誰が信じるのよ!!」
ケイト「私たちにできること、やりましょう!!」
ギャルマネージャー・ヒネ「ケイトさんの言うとおりね」
トム「確かに、諦めてたら、ジョーさんたちに怒られちゃうね」
ケイト「そうと決まれば、ジョーたちの応援しましょう!!」

〇コンサート会場
バーニングYO☆SHI☆DA「みんなぁ、ありがとうじゃぁぁぁい!!!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「みんなの感想を待ってるぜ~」
バーニングYO☆SHI☆DA「以上、ガルガティアゾンで「バーニングファイヤー」だったんじゃぁぁぁい!!!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「そんじゃあ、次のバンドに交代じゃぁぁぁい!!!!」
ジョー「──!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「へへっ、上手くいくとええな~」
ジョー「望むところだ」
ジョー「やってやるじゃん!!」
ジョー「すぅ──」
ジョー(よぉし!!!!)
ジョー「みんな~、よろしくじゃん~!!」
ジョー(ぬぉっ!?)
「ひっこめ~!!」
「そうだ、そうだ!!!! ガルガティアゾンに対抗できる歌手なんかいるかよ~!!!!」
ジャネット「嘘だろ、これじゃあ演奏できねぇよ~」
ジェイク「うざってぇやつらだな・・・」
ギター兄さん・サニー「じょ、ジョー・・・」
ジョー「すぅっ──!!」
ジョー「言いたいことは、それだけかぁぁぁぁああああああ!!!!」
「!?」
ジョー「いいから、俺っちの・・・」
ジョー「俺っちの歌を聞くじゃぁぁぁぁああああああん!!!!!!」
「あれ、私はさっき何して・・・?」
「おいっ、ライブ始まってるぞ!?」
「うそ~ん、もしかしていろいろと見逃しちゃった!?」
???「ジョー!!!!」
???「みんな~!!!!!!」
???「あなたたちの、情熱魂を見せるのよぉぉぉぉぉぉおおおおおおおお!!!!」
ジョー「この声は!?」

〇コンサートホールの全景
ケイト「あんたたちの底力を見せてちょうだい!!!!」
ギャルマネージャー・ヒネ「あたしは、ちゃんと見てるぞ、サニー!!!!」
トム「ジョーさん、みんなぁぁぁぁああああああ!!!! がんばれぇぇぇぇえええ!!!!!!」

〇コンサート会場
ジョー「みんな・・・」
ジャネット「さぁ、そろそろぶちかまそうぜ」
ジェイク「そうだ、俺たちならいける」
ギター兄さん・サニー「やろう、ジョー」
ジョー「あぁ、響き渡せてやるじゃん」
ジョー「頂点まで、絶好調じゃん!!!!」
ジョー「みんな、待たせたな!!!!」
ジョー「早速、俺たちの歌を披露するぜ!!!!」
ジョー「俺たち!!」
「Jet Jumpin’ Jolly!!!!」
ジョー「略して、J.J.J(ジェイジェイジェイ)だ!!!!」
ジョー「それでは、聞いてくれじゃん!!!!」
ジョー「Jet Jumpin’ Jollyで!!」
ジョー「光るスターダストォォォォォオオオオオオオ!!!!」

〇黒背景

〇コンサート会場
ジョー「すぅ──」
ジョー「スターダスト スターダスト♪ 俺は光る♪」
「一番星♪」
ジョー「スターダスト スターダスト♪ ああ あのきらめき♪」
ジョー「鳴り止まない星空♪」
「Big Bang♪」
ジョー「溢れ出す♪」
「Milkyway♪」
ジョー「お前も Shooting Star♪ さあ 光り輝け♪」
ジョー「あの宙(そら)のように 高く羽ばたけ♪ 誰よりも高く 上を目指せ♪」
ジョー「そんなこと 俺にできるんか♪ いや、やってやるんだ♪」
ジョー「スターダスト スターダスト♪ 俺は光る一番星♪」
「Ah キララ♪」
ジョー「スターダスト スターダスト♪ 照らす光であれ♪」
「Oh-Oh Oh Oh Oh♪」
ジョー「スターダスト スターダスト♪ 俺は光る一番星♪」
「Ah キララ♪」
ジョー「スターダスト スターダスト♪ ああ あのきらめき♪」

〇コンサートホールの全景
「スターダスト スターダスト♪ 俺は光る一番星♪」
「スターダスト スターダスト♪ 照らす光であれ♪」
ギャルマネージャー・ヒネ「すごい、あのジョーって男、こんなに歌が上手いのね」
トム「さっすが、ジョーさん!!」
トム「もちろん、みんなもすごいですよ!!!!」
ケイト「サニーの作曲、いいセンスしてるわね!!」
ギャルマネージャー・ヒネ「み、みんな、ぐずっ── うぅ、すごく、嬉しいわ!!!!」
ギャルマネージャー・ヒネ「がんばれ~、みんな~!!」

〇コンサート会場
「あのきらめき♪」
ジョー「ああ あのきらめき♪」
ジョー(ど、どうだったじゃん・・・??)
「J.J.J!!!! J.J.J!!!! J.J.J!!!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「な、なぜだ・・・」
バーニングYO☆SHI☆DA「俺のほうが、よかったはずなのに・・・」
ジョー「残念だったな、バーニング野郎」
バーニングYO☆SHI☆DA「お前、初めて歌うはずなのに、どうしてあんなにも、観客が沸くんだ!?」
ジョー「今のお前には、分かる訳ないじゃん」
バーニングYO☆SHI☆DA「な、何ぃぃぃぃいいいいい!?!?」
ジョー「大事だったのは・・・」
ジョー「”スピリッツ”の強さだったってな!!」
ジョー「細け~ことは、分からないけどじゃん」
バーニングYO☆SHI☆DA「き、貴様ぁぁぁぁああああああ!!!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「お前たち、やれぇぇぇえええええ!!!!」
「キュエー!!!!」
ジョー「──!?」
「キュエェェェェエエエエエエ!!!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「な、何だ!?」
ジューン・クローダ「そこまでだ!!!!」
ジューン・クローダ「お前を、逮捕する!!!!」
ジューン・クローダ「行くぞ、お前たち!!!!」
「イエッサー!!!!」
ジョー「ナイスじゃん!!」
バーニングYO☆SHI☆DA「や、やめろ、やめるんだ・・・」
「うわぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!!」

〇大型ホール
  ライブ終了後
ジョー「ひぇ~、めっちゃ疲れたじゃん・・・」
ジェイク「だが、お前が歌ってくれたから、いい結果になったな」
ジャネット「いやぁ、すげぇよ~」
ジャネット「あんな一面があるなんて、びっくりだ~」
トム「ですね~」
ケイト「それじゃあ、そろそろ帰りましょうか~」
???「あの!!」
ケイト「??」
ギャルマネージャー・ヒネ「先ほどは、ありがとうございました」
ケイト「いえいえ~、みんなで乗り切りましたからね~」
ギャルマネージャー・ヒネ「あと、ジョー??」
ジョー「??」
ギャルマネージャー・ヒネ「あんたのスピリッツを、しっかりと見させてもらったわ」
ギャルマネージャー・ヒネ「あなたも、ありがとう」
ジョー「どういたしましてじゃん!!」
ケイト「それじゃあ、私たちはこれで~」
ギャルマネージャー・ヒネ「はい、ありがとうございました~」
ギター兄さん・サニー「ヒネ」
ギャルマネージャー・ヒネ「あら、サニー!! 無事に上手くいってよかったわ!!」
ギャルマネージャー・ヒネ「そういえば、他のメンバーたちがあのファイターに気絶させられていたみたいだけど」
ギャルマネージャー・ヒネ「搬送先で目が覚めて、命に別状はないって!!」
ギター兄さん・サニー「よ、よかった~」
ギター兄さん・サニー「ジョーたちに感謝しないとだね」
ギャルマネージャー・ヒネ「ねぇ??」
ギター兄さん・サニー「うん??」
ギャルマネージャー・ヒネ「やっぱり、勝手にライブ開いたこと怒ってる??」
ギター兄さん・サニー「もちろん、怒ったさ」
ギャルマネージャー・ヒネ「うっ、やっぱり・・・」
ギター兄さん・サニー「でもね」
ギャルマネージャー・ヒネ「??」
ギター兄さん・サニー「今日ジョーたちとライブしたおかげでさ」
ギター兄さん・サニー「演奏っていいもんだなって、思い返したよ」
ギャルマネージャー・ヒネ「サニー・・・」
ギター兄さん・サニー「それにさ、ヒネが一番推してくれていたんだよね??」
ギャルマネージャー・ヒネ「えっ!?」
ギター兄さん・サニー「ようやく、実感が湧いてきたよ」
ギター兄さん・サニー「ありがとね、ヒネ」
ギャルマネージャー・ヒネ「──!!!!」
ギャルマネージャー・ヒネ「もう、それ以上褒めるのは禁止!!!!」
ギター兄さん・サニー「あでっ!!!!」
ギター兄さん・サニー「い、痛いよ~」
ギャルマネージャー・ヒネ「まったく・・・」
「はははは~」
  あ・・・あ・・・
  あまじゅぎぃぃぃいいいいいいいい!!!!!!!!!!
  最高だ、Baby~
ジャネット「邪魔すんな、ボケェェェェエエエエエエ!!!!」
  ぎゃぁあぁん、もうぅぅやだぁぁぁぁああああああ!!!!!!

〇パチパチ
ジョー「さぁ~て、次回予告の時間じゃん!!」
ジョー「今日も見てくれて、ありがとじゃん!!」
ジョー「みんな、お疲れさまじゃ~ん!!」
ジャネット「お疲れ~!!」
ジャネット「ところで、ジョーって歌の特訓してたのか??」
ジョー「いや、全然・・・」
ジャネット「んなの、ありかよ!!」
ジェイク「それが、ジョーだからな」
ジャネット「答えになってねぇし!!」
ジョー「って、んなことより、次回予告やらなきゃ!!」
ジェイク「そうだな、はじめるか」
ジャネット「おっ、来るか!?」
ジョー「それでは、次回、「エキサイティングJスピリッツ~Jの意志を受け継ぐもの~」第12話──!!」
ジャネット「量産ファイターがわらわら!?お外に出たらあっかんべー!!」
ジョー「次回も見てくれなきゃ、最大級にGo to Heaven~♪」
ジャネット「い~よ、来いよ!!!! どういうことか、分からねぇけどな!!」
ジェイク「分からずに挑発するなよ・・・」

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