第1章 4話(脚本)
〇洞窟の入口(看板無し)
ストーンケイブ
ケイ「この洞窟の奥にアンが言ってた物があるんだね」
ケイ「探すの時間掛かるかもしれないけど、早く取り返してあげないと」
〇岩の洞窟
ケイ「洞窟の中に入ったはいいけど、凄く嫌な予感がするなぁ・・・」
ケイ「戻れなくなっても困るし、何かあった時のためにも目印を置いてこう」
ケイ「よし、このペンダントを入口に置いとけば大丈夫なはず」
ケイ「目印も置いたし、早く奥に・・・」
???「フフ、フフフ・・・」
ケイ「だ、誰!?誰かいるの!?」
???「ウフフフフ・・・」
ケイ「・・・え、こんなところに人? いや、それにしては変な魔力が・・・」
???「・・・あぁ、可哀想に・・・とっても可哀想な子・・・」
ケイ「か、可哀想? 僕なら大丈夫だよ」
ケイ「それより君は誰なの? どうしてここにいるの?」
???「・・・ワタシが・・・助けてあげる・・・悪い・・・人間から・・・」
ケイ「悪い人間?そんなの知らないよ? それよりこんなところに居たら危ない──」
???「・・・フフフ・・・ワタシが・・・救わなきゃ・・・」
ケイ「ま、魔物だ! 早く討伐しないと・・・!」
???「魔物・・・? 違う、ワタシは・・・救世主よ・・・」
ケイ「いや何処が!? どう見ても魔物にしか見えないよ!?」
???「いえ・・・ワタシは・・・救世主・・・。 悪い人間から・・・全てを救う・・・」
ケイ「・・・ダメだ、さっきから話が全然通じない・・・」
ケイ「それになんか不気味な事ばかり言ってるし・・・怖いなぁ・・・」
???「大丈夫・・・素敵な楽園に・・・連れてってあげる・・・だから・・・」
???「・・・幻に全てを委ねなさい。 『ハルシネーション』」
ケイ「な・・・何これ・・・意識が・・・」
???「・・・フフ、さぁ幻の世界へと旅立ちなさい・・・」
ケイ「う・・・あ・・・ごめん、アン・・・」
???「ウフフ・・・」
〇洞窟の入口(看板無し)
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あー!この頃に合わせてきましたね!?ハルシネーション!
あっちの界隈では一般に世情が理解しやすい作品求められてるから
そっちでおススメ出来ちゃう作品になるのかも…?!とか思ったりして。
(でも別に元々そうじゃなかったからそうじゃなくていい!)