まるで流れ星のよう(脚本)
幸雄「星を見るのが好きなの?」
「星を見るのが好きなの?」と彼が聞いてきた時、私は照れくさそうに小さく頷いた。
幸雄「僕も星が好きなんだ。誰かと一緒に見られたら、もっと素敵だと思うよ」
そんな私のジッと見つめ言った。
その日から、私たちは自然と距離を縮めていった。彼と過ごす時間は夢のようで、毎日が笑顔で満たされていた。
付き合い始めたばかりの頃、私は冗談交じりに「夜空の星を取って、あげられたらいいのに」と言った。
彼は少し照れたように微笑んで、「星なんていらないよ。君が隣にいてくれるだけで十分だ」と答えた。
その言葉が、こんなにも心に刺さるとは、その時は思ってもみなかった。
付き合って2週間、夕方になって突然の電話。病院に駆けつけた時には、もう彼は帰らぬ人となっていた。
「また後でね」という言葉が、永遠に叶わぬ約束となった。私の想いも、一緒にいたいという誓いも、あの日と共に消えていった。
今でも夜空を見上げると、彼の優しい笑顔が星々の間に浮かぶ。
私たちの時間は短すぎたけれど、彼が私に教えてくれた幸せは、永遠に消えない。
毎晩、星空を見上げながら誓う。「いつか、また会える時まで、たくさんの星を集めて待っているね。」
私たちの出会いは、まるで流れ星のように短く、鮮やかだった。でも、その光は永遠に私の心の中で輝き続けている。