人探し

クーゲルシュライバー

見に行ってみると。。。。。(脚本)

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〇教室
後藤 咲希「貴文くん〜そんな所で寝たら 風邪ひきますよ〜」
方丈 貴文「わりぃ、わりぃ」
後藤 夕紀「ちょっと姉さん 変な感じしませんか?」
後藤 咲希「あら、確かにしますわね」
方丈 貴文「う〜ん なんだって今何時だ!?」
後藤 夕紀「夜の9時半です」
方丈 貴文「後藤姉妹は、親に怒られないのか? なんか俺の為に起こしてくれて ごめん。。」
後藤 咲希「いえいえ、気にしないで ところでなんなんでしょう この雰囲気は」
  自分達の教室だけ明るくて周りの教室が
  
  暗かったら嫌な感じになりませんか?
  
  「製作者はそう感じます」
  後藤達がちょっとした雑談をしてる間
  
  2階の階段から「ギャァ!!」
  
  という叫び声共に聞こえてきたのは
  
  。。。。。。
後藤 咲希「えぇ!? なになに〜!? 何があったのよ!?」
方丈 貴文「とりあえず見に行ってみる?」
後藤 夕紀「バカバカ!! 行かない方が身の為だよ!!」
  ずっと心細い声で「助けて」
  
  と聞こえてくる
後藤 咲希「さっきからずっと「助けて」って聞こえるね ユーザーの君なら行きますか? え、なになに「早く行け」 行こうか!」
方丈 貴文「早く行こうぜ〜」
後藤 夕紀「二人が言うなら行こう。。」

〇屋上の入口
後藤 夕紀「えぇ〜!?」
方丈 貴文「おいおい、マジか。。。。」
後藤 咲希「ウッソでしょ!!」
  教室を出てすぐの教室が屋上へ続く入り口
  どうやらそこから悲鳴が聞こえているそう
  行ってみたら全身血だらけの女子が立ていた
方丈 貴文「おい、そこのあんた 怪我大丈夫か。。。 って言える状況じゃ無いな」
木下琳湖「ゲホゲホ、痛タタ。。。。。 背中とお腹が痛い。。。」
方丈 貴文「あんた、安静にしておけ 今すぐ保健室に連れて行くからな ほら、背中に乗れ!!」
木下琳湖「いや、良いですか。。。。 お言葉に甘えて。。。」
後藤 夕紀「(この女、なんか妖しい。。。。)」

〇警察署の医務室
方丈 貴文「よーし 着いたぞ ベッドに寝かしておこうか。。。」
後藤 夕紀「いや、傷が広がったらダメだから 私、職員室に行ってみようと思う」
荒北 誠美「この子、どうしたのよ 凄い怪我じゃ無いの」
後藤 夕紀「ずっと悲鳴が聞こえるので 尋常じゃ無いほど聞こえたので 行ってみたらこの子が居まして」
荒北 誠美「なるほどね......」
荒北 誠美「あなた、ここの学校じゃ無いよね?」
木下琳湖「いえ、私ここの学校の人ですよ 制服は一昔前の制服ですけどね」
後藤 夕紀「もしかして、噂の「琳湖ちゃん」って あんた?」
  説明しょう
  
  噂の琳湖ちゃんとは、
  
  「トイレの花子さん」の
  
  階段バージョンでもありセクシーである
  具体的には、イケメンだったらセクシーな
  
  衣装で歩み寄り近くに来たら襲ってきて
  
  歩み寄ってきた男性を◯してしまう
荒北 誠美「う、嘘でしょ!?」
木下琳湖「私じゃ無いですよ。。。。」
後藤 夕紀「絶対、おかしいよ 今は、1973年の1月13日だよね 私たちが居たのは2025年1月13日だよ」
方丈 貴文「言われてみたらそうだわwwwww」
荒北 誠美「まぁ、治療しないとね。。。」
後藤 夕紀「私も手伝います」
方丈 貴文「その間、 学校を見回りしてくる」
後藤 夕紀「分かったわ お気をつけて」
荒北 誠美「怪我に気をつけて行ってらっしゃい この子はうちらに任せて」

〇おしゃれな廊下
方丈 貴文「う、うん!? あ、あれ こんな感じになっていたけ!?」
後藤 咲希「いえ、絶対に違うわ!!!!!!!!」
夜鳥 れな「あ、あの〜」
方丈 貴文「(この子 可愛い〜)」
後藤 咲希「ば、バカ 何見惚れているのよ!! バシッ!?」
方丈 貴文「イッテテ。。。。。」
夜鳥 れな「急にごめんなさい お声をかけて・・・」
方丈 貴文「すまん、つい見惚れしまい。。。」
方丈 貴文「なぁ、サキちゃん。。。。。 この子、うちの後輩に居たけ?」
後藤 咲希「あ、あんた デリカシーなさ過ぎでしょ 多分一年生じゃ無いの?」
夜鳥 れな「実は、、咲希先輩が言う通り 清田学園附属第一林高等学校の一年生です」
後藤 咲希「だよね〜 ごめんね。。。」
夜鳥 れな「いえいえ、お気になさらずに」
方丈 貴文「ねぇ、俺には!?」
後藤 咲希「ごめんね、チュ」
方丈 貴文「えぇぇ!!」
後藤 咲希「あ、しちゃったwwwww」
夜鳥 れな「お二人 仲が良いですねw そのまま付き合えばいいのに」
方丈 貴文「えぇ!?」
後藤 咲希「えぇ!?」
方丈 貴文「俺なんかが社長令嬢の娘さんが付き合いきれないよ。。。」
後藤 咲希「私は良いけどね」
方丈 貴文「(マジか。。。 けど絶好のチャンスだぜ!!!!!!!!)」
方丈 貴文「咲希さん、高1の頃から私はあなたの性格 とその目に惹かれていました こんな僕ですがお付き合いしてください!!」
後藤 咲希「えぇ!! 嬉しい 実は私もあなたに片思いをしていたので 私で良ければよろしくお願いします」
夜鳥 れな「これでカップル成立ですね おめでとうございます」
方丈 貴文「ありがとうな れなちゃん」
夜鳥 れな「れなちゃんはやめてください レナで大丈夫です」
後藤 咲希「ねぇ、一緒に回らない?」
夜鳥 れな「良いんですか? ご一緒にさせてください」

〇事務所
荒北 誠美「お疲れ様でございます」
山南 築「やぁ!お疲れ様」
蓮山 凛音「お二人ともお疲れ様でございます」
荒北 誠美「あのですね、聞いて欲しい事があるのです」
山南 築「うぉぉなんだ!?」
蓮山 凛音「なにかな?」
荒北 誠美「木下琳湖ちゃんって知ってます?」
山南 築「うちの高校の怪異ね ま、まさか 本当に現れたのか?」
蓮山 凛音「ウッソでしょ!?」
荒北 誠美「いえ、本当ですよ」
山南 築「で、その子どこにいるのさ?」
荒北 誠美「保健室に居ますよ」
山南 築「何回の? 3階?2階?1階?」
荒北 誠美「3階ですよ」
山南 築「じゃあ、行ってくるわ」
荒北 誠美「やっぱ興味あるだな〜」
蓮山 凛音「そうですね〜 お茶淹れますね〜」
荒北 誠美「あ、ありがとうございます」

〇警察署の医務室
山南 築「君が琳湖ちゃん?」
木下琳湖「築さん。。。。。なんで?」
山南 築「やっぱり 10年前 不良に襲われて 命落としかけた大怪我をしたけど裁判では 彼らは死刑となり死刑執行したが。。。」
山南 築「なんで、琳湖ちゃんが この学校居続ける理由を教えてほしい」
木下琳湖「私はこの学校を通ってる人全員守りたい けど現実的ではないけど一人でも多く 守れるようにここに留まってる!!」
山南 築「でも、あんたはもうここの学校の関係者 ではないよ。。。」
木下琳湖「分かってるわ!!」
木下琳湖「でも、不安で仕方ないの」
木下琳湖「確かに私がやった事が悪いけど そんな事を後輩達にさせたく無い」
山南 築「そうか。。。。 そこまで考えてくれたんだな。。。。 ありがとうな。。」
新屋 進「お前、琳湖!!!!!!!! うちの弟達をよくもやってくれたな!!」
木下琳湖「いえ、違うです。。。」
山南 築「まぁまぁ落ち着いてくださいね」
新屋 進「あんた、なんや 何者なんだよ」
新屋 進「って、あんたと言ってすみません 築先生お久しぶりです」
山南 築「やぁ、進くん 元気にしたか?」
新屋 進「あぁ、もちろんっす!!」
木下琳湖「(私なんて死んだ方がマシだ)」
山南 築「ま、まさか」

〇おしゃれな廊下
後藤 咲希「方丈くんの下の名前なんて呼ぶの?」
方丈 貴文「たかふみだよーん」
夜鳥 れな「「だよーん」って何wwwww」
方丈 貴文「俺の親父の口癖さ」
夜鳥 れな「おもろ過ぎるw 中々面白いお父様ですね」
後藤 咲希「まさかのその性格は親父譲り?」
方丈 貴文「ち、ちゃうわ!!」
後藤 咲希「あら〜 残念」
方丈 貴文「なんで残念がるだよ!!」
夜鳥 れな「まぁ、良いじゃ無いですか...」
方丈 貴文「良くはねぇけどね!!」
夜鳥 れな「うん? 気のせいか」
方丈 貴文「どうしたの? レナ」
夜鳥 れな「なんか先輩達と話している時 なんか廊下で走ってる人影が見れたので」
後藤 咲希「大丈夫、大丈夫 きっと気のせいだよ」
方丈 貴文「なぁ、今何時?」
後藤 咲希「もう11時過ぎてる 姉ちゃんが心配だ。。」
方丈 貴文「よし、保健室に戻るか 3階の」
後藤 咲希「そうだね」
夜鳥 れな「戻ってお姉さんの安否確認しましょうか」

〇警察署の医務室
後藤 夕紀「あら、三人ともどうしたのよ ってその子はどなた?」
方丈 貴文「この子は俺たちの恋のキューピッドである 夜鳥レナだよ」
夜鳥 れな「恋のキューピッドは言い過ぎですが 初めまして高等部一年の夜鳥レナです」
後藤 夕紀「よろしくね 貴恵子の姉の夕紀です ゆうちゃんって呼んでほしい」
夜鳥 れな「わ、分かりました」
後藤 咲希「姉ちゃん レナちゃんが人影を見たらしいけどどこに行ったか分かります?」
後藤 夕紀「なんか保健室から出て屋上に向かっていたわよ」
蓮山 凛音「君たち、怪我は大丈夫?」
荒北 誠美「怪我はしてないよね」
方丈 貴文「はい、大丈夫です」
方丈 貴文「先生、人影見ていませんか?」
蓮山 凛音「そういえば、屋上の階段から足音が聞こえたよ」
荒北 誠美「不味いわよ!! 急いで屋上に行って!!」
方丈 貴文「どうしたの? 先生」
荒北 誠美「あの子 自殺する気だわ!!」
方丈 貴文「えぇ!?」
蓮山 凛音「なら、全員急いで行きましょう」

〇高い屋上
木下琳湖「もう構わないで!!」
方丈 貴文「無理だ!!! そんな結末は嫌だ!!!!!!!!」
夜鳥 れな「姉さん。。。。」
木下琳湖「レナ。。。」
木下琳湖「最後に一目会いたかったよ」
  木下は、レナを優しく抱きしめた
  後で分かった事だが
  
  本名は「木下レナ」って言うらしく
  
  親が離婚したのち苗字だけ改名したらしい
後藤 夕紀「何、バカな事を考えているの!!」
木下琳湖「お母さんみたいな事言わないでよ」
  咲希は、琳湖ちゃんにビンタをした!!
  
  その場に広がるキーが高い音
  
  それはその場の空気を切り裂くような音
  
  だった
後藤 夕紀「あんたね、ばかなの? レナちゃんは親の反対を押し切って家出を してあなたの事を物凄く心配してあげて いるだよ」
木下琳湖「なんで。。。」
後藤 夕紀「でも、良い妹持っていて良かったじゃん」
木下琳湖「レナ、パパ、ママ ごめんなさい」
後藤 夕紀「あっ!!!!!!!!」
夜鳥 れな「お姉ちゃん!!!!!!!!」
  この高校は、屋上を合わせて4階建あり
  
  しかも山の上にある学校なので
  
  自殺者が多い高校でも知られている

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