夜空の星を

わからん

夜空の星(脚本)

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〇立派な洋館
  1826年
  ワルシャワ音楽院寄宿舎
ショパン君16歳「僕はフレデリック・ショパン❣️」
ショパン君16歳「人呼んで」
ショパン君16歳「ピアノの天才少年だ!️!️」
  大きな部屋を割り当ててもらった僕は
ショパン君16歳「特待生っ」

〇可愛らしい部屋
ショパン君16歳「こっからの眺めはなかなか良いんだよね」
ショパン君16歳「腹減った」
ショパン君16歳「ママンのピエロギが食べたい」
  ポーランドの餃子みたいなもんです
ショパン君16歳「帰りたい」
  早くもホームシックか
  うわああーっ
ショパン君16歳「なに!?️」

〇立派な洋館
ワル1「パン買って来な小僧」
ヤン君1「ヤダ」
ワル1「んだと!?️生意気なんだよ!!️」
ワル2「兄貴コイツやっちまおーか」

〇可愛らしい部屋
ショパン君16歳「大変だあのコやられる」
ショパン君16歳「そうだ、音楽室」
「待ってろよ──」

〇学校の廊下

〇部屋の扉
「エルスネル先生ピアノ貸して!!️」

〇立派な洋館
ワル1「ん?」
ワル1「‥」
ワル1「‥」
ワル2「何今の」
ヤン君1「音楽室の方から聞こえた!!️」
ワル1「思い出したゾ!️」
  不良は思い出した
  真面目だった頃の自分を
ワル1「じゃなくて」
ワル1「おいお前帰るゾ!!️」
ワル2「?」
ワル1「今音楽室にいるのが フレデリック・ショパンなんだよ!!️」
ワル2「エェ!?️」
ワル1「7歳で「ポロネーズト短調」を作曲出版、 8歳で初コンサート、ここをピアノ首位で卒業するとまで噂される人物だ!!️」
ワル1「こうしちゃいられねエ」
ワル1「俺達も部屋に帰って猛練習するゾ──!!️」
ワル2「兄貴待って!!️」
ヤン君1「フレデリック・ショパン‥」

〇部屋の扉
  それからと言うもの
ヤン君1「パイセン❣️」
ショパン君16歳「わあっ!!️」
  最初は驚いたが

〇学校の廊下
ヤン君1「待ちましたよショパンパイセン❣️」
ヤン君1「僕の名前はヤン・ビャウォブウォツキ!️」
ショパン君16歳(ヤン兄と同姓同名)
ショパン君16歳(まあ僕の周りはヤンだらけだし)
ショパン君16歳(人から好かれて悪い気はしない)
  僕も寂しがりなので(//∇//)ポッ
ショパン君16歳「ヤン君よろしくね❣️」
ショパン君16歳「ところで君は制服を着ないのかな?」
ヤン君1「立ち絵が無い」
ショパン君16歳「あと同い年だろ パイセンは変じゃないか?」
ヤン君1「良いんですよ貴方芸歴長いから」

〇草原の道
  休暇には仲良し5人で近くの村まで旅行した
  誰だよお前
ティトゥス君「さてショパン君」
ヤン君2「君の番です」
ユリアン君(似てねー)「行くのです」
  第一村人発見
ショパン君16歳「そこのキレイなお嬢さん!️」
ティトゥス君「頼んだぞフレデリック!️ お前のハスキー&魅惑のウィスパーヴォイスで」
ヤン君1「ナ」
ヤン君2「ン」
ティトゥス君「パ」
ショパン君16歳「私達は民謡を採取してるんですよ❣️良かったら何か歌って聴かせてくれませんか?」
  真面目かよ

〇草原の道
ティトゥス君「そろそろ始まるぞ」
ショパン君16歳(村娘が踊る)
ヤン君1「フリッツパイセン!️」
ヤン君1「我々も踊りましょう!!️」

〇草原の道
ヤン・ビャウォブウォツキ「皆ごめん合流するの遅れたわ」
  ヤン兄!!️
ショパン君16歳「身体は大丈夫なのか熱は」
ヤン・ビャウォブウォツキ「どうしてもお前達と居たくてな」
ヤン・ビャウォブウォツキ「医者が止めたけど来ちゃいました」
ショパン君16歳「僕としては嬉しいけど無理しないでね」
ショパン君16歳「そうだ、新しい仲間紹介するよ!️」
ショパン君16歳「ヤン兄と同じ名前のヤン・ビャウォブウォツキ」

〇草原の道
  いない!!️

〇草原の道
  2年後
  ヤン兄は結核で息を引き取りました
  享年23歳
  早すぎる死でした
ヤン・ビャウォブウォツキ「俺、病気で2年で大学辞めてるだろ」
ヤン・ビャウォブウォツキ「音楽院も 5歳上だから 一緒に通えなかったし」
ヤン・ビャウォブウォツキ「それで無意識にドッペル作ってしまったのかもな」

〇宇宙空間

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