料理人W杯〜ryouri wa aijo〜

くまグミ

ささがけ!男塾!〜開幕戦〜(脚本)

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〇家庭科室
ささがき りょうた「うおおおお!!!」
ライモス「ふむ・・・」
ライモス「良い腕だ。 凄まじいスピードでゴボウがささがかれていく」
ささがき りょうた「もう2本と半分ささがきを終わらせたぞ! あんたも早くささがけよ!」
ライモス「焦るな。 料理は下ごしらえで決まるものだろう?」
ささがき りょうた「そっ!それは!!!」
ライモス「ゴボウは乾燥に弱い。 冬のくちびるのようにな。 切ったあと水にさらすのは基本だ」
ささがき=ライトニング=そういちろう「さすがは砂漠の料理人。 水や食料が貴重なアフリカでは、ドリアンの皮も無駄にしないと聞く」
ライモス「それは流石に捨てるぞ?」
ささがき りょうた「話してる間に3本目もささがいたぞ。 このまま残り97本もフィニッシュだ!」
ライモス「では私も包丁を出そうか」
ささがき りょうた「なんだ...? 刃が3つある... それは包丁なのか??」
ライモス「無論包丁だ アジアでは珍しいのかもしれないがな」
ライモス「いざ...」
  あれよあれよの間にバケツいっぱいに満ちる
ささがき りょうた「くっ、このままじゃ!」
ささがき=ライトニング=そういちろう「りょうた アレを使うのじゃ!」
ささがき りょうた「えっ!? でもアレは...決勝戦にって...」
ささがき=ライトニング=そういちろう「出し惜しみをしていては、決勝戦どころか、1回戦で敗退だ」
ささがき=ライトニング=そういちろう「このままでは砂漠の料理人に勝てない」
ささがき りょうた「お義父さん」
ささがき りょうた「わかった! 使わせてもらうよ!!!!」
ライモス「ホワッツ!?」
ライモス「ジ...ジャパニーズソードォ!?!?」
ささがき りょうた「そうさ! 日本刀だ!!」
ライモス「その昔、黄金の国ジパングでは サムライたちが食事の下ごしらえや戦に使ったと伝えられるニホントウ...」
ライモス「だがそんなもの、使いこなせるものか!!」
ささがき りょうた「どうかな」
  次回!りょうたの逆襲が始まる!!

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