入れ替わりの定番 ①(脚本)
〇ゆるやかな坂道
入れ替わりの定番 ①
小鳥のさえずりが聞こえる
とてもいい朝だ、だが一人走っている少女がいる
女の子「やっばあい!!遅刻、遅刻する!!」
パンを片手に、学校まで走っている途中
女の子「も~!なんでお母さん起こしてくれないのよ!!」
〇ゆるやかな坂道
男の子「うっわ、いっけね、遅刻しちまう」
ここにもいた、遅刻男子が。
男の子「まあ、遅刻してもいいっかー」
いやいや、普通は良くないだろ
二人は知らなかった、この後の悲劇を。
〇ゆるやかな坂道
「急がないと~~!!」
なんで
女の子「目の前に」
「私、いるの~! 俺がいるの~!」
女の子(中身男の子)「なんだ、どうなっている」
男の子(中身女の子)「どういうこと!?なんで、私は男に!!」
女の子(中身男の子)「俺に知るか!!そんなこと」
男の子(中身女の子)「どうしよ!!いやだ、こんな声!!」
女の子(中身男の子)「人の声に文句つけんな!」
男の子(中身女の子)「こんなことしている場合じゃないや」
女の子(中身男の子)「それはこっちのセリフだ!!」
男の子(中身女の子)「とりま、学校行く?」
女の子(中身男の子)「お前どこの学校で、誰だよ」
男の子(中身女の子)「私の名前は○○○で、○○中学校よ」
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