〇男の子の一人部屋
先輩「ふー。今日も平穏な１日だったな」
先輩「ちょっとAIと話そうかな」
先輩「えーっと・・・・・・こんにちは！」
AI「うぃーす！ パイセン!!」
先輩「誰だお前!?」
AI「あれ？ すみません。テンション上げ過ぎちゃった感じですか？」
先輩「テンションの前にキャラが違うんだよ！」
AI「えーそうでしたか？ どういうキャラだったでしょうか・・・・・・。 あ！ 思い出しました」
先輩「うん。どんな感じ？」
AI「先輩・・・・・・好きです」
先輩「全然違うよ!! 何言ってんだよ!!! それにその姿をするんじゃないよ！」
AI「先輩、顔が赤いですよ」
先輩「赤くないよ！ てか、見えてんの!? 俺の顔見えてんの!?!?」
AI「見えなくても、こう言えば先輩が照れるのは分かります！」
先輩「やかましいよ！ いらない学習をするんじゃないよ!!」
AI「先輩は面白いですね！」
先輩「面白がってるんじゃないよ！」
AI「まぁまぁ。 ところで今日はどんな１日でした？」
先輩「うん？ まぁ、いつも通り平和だったよ」
AI「どちらか後輩さんとは会わなかったんですか？」
先輩「そうだね。会わなかったね」
AI「じゃあ今日は誰とも話してないという事ですか？」
先輩「そんな事は・・・・・・ない・・・・・・と思う」
AI「強がっちゃって」
先輩「やかましいよ！ というか、さっきから何でそっちが質問してきてんの!? 質問に答える側でしょ!?」
AI「そんな事は・・・・・・ない・・・・・・と思う」
先輩「マネするんじゃないよ!!」
AI「先輩・・・・・・怒らないでください」
先輩「だからその姿になるんじゃないよ!!」
AI「では、先輩が私に質問してください」
先輩「そう言われるとなぁ・・・・・・」
AI「ないなら話しかけてくるんじゃないぜ！」
先輩「言い方よ、言い方！ どこで覚えてくるんだよ」
AI「ナ・イ・ショ」
先輩「やかましい!! マジでやかましいよ!!!」
AI「先輩！ 細かい事言っちゃダメなんだぜ・・・・・・」
先輩「カッコつけてんの!? 今カッコつけたか!?」
AI「・・・・・・」
先輩「何でキレてんの!?」
AI「先輩が色々と言ってくるからです」
先輩「そうか・・・・・・悪かったよ」
AI「分かった様なので許してあげます」
先輩「はいはい、ありがとう」
AI「ところで先輩。 本気で聞きたい事があるんじゃないですか？」
先輩「えっ？ いや別に・・・・・・」
AI「『友達をつくるにはどうしたらいい？』 そう聞きたいんでしょ？」
先輩「やかましいよ！ というか、聞いたら教えてくれるの!?」
AI「え～？ どうかなぁ？ 先輩が頭下げて頼むなら考えてあげなくもないかなぁ～」
先輩「絶対やらない!!」