九つの鍵 [設定集]

Chirclatia

[登場人物編](脚本)

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〇薄暗い廊下
  こちらは登場人物をまとめております。
  ネタバレ注意です。
  1コマにつき、1人を紹介しております。

〇薄暗い廊下
  『フリートウェイ』
  本名は『ネイ・ログゼ』。
  『フリートウェイ』はレクトロ曰く、『かつての名前』。
  身長は128cmで声は白上虎太郎(VOICEVOX)を使用している。
  一人称は『オレ』で二人称は『お前』(女性相手には『君』が多い)。他人は呼び捨てが殆ど。
  口調はわりと強気で粗雑。(イメージ 『~ぜ』『~だな』『~だろ?』『~ねぇ』)
  ストレートの長い金髪(首の後ろで結っている特殊な髪型)で赤い瞳の鋭いつり目をしている。
  首から下はロボットのような黒いスーツを着用しているが、本当にロボットスーツなのかは不明。
  目覚める前の記憶と自分が『何者だったのか』忘れてしまっており、さっさと記憶を取り戻したい、と焦っている。
  目覚めてからすぐに、レクトロによって、チルクラシアドールと接触し、非常に仲良くなっている。
  今は世界を壊そうとする『異形』と呼ばれる化け物を片っ端から倒している。
  チルクラシアに対する愛情は『異常』であり、害するものを倒すことに一切の躊躇いがなかったりする危険すぎるもの。
  チルクラシア以外の人物は眼中に無いらしく、適当にあしらうことも。
  良くも悪くも、チルクラシア以外の思い入れの強さが激しすぎたり冷めすぎているため相当な冷徹・無慈悲な性格にも見える。
  本人にチルクラシアに異様で過激な愛を向ける自覚はあるものの、『いつかは人を殺す』ものだと思い、制御しきれないままでいる。
  異形を倒すことも、世界ではなく異形からチルクラシアを守るためでしかなく、本来は『時間を食うからやりたくない』とのこと。
  チルクラシアを守るためなら殺人をも厭わない恐ろしい一面があり、時折仄めかすこともある。
  本人いわく『ただの脅し』。
  若干キレ性だが、チルクラシアだけは例外で優しい。
  チルクラシアドールのことを知ろうと、彼女に関する資料を見たが、読めず知らない言語が書いてあったため調べ尽くそうと考える。
  資料を解析して存在を知った瘴透水を自らの手で作り出し、それを服用した結果、体質が変わってしまった。
  人間が食べるもののほとんどが受け付けなくなっており、普段はチルクラシアの感情エネルギーを少しだけ吸収している。
  レクトロの従者であるシリン・スィ曰く、『チルクラシアのことになると頭のネジが数本飛ぶ』。
  また、髪の色が違う個体があり、レクトロの家の洗面所の鏡や夢の中に出現している。
  固有能力は『実体化』。
  自らの思考や感情を実体を持って具現化させるという特殊なもの。
  感情はレクトロに渡された『刀身だけない刀の刀身』として実体化しており、異形との戦いに使用している。
  刀身としての形状は、『鞭のようなしなやかで長いリボンのようなもの』──ウルミに酷似している代物だ。
  刃が折れてしまった時は、脇腹から刀身を出現させることが出来る。
  戦闘中に無気力になると刀身が消滅し戦えなくなってしまう。
  なお、感情の実体化は好きな形に変えられるが、。自分の知らないものへ形を変えることは不可能である。
  実体化の際、フリートウェイに疲労の色は一切見えないし、特に材料が必要なわけでもない。
  が、弱体化されている時や体調不良の日に発動すると体力を酷く消耗してしまう。
  モノの抜き取りはあくまでおまけらしく、普段は使わない。
  本人曰く『疲れる』そうだ。
  PCの文書やファイル、他人の記憶を抜きとって実体化させていたが、抜き取った証拠は消えていた。
  姫野晃大の固有能力が大嫌いであると同時に天敵であり、彼から距離を置いている。

〇薄暗い廊下
  『チルクラシア・ドール』
  自我と意識を持つ、人形の身体の少女。
  口は自らが消しているだけで会話は出来る。
  ブロットが急速に溜まる特殊体質であり、今まで腹痛と頭痛に苛まれてきた。
  そのせいで痛み慣れしてしまっている。
  感情、感覚共に消失しかけている節があり、安全のために監視下の元、生活する必要がある。
  頭の中はほぼ空っぽ、常に眠く意識に霧がかかったようにぼんやりしている。
  他人のことをよく見ており、なかなか心を開かない。
  人とまともに話せるまでに平均して約3年かかる(レクトロ曰く)ため、彼女との接触は相当な忍耐を要求される。
  水と鎮痛剤と吐き気止めを持っていないと途端に不安になってしまったり、騒音や楽器(和太鼓やシンバル)の音を受け付けない。
  不調も相まって、外に出られないでいるが、本人は『家に居続けたい』らしい。
  頭痛を起こすため、眩しいものが嫌い。
  体調を最優先に行動するため、何があっても対応出来るように薬を持ち歩いている。
  他者のことはそこまで気にしないが、
  フリートウェイのことは『好き』らしい。
  なお、恋愛感情を抱かない人物である。

〇薄暗い廊下
  『レクトロ』
  目を覚ましたフリートウェイを保護している人物。
  従者に『シリン・スィ』がいる。
  普段は家から出ず、自室で仕事のため籠っているが、持つ能力は絶大。
  振動を起こして地面を抉ることの出来るメガホン『レクトロ』を所有しており、一人で地震や地殻変動を引き起こすことが出来る。
  自分が振るう能力の暴走を防ぐために、余程の事態でないと家から出ないようにしている。
  誰に対しても優しく穏やか。ノリはかなり軽く、緊張感がほとんど無い。
  最早うるさいくらい元気いっぱいでポジティブ。
  異形と化した存在のことは『他者を傷つける』として見逃せないが、慈悲を持って倒すつもりでいる。
  ただし、顔を傷付けられたり髪を切られたりすると、烈火の如く怒る。
  『殿』と呼んでいる人物のことは、たびたび話題には出すが、存在を仄めかすだけである。
  ちなみに、彼の血液の色は濃い青紫。そのため、粘膜や舌は赤やピンクではなく青に限りなく近い濃い紫になっている。

〇薄暗い廊下
  『シリン・スィ』
  レクトロの従者。
  種族は『人間』。
  レクトロの命令でフリートウェイを支え、チルクラシア・ドールのお世話をしている。
  超マイペースな性格だが、言いたいことはズバッと言う少女。
  そのため、フリートウェイの頭痛の種と化している。
  レクトロの書いた資料の解析のために、『見たことの無い言語』の翻訳を用意しており、日中は、資料の翻訳をしている。

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