異能力を持つ生徒がいる学校

るらち

エピソード2(脚本)

異能力を持つ生徒がいる学校

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〇学校の廊下
カムイ「なんなんだ?!」
デビルマン「魔王様復活のために異能力に目覚めし一般生徒を皆殺しにしろとレイト司令官に司令されたのだよケケッ」
カムイ「生徒会長が黒幕!?」
レイト「その通りだカムイ君・・・」
カムイ「生徒会長!!」
レイト「デビルマン、ここはお前に任す。 俺は生徒会室に用事があるからな」
デビルマン「御意!」
カムイ(今のうちに俺の異能力について確認しないと・・・)
  あなたの異能力は
  「想像力の異能」です
カムイ「想像力!?」

〇学校の廊下
カムイ(想像すれば何でも出てくるとか? やってみよう・・・)
カムイ「いでよ!剣よ!」
カムイ(ほんとに出た・・・!)
デビルマン「- 炎の息 -」
カムイ「やぁ!」
デビルマン「何ッ!? 炎を剣で裂いただと!?」
シュント「カムイ!加勢するぞ!」
カムイ「シュントの異能力は・・・?」
シュント「俺は炎の異能だってさ」
カムイ「俺は想像力の異能だって」
カムイ「・・・そうだ! シュントの炎を俺の剣に宿して!」
シュント「おう!わかった!」
シュント「はぁっ!」
カムイ「喰らえ! バーニングスラッシュ!!」
デビルマン「ぐはぁ・・・」
シュント「さすが相棒!」
カムイ「ナイス加勢!」
セナ「おーい!」
カムイ「セナ!無事だった?」
セナ「大丈夫! 私の異能力は魔法の異能らしいわ!」
カムイ「魔法・・・?」
シュント「要するに俺達は異世界転生したときの力を使えるというわけか!」
セナ「確かに!」
カムイ「ほんとだ! でも一体なぜ・・・?」
セナ「とりあえず私の友達に一緒に会いに来てくれる?」
セナ「心配なの・・・」
カムイ「もちろん! 行こう!」
シュント「でもここにもまだたくさんデビルマンはいるぞ? どうやって一気に駆け抜けていくか考えねえと・・・」
セナ「それなら安心して!!」
カムイ「なんか手があるの?」
セナ「私の異能の力を使うわ!」
シュント「おお!」
セナ「スピードアップ!」
カムイ「なんか体が軽い!」
シュント「すっげーー!!」
セナ「一気に行くわよ!」

〇広い屋上
ソウカ「まずっ・・・」
デビルロード「とどめだ!」
デビルロード「ぐはあ・・・ だ・・・誰だ!!」
シュント「間に合ったか・・・?」
ソウカ「シュント君・・・?」
ソウカ「シュント君! 私は風の異能力なの!あいつに炎を放って!私は合わせるから!!」
シュント「おう!まかせろ!」
ソウカ「えいっ!」
「せーの!!」
「ファイアトルネード!!」
デビルロード「ぐおおおおおっ!」
ソウカ「ナイス!」
シュント「さすがだぜ!」
「大丈夫か!」
カムイ「風と炎は強いなぁ」
セナ「よかった無事で!」
ソウカ「心配してくれてありがと!セナ、カムイ、シュント!」
カムイ「ソウカ、とりあえず生徒会長たちを倒しに行くの手伝ってくれない?」
ソウカ「全然いいよ!」
セナ「ありがとう!」

〇生徒会室
レイト「とりあえず全員異能力に目覚めた模様です。紅魔王様」
校長「ああ、そのようだな。私もこのイベントに参加する予定なんだ。とりあえず生徒会の中からあの元勇者どもを殺害するものを決めよう」
レイト「そうだな・・・では、タダムネ。行けるか」
タダムネ「もちろんです。会長。紅魔王様」
レイト「よし、私が今から魔法をかける。かけたらすぐに迎え」
校長「私にもかけてくれたまえ」
レイト「御意」
レイト「王よ、かかれ! 洋服着せ替え魔法発動!」
紅魔王 ヴェルバ「魔王の服、ついでに若返っているぞ! 最高だ!レイトよ!」
レイト「ありがたき御言葉」
レイト「タダムネいくぞ」
タダムネ「はっ」
レイト「性別転換魔法発動!」
タダムネ「こ・・・これは・・・」
レイト「説明は一つだけだ。 お前の意思で戻る。戻るべき場所、殺害目的、わかってるな?」
タダムネ「御意」

〇学校の屋上
タダムネ「すみません」
カムイ「どうした?」
タダムネ「死んでください」
カムイ「まさか生徒会の・・・!」
タダムネ「察しが良いな」
タダムネ「性別転換魔法!」
タダムネ「解除+発動」
タダムネ「ははっ」
カムイ「まて!ってうわぁ!? 体が変わってる!?」
タダムネ「体育館で待つ」
カムイ「くっ・・・」
シュント「大丈夫か!」
カムイ「だれ?」
シュント「俺だよシュント! 近くの人の性別が変わっちまってるんだ!」
「大丈夫?」
カムイ「セナ・・・?」
セナ「そうよ?」
カムイ「いやなんでみんな冷静なんだよ・・・」
ソウカ「あいつ許さん・・・」
カムイ「うわソウカイケメン・・・」
セナ「あ、まってこれ解き方わかった」
カムイ「は?」
セナ「戻れと思えば戻るやつかも」
セナ「―――」
ソウカ「えすご私もやる!」
カムイ「魔法の異能とセナの知識量すご・・・ さすが優等生だな・・・」
ソウカ「やった!」
セナ「えへへ」
カムイ「早く体育館行くか」

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