相合傘に託した俺の気持ち

ルーデンス

第五話 告り(脚本)

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〇特別教室
薗田幸太郎(やはり戻って来てなかったか)
薗田幸太郎(待てよ、携帯は持ってるよな)
携帯「現在この電話は繋がりにくい状況か電波の届かない状況になっております・・・」
薗田幸太郎「ダメか」
  俺は黒板に描かれた三つの相合傘をジッと見つめた
薗田幸太郎「今更遅いよな日和の隣に俺の名前を書いても」
薗田幸太郎「あ、日和」
佐藤日和「そんな事ないわよ」
薗田幸太郎「日和、ごゴメン」
佐藤日和「もういいわ幸太郎」
薗田幸太郎「で、でも」
佐藤日和「母から電話があって聞いたわ幸太郎が雨の中傘を持って走り回ってるって」
薗田幸太郎「日和・・・こんな僕でも」
佐藤日和「もういいわ。私の傘の隣に幸太郎の名前を書き込んでくれたから」

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