エピソード4 転生先の女の子(脚本)
〇貴族の部屋
ベルリーノ(でも私って、そこそこお嬢様だと思うんだよね)
ベルリーノ(高級そうなベッド、高級そうなカーペット、ジュルリ、いくらで売れるかな〜♪)
ハウ「失礼いたします。ベルリーノ様」
ハウ「本日もベルリーノ様の護衛に付けさせていただきます。ハウといいます」
ベルリーノ「^^」
母上「今日も任せたわ、ハウ」
ハウ「はっ、本日も努めさせていただきます。エクトリワ公爵」
ベルリーノ(こ、公爵!?そんなに身分の高いとこに生まれてんの!?)
母上「えぇ、任せたわよ」
〇貴族の部屋
ベルリーノ「すぅ.............すぅ...................」
ベルリーノ「はっ!」
ベルリーノ(また寝てた.....)
ベルリーノ(赤ちゃんってこんなに寝るんだな....)
ゴーンゴーン
12時の鐘がなった。
母上「ベルちゃーん! ご飯にしましょうね!」
ベルリーノ(うっ....... 同じ女、同じ女、同じ女.........無理!!!)
ベルリーノ(目をつぶろう........)
母上「お腹いっぱいになって寝ちゃって、かわいいたったら」
母上「・・・・・・・・・・・・」
母上「フッ......」
ベルリーノ「すぅ.......すぅ............すぅ..........すぅ.......」
何やら怪しい動きがあっているというのに呑気に寝ているとは.......
3年後.......
ベルリーノは3歳となった。
〇宮殿の部屋
「おねえしゃまぁ」
ベルリーノ「おねえしゃま、ごきげんよう」
アリア「えぇ、ごきげんよう」
アリア「どうしたの?」
ベルリーノ「私も術師の事(魔法)を使いたいでしゅぅ!」
どうやらココでは魔法のことを術師のことというらしい。
「おいおい、ベルはまだちっちぇえからできねえよ」
ジル「ふっ、なぁ、アリア、そうだろ? 術師の事は5才からしかできない」
ベルリーノ「で、でも.......」
ベルリーノ「う、うぇーーん」
アリア「ほらあ、ないちゃったじゃないの!」
ジル「ご、ゴメン、ベル.......」
ベルリーノ「あ、あやまるなら、ゆるすでしゅ......」
母「あーらあらら、ベルちゃん泣かせたの、だーれ?」
「は、母上!」
ジル「母上.......」
母上「ベルちゃん泣かせたの?」
ジル「えっと.........」
「やりすぎですよ、母上」
ルート「そこまでですよ」
母上「えぇ、ルートちゃんが言うのなら、やめましょう」
ジル「助かった、感謝する、我が弟よ」
ルート「いえいえ、お兄様、お礼などいりませぬ」
ルート「あぁ、ベル!」
ベルリーノ「な、なんでしゅの?」
ルート「術師の事については僕から父上に相談しておくよ」
ベルリーノ「ありがとう!お兄様!」
〇謁見の間
ルート「と、言うわけなのです、父上、ベルリーノに術師の事を習わせてよろしいのでしょうか?」
父「わかった、ベルと話そう」
〇貴族の部屋
ベルリーノ「お話とはなんですの?」
父「術師の事だ。 本来なら5歳からしか扱うことができないのだ」
ベルリーノ「そう、ですよね.....」
父「だが、方法として一つある」
ベルリーノ「本当ですか? やったー!」
父「だが、家族と離れることになる」
ベルリーノ「え........」
父「どうするんだ、家族が術師の事か どちらを選ぶんだ?」
ベルリーノ「・・・・・・」
ベルリーノ「・・・・・・家族を選びます、お父様」
父「いい子だ、5歳になったら家庭教師を派遣しよう」
父「では」
ベルリーノ「・・・・・・・・・」
アリア「・・・・・・仕方がないのです」
ルート「・・・・・・僕は5歳ですが、病弱なのでできていません、それとおなじですよ、ベル」
アリア「わっ、私は術師の事できるわ!」
アリア「ファイアーボール!」
ベルリーノ「わぁぁっ!」
ルート「あつ!あっっ!」
アリア「ど、どうしよう!」
???「ウォーター」
ベルリーノ「き、消えた.....」
ルート「い、一体だれが....」
アリア「・・・・・・・・・」
「まさか!」
ジル「いかにも!」
ジル「俺がアリアの術師の事を沈めた!」
アリア「あ、ありがとうぅぅぅ!」
ジル「くるしゅうない!」
〇宮殿の部屋
私には二人の兄と一人の姉がいた。
私は次女にあたる。
じゃあ、家族紹介と行きますか!
長男、ジルヴァンド
青い髪に緑の目。
10才!
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