EP.1(脚本)
〇カラフルな宇宙空間
田沼意次「俺は今、この何もない空間で1人。 どうやら、”転生”というものをするらしい」
田沼意次(次は、どんな人生かなぁ・・・)
俺は、田沼意次という老中だった。田沼意次という人間は賄賂政治をしたとして有名で、俺が行った商人達に向けた政治は
死んだ今も、称賛されているらしい。
あまり、興味がないので詳しくは知らない。
田沼意次「しかし、賄賂は良いものだったんだけどなぁ・・・」
田沼意次「おや? 松平定信くんじゃないか! 元気にしてるかい?」
松平定信「元気だとも! 田沼意次~!」
俺(田沼意次)と、彼(松平定信)はいわゆるライバルという関係だった。
田沼意次「どうしたんだい? もしかして、君も死んだのか?」
松平定信「嗚呼、残念なことになぁ!」
田沼意次「つまり、俺と共に”転生”するようだね。 もう一度俺の華やかな政治を見せてあげるよ」